モデル | 銃身長 | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
K-100 フィールド K-100 デラックス | 28in | 1206mm | 3.29kg | 12ゲージ | 5 | アメリカ |
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K-100 スペシャル K-100 トロフィー K-100 サイテーション | 26-3/4in | 1175mm | 3.52kg |
※上記スペックは一例で、実際はモデルによって様々である
フライトキング・シリーズは、アメリカのハイスタンダード社が1960〜1970年代に製造していたポンプアクションショットガンである。
構造はごく基本的な散弾銃のものと変わらないが、銃身長/ゲージ/チョーク/ストック?やサイトの形状/マガジンチューブの長さや固定方法/上位モデルと下位モデル・・・などの違いで、膨大なバリエーションが存在する(例として、同じ「K-100」というモデルでも、複数のカタログナンバーが割り当てられている)。マガジンチューブには標準では5発のシェルを装填できるが、プラグを挿入することで2発に制限することもできる。
口径は、12ゲージのK-100/K-10/K-101/K-102/K-120/K-121/K-1200/K-1211、16ゲージのK-160、20ゲージのK-200/K-2011、28ゲージのK-2800、.410口径のK-410/K-4111。チョークの種類は、フル(全絞り)、モデ(半絞り、1/2絞り)、インプ・シリンダー(改良平筒、1/4絞り)、シリンダー(完全平筒)、スキート、交換チョーク、などが揃っている。
フライトキング・シリーズは自社以外でも、数多くの下請け企業で製造が行われていた。サベージ社やスティーブンス社といった中堅企業だけでなく、無名企業や海外企業にも製造を任せていたために品質管理が難しくなり、低品質や不良品を乱発する事態を招いてしまう。結果として、レミントン社やウィンチェスター社、イサカ社、モスバーグ社などの他散弾銃メーカーとの市場競争に敗れ、同社の散弾銃シリーズは1970年中盤に製造中止となった。
1966年に登場した「K-1200」は映画やTVドラマでプロップガンとして登場することが多く、ショートバレル&マガジンチューブ延長のライオットモデルは殊に有名である。
モデル | 特徴 |
フィールド | スタンダードモデル。木製のライフルストック?/フォアエンド |
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ブラッシュ | 調節可能なライフルサイトを追加 K-120/K1200のみ、リコイルパッド装着のデラックス仕様もあり |
ライオット | 20インチ又は18-1/2インチのショートバレル マガジンチューブを延長し、装弾数を6発に増やしている 簡易サイトのスタンダードと、ライフルサイトのデラックスがある |
デラックス | ハイエンドモデル。ライフルストック/フォアエンドにチェッカー加工 ベンチレーテッドリブ付きバレルもあり 後期製造モデルではリコイルパッド装着 |
M200 | エコノミーモデル 銃本体/ガンケース/プラスチック製トリガーロック/潤滑剤を同梱したパッケージ版もあり |
スペシャル | 27インチバレル。6段階調節の交換チョーク |
トロフィー | ライフルストック/フォアエンドにチェッカー加工。ベンチレーテッドリブ付きバレル 交換チョークのみ |
サイテーション | トロフィーのノーマルバレルモデル |
スキート | デラックスと同様だが、27インチのベンチレーテッドリブ付きバレル チョークはスキートのみ。リコイルパッド無し |
トラップ | デラックスと同様だが、30インチのベンチレーテッドリブ付きバレル チョークはフルのみ。リコイルパッド装着 |
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
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