有坂 九十九式騎兵銃

全長重量口径7.7mm総弾数5製造国日本

 有坂成章のにより開発された旧日本軍に正式採用されていた主力小銃である。米軍とほぼ同口径の大型弾を採用すると共に、戦時下での量産に耐えられるように可能な限りの合理化が図られた。またスコープやライフルグレネード等のオプション品を取り付けられるように、拡張性にも富んていた。しかし、当時の日本の国力では新型弾と銃の量産、そして戦場への輸送が出来なかった。その上、戦場に届けられたとしても、弾が無い、交換部品が無い、部隊内で三十八式と九十九式の二つの規格があるのは運用上、問題がある……などなど様々なデメリットが明らかになり、積極的に使われる事が無かった。結局、終戦までこの問題点は解決されず、九十九式は「運用できない欠陥銃」という不名誉な評価を受けてしまう。
 この銃の真の性能が明らかになったのは戦後になってからの事。九十九式ライフルを鹵獲して国に持って帰った米軍は、この銃を民間に格安で販売したが、それを購入して使用した者達が高い評価を下したのである。戦中の銃の中では一二を争う命中精度を持っていたのだ(中には現代狙撃銃に匹敵する代物もあった)。この為、九十九式は「アリサカモデル」という名前で米国人に愛用される事になった。

登場作品ジャンル使用者備考

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