ファンタジーやホラー物のフィクションに登場する、銀でできた弾丸の事。
銀はそれ自体の殺菌作用や、毒(ヒ素など)に触れると黒く変色する性質から『魔除け』などの効果を持つとされ、高級食器(暗殺の防止)や宗教用具に用いられてきた。神話や民間伝承でも狼男などの"化け物退治"用に銀製の武器を使用する事がポピュラーであり、それを現代の武器『銃』にまで発展させた物が『銀弾』である。
現在でも"化け物退治"用(?)として広く採用されており、ホラー系フィクションではほとんど定番武器として登場する。(映画「アンダーワールド」等を参照の事)
但し、銀は「柔らかい」「やや軽い」「サビやすい」そして「高価」と、素材としては欠点ばかりで弾丸としての利点はほぼ皆無である。
類似品として水銀弾があり、上述の「アンダーワールド」では血液内に浸透して内部から"浄化"する特殊な弾丸として描かれている。漫画「ヘルシング」でも"法儀式済み水銀弾頭"が登場するが、こちらは水銀をストッピングパワー増強の目的で使用しており、"浄化"作用は法儀式で付与している模様。
当然だが、東京マルイが販売している銀ダンエアガンは、銀製のBB弾ではない。
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