アニメ界の巨匠、宮崎駿が模型雑誌『モデルグラフィックス』に不定期で連載した作品。当初は実在の兵器(19世紀末から第2次世界大戦まで)を史実・空想を混ぜて紹介するエッセイだったが、次第に漫画作品となっていった。1994年に完結したが、1998年に『宮崎駿の妄想ノート』に改題して一時復活した。
なお、1992年に製作されたアニメ映画『紅の豚』はこの作品の1シリーズ『飛行艇時代』が原作である。
| 登場作品 | 使用者 | 火器名 | 備考 |
| 知られざる巨人の末弟 | WP-30乗員 | ブローニング Mk.1 | WP-30の搭載機銃 単装、2連装 発砲シーン無し |
| 農夫の眼 | ポテーズ540機銃手 | ルイス機関銃 | ポテーズの機銃 |
| イメージカットの日本軍航空兵 | 九二式七粍七機銃 | 旋回機銃 | |
| 特設空母安松丸物語 | ド乱視指揮官 | 九二式七粍七機銃 | 九六式艦攻の旋回機銃 |
| 自動拳銃 | 形式不明 | ||
| 九六式艦攻機銃手 | 九二式七粍七機銃 | 九六式艦攻の旋回機銃 | |
| ブラックバーン ロック機銃手 | ブローニング Mk.1 | ロックの回転銃塔の4連装機銃 | |
| ソードフィッシュ機銃手 | ルイス機関銃 | ソードフィッシュの旋回機銃 未発砲 | |
| イギリス海軍水兵 | ルイス機関銃 | 艦載型2連装 未発砲 | |
| ロンドン上空1918年 | ツェッペリン シュターケンR-IV機銃手 | パラベラムLMG14 | R-IVの旋回機銃 |
| ブリストル ファイター機銃手 | ルイス機関銃 | ファイターの旋回機銃 | |
| 最貧前線 | 吉祥丸船員 | 九二式七粍七機銃 | 吉祥丸の船橋機銃 |
| 小銃 | 形式不明 未発砲 | ||
| アメリカ兵 | ブローニングM2 | B24、B29の搭載機銃 | |
| 豚の虎 | ハンス | M24柄付手榴弾 | 収束手榴弾(6個) T-34に対して使用 |
| ドイツ兵 | MG34 | 輸送列車の対空機銃 | |
| ハンスの帰還 | ドランシ | 自動拳銃 | 形式不明 未発砲 |
| ローザの祖母 | MG34 | 4号戦車の前面車体機銃 封鎖部隊の突破で使用 | |
| イワン*1 | パンツァーファウスト | ドイツ軍からの鹵獲品 4号戦車に使用 | |
| PPSh41 | 未発砲 | ||
| 封鎖部隊指揮官 | 自動拳銃 | 形式不明 未発砲 | |
| アメリカ軍指揮官 | 回転式拳銃 | 未使用 | |
| 封鎖部隊兵士 | MP40 | 未発砲 | |
| Kar98K | |||
| 機関銃 | 形式不明 未発砲 | ||
| ソ連兵 | パンツァーファウスト | ドイツ軍からの鹵獲品 未発砲 | |
| PPSh41 | ー | ||
| モシンナガン M1891/30 | ー | ||
| RGD-33柄付手榴弾 | − | ||
| アメリカ兵 | ブローニングM2 | ジープに車載 未発砲 | |
| ブローニングM1919 | M4中戦車に車載 未発砲 |
第2次大戦中、最優秀ティーガー戦車長の一人に数えられるオットー・カリウスの回想を元に1944年3月のエストニア・ナルヴァ地方の戦いを漫画化した
作品。宮崎駿は制作にあたってナルヴァの古戦場と戦争を生き抜いたカリウスの元を訪れている。
| 使用者 | 火器名 | 備考 |
| カリウス | LP42 | 信号弾 |
| ハーゼ | Gew43 | 発砲シーン無し |
| M24柄付手榴弾 | カリウスからの意見具申時に尻につけていた | |
| クラーマー (カリウスの部下・砲手) | MG34 | ティーガーの主砲同軸機銃 |
| 若い少尉 | MP40 | ー |
| M24柄付手榴弾 | − | |
| パンツァーファウスト | カリウスとの初対面時に肩にかけていた 未使用 | |
| ドイツ兵 | Kar98K | ー |
| MP40 | ||
| Stg44 | ||
| MG42 | ||
| M24柄付手榴弾 | ||
| ティーガー戦車乗員 | MG34 | ティーガーの車載機銃(主砲同軸・車体前面) |
| ソ連兵 | PPSh41 | ー |
| モシンナガン M1891/30 | スコープ付も使用 | |
| DP | ー | |
| 回転式拳銃 | 未使用 狙撃部隊が掃討されたときに落とす | |
| PM1910 | 発砲シーン無し | |
| PTRS1941 | カリウス車のペリスコープを破壊した |
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