*ワルサー PP/PPK [#pcf4142e] #ref(ppks.jpg,center) |~全長|148mm|~重量|570g|~口径|7.65mmx17|~総弾数|8+1|~製造国|ドイツ| 1920年代に、当時新鋭企業だったワルサー社が様々な研究の末に警察用拳銃として開発した物がワルサーPP(Polizei Pistole:警官拳銃)。これが警察以外にも銃不足にあえぐ欧州各国の軍が注目し、士官用の携帯用拳銃として人気が出たため、 さらに携帯に向く様に小型化をはかった物がワルサーPPK(Polizei Pistole Kurzschlus:警官短拳銃)である。 携帯性と性能に優れたPPとPPKは多数生産され欧州各国の軍/警察で使用されたが、第2次大戦中の戦時急造で粗悪品が大量に出回った事と、 ドイツのゲシュタポが好んで使用したため評判が芳しくなかった。 そのイメージを一新させたのが映画『007』シリーズであり、第2作目より主人公ジェームズ・ボンドが[[ベレッタ M1919]]からこのワルサーPPKに持ち替えたところ、それがスパイのスタイルに合致し後にPPKはジェームズ・ボンドの代名詞と云われる程有名になった (ただし最近はPPKから[[P99>ワルサー P99]]に乗り換えたようである)。 またPPKをアメリカに輸出する際、アメリカでは小型すぎる拳銃だと法律に触れてしまうため、あえて大型のPPフレームにPPKのシステムを組み込んでPPK/Sの名前で販売した。 これがかえってアメリカ人の手のサイズに合い、映画との相乗効果も相まって非常にヒットした。 #br |登場作品|ジャンル|使用者|備考|h |007−007は二度死ぬ|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−オクトパシー|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−ゴールデンアイ|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−ゴールドフィンガー|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−サンダーボール作戦|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−ダイヤモンドは永遠に|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−トゥモローネバーダイ|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−ムーンレイカー|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−ユア・アイズ・オンリー|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−リビング・デイライツ|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−黄金銃を持つ男|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−死ぬのは奴らだ|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−私を愛したスパイ|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−女王陛下の007|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−消されたライセンス|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |007−美しき獲物たち|映画|ジェームズ・ボンド|PPK| |D-17 復讐のサマータイム|小説|フェンリル|PPK/S| |アヴァロン|映画|アッシュ|−| |エイリアン魔獣境|小説|太宰 ユキ|−| |スワロウテイル|映画|ヒホ・フェイフォン|−| |ハード・デイズ・ナイツ|小説|ヤノシュ|減音器付| |バトルロワイアル|映画|松井 知里|−| |バトルロワイアル|小説|桐山 和雄|−| |バトルロワイアル|小説|沼井 充|−| |フルメタル・パニック!|アニメ|テレサ・テスタロッサ|PPK 原作小説ではワルサーTPHを使用| |フォックスハンター|漫画|フォン・クラマー男爵|PPK| |ヘルシング|アニメ|インテグラル・F・W・ヘルシング|−| |モンスター|漫画|アンナ・リーベルト|単行本16巻| |黒豹の鎮魂歌(第1部)|小説|新城 彰|−| |黒豹の鎮魂歌(第2部)|小説|新城 彰|−| |終戦のローレライ|小説|パウラ・A・エヴナー|PPK| |終戦のローレライ|小説|フリッツ・S・エヴナー|−| |川の深さは|小説|城崎 涼子|PPK| |探偵紳士DASH!|ゲーム|神 あやめ|−| |東京タブロイド|小説|天瑞 遊馬|−| |名探偵コナン 世紀末の魔術師|映画|浦思 青蘭|PPK/S| |ガンスミス・キャッツ|漫画|ラリー・ビンセント|-| #pcomment