全長 | 重量 | 弾頭 | 装弾数 | 製造国 |
1200mm | 22.3kg | タンデム成型炸薬弾頭 | 1 | アメリカ |
アメリカのロッキード・マーチン社とレイセオン社が共同開発した、携行式の対物火器。正式名称は"FGM-148 Javelin"。
主な目標は戦車等の装甲車両だが、建物や低空を飛行するヘリコプターへの攻撃も可能である。トップアタックとダイレクトアタックの2モードが選択でき、前者は装甲車両の弱点である上面装甲を狙うためのもの、後者は建造物等への攻撃に用いる直進モードである。ジャベリンの弾頭は、戦車の主装甲の上に施される爆発反応装甲(ERA;エクプローシブ・リアクティブアーマー)などの増加装甲に対抗するために開発されたもので、タンデム式と呼ばれる2段構えのもの。1段目で増加装甲を破壊し、2段目で主装甲を貫く構造である。
CLU(Command Launch Unit)と呼ばれる発射管制ユニットと、LTA(Launch Tube Assembly)と呼ばれる発射筒、ミサイル本体の三つに分かれており、これらを組み立てるだけで大掛かりな準備をすることなく発射できるのが特徴。自律誘導式で撃ちっ放し機能を備えているので、ミサイル発射後すぐに機器を分割してその場を離脱することが可能である。バックブラストが比較的小さいため、撃つ場所を選ばないのも利点の一つである。
欠点は、22kgもある発射装備一式に加え、CLU用のバッテリーも必要となるため、それらを併せるとかなりの重量となること。
アメリカ軍では、1975年から使っていたM47ドラゴンに替わって、このジャベリンへ更新され、2003年のイラク戦争で初めて実戦で使用された。採用国はアメリカの他、オーストラリアやイギリス、台湾ほか数十カ国に上る。
なお、イギリスの開発した携行式地対空ミサイルにもジャベリンの名を持つものがあるが、本ミサイルとは別物である。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
007(ゲーム) | − | − | 項目参照 |
America's Army | ゲーム | 米軍兵士 | − |
HOME FRONT | − | − | 項目参照 |
アームド・アサルト | − | − | 項目参照 |
アイアンマン | − | − | 項目参照 |
宇宙戦争 | − | − | 項目参照 |
オペレーション・フラッシュポイント | − | − | 項目参照 |
コール オブ デューティ4: モダン・ウォーフェア | − | − | 項目参照 |
コール オブ デューティ: モダン・ウォーフェア2 | − | − | 項目参照 |
コール オブ デューティ: モダン・ウォーフェア3 | − | − | 項目参照 |
バトルフィールド 3 | − | − | 項目参照 |
メタルギアソリッド4 | − | − | 項目参照 |
ヨルムンガンド | − | − | 項目参照 |
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