*レッドブル / Red Heat RIGHT:1988年、アメリカ映画 RIGHT:監督:ウォルター・ヒル &size(20){''・ストーリー''}; 冷戦の末期、開放政策の中でソビエト連邦内でも麻薬、組織犯罪が激増しつつあった。 モスクワ市警のイワン・ダンコ大尉(アーノルド・シュワルツネッガー)は、アメリカへ逃亡した自国のマフィアのボスであるビクター(ビクトル)・ロスタビリの引渡しを受けるためシカゴ市警にやってきた。 国家間の対立関係などに起因するぎこちない空気の中、引渡しは完了したが護送中に襲撃を受けビクターは逃亡する。 ダンコ大尉はシカゴ市警のリジック刑事(ジェームズ・ベルーシ)と組み、性格の違いや立場を乗り越えて理解しあうようになった二人は、協力してビクターを追い詰める… &size(20){''・作品解説''}; 同じウォルター・ヒル監督の『48時間』と同じく、人種や文化の差を越えた主役二人の協力と友情を描いた「バディ・ムービー」。 ゴルバチョフ政権下のペレストロイカ、グラスノスチ(改革、情報公開)政策の中で、アメリカ映画として初めてモスクワ・赤の広場での撮影を許可された作品としても知られている。娯楽色が強いが、当時のソビエト連邦内での地域・人種差別もちらりと描かれている(悪役ビクターは、現在もロシアとの対立が続くグルジアの出身)。 配役では、後に『[[マトリックス]]』シリーズでブレイクするローレンス・フィッシュバーンが、嫌みな上司スタッブス警部補役で登場しているのも隠れた見所。 |使用者|銃器名|備考|h |イワン・ダンコ大尉|[[ポドビリン 9.2mm拳銃>IMI デザートイーグル]]|メインアーム&br;デザートイーグル(.357mag)に[[ワルサー P38]]のグリップフレームを移植したプロップガン| |~|[[S&W M29>SW M29]]|リジックから渡される| |アート・リジック刑事|[[S&W M60>SW M36]]|メインで使用| |チャーリー・スタッブス警部補|[[S&W M36>SW M36]]|クリーンヘッド団のアパートを捜索する際に所持| |ギャラガー刑事|[[S&W M60>SW M36]]|アパートを捜索する際に所持| |ロウ・ドネリー警視|[[ポドビリン 9.2mm拳銃>IMI デザートイーグル]]|ダンコのもの| |モスクワ市警察 警官|FEG PA-63|序盤で登場&br;9mmx18Makarov弾を使用するハンガリー製[[PPK>ワルサー PP]]コピー| |ユーリ・オルガノフ|[[FEG MAK380>USSR マカロフ]]|ハンガリー製マカロフPMコピー&br;序盤で登場| |ビクター・'ロスタ'・ロスタビリ|BTJ DA38デリンジャー|[[スリーブガン]]仕様| |~|[[H&K P9S>HK P9S]]|ノーマルとスライドシルバーの[[二挺拳銃]]| |バグラン・ロスタビリ|FEG PA-63|序盤で登場| |バラーダ|[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]|病院の廊下で女装して使用| |クリーンヘッド団|[[タウルス PT99>タウルス PT92]]|ホテルで使用| |~|[[M1911A1>コルト ガバメント バリエーション]]|ハーフシルバー&br;ホテルで使用| |~|[[レミントン M870]]|シカゴ警察がアパートに踏み込んだ際に使用| |~|[[S&W M586>SW M686]]|警備員に扮して使用| |~|[[M16A1>コルト AR15]]|−| |~|[[コルト CAR-15>コルト XM177]]|バリエーション不明| |~|[[USSR AK47]]|−| |~|[[H&K HK94カービン>短機関銃/HK MP5]]|~| |グルジアギャング|[[S&W M586>SW M686]]|警備員に扮して使用| |娼婦|[[S&W M38>SW M49]]|風呂場で使用| |ソ連軍兵士|[[USSR シモノフSKS]]|タイトルバック、赤の広場の行進で所持| ---- #pcomment