ライオットシールド(riot shield)は、警察や軍隊・準軍事組織の一部に配備されている盾である。民間警備会社の警備員が装備している場合もあり、ほとんどの場合、透明のポリカーボネイト製で、一部のものは覗き穴を空けた防弾鋼板製のものもある。
頭から膝の範囲を十分覆えるほどの長さに設計されていて、一部は、拳銃や散弾銃のような貫通力が低い弾丸を防げるように設計されているが、必ずしも全てがそのようになっているわけではない。
飛翔物や鈍器、刃物を防ぐように作られているが、銃火器は必ずしもそうではなく防弾シールドは意外と少ない
ポリカーボネイト製の物は多くの樹脂層を作り強度を生み出している。取っ手の付き方もさまざまだが最もよくあるものは、2つの取っ手が同じ高さで2つ並んでいるものである。使用者は腕(もっぱら左腕)を2つの取っ手にまっすぐ通し、手の側に来ている取っ手をつかんで使う。
建造物等の突入・制圧時には、一番最初に盾を持った隊員が乗り込み、その隊員の陰に隠れる形で後続が制圧するパターンが多いようだ。
同時に拳銃を構えることも多いようだが、横撃ちになりまともに照準できないため、当たることは少ないようだがそれでも十分威嚇能力を持つ。
リロードするときは腰に弾倉を斜めにさしていること多い。ある意味では二挺拳銃に通じる部分があるかもしれない。
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