アメリカの人気TVドラマ『スパイ大作戦』を映画化した作品。現在、4作品が製作されている。
・ストーリー
ジム・フェルプス（ジョン・ヴォイト）率いるIMFチームは、チェコで新たな作戦につく。今回の任務は、CIAエージェントのリスト流出の阻止。
ところが、作戦はいずこからか外部に漏れていた。チームは罠にはめられ、リーダーのフェルプスも含めて壊滅。生き残ったイーサン・ハント（トム・クルーズ）は本部に救援を求めるが、実は今度の作戦自体が、IMF内部の二重スパイ”ヨブ”をいぶり出すための陽動だったと知る。なまじ生き残ってしまったがためにスパイと疑われてしまったイーサンは、濡れ衣をはらすため、まず”ヨブ”の背後にいる武器商人マックスに接触。”ヨブ”を出し抜きマックスの信用を勝ち取るべく、自ら新たなチームを立ち上げ、CIA本部に逆潜入。まんまとリストの奪取に成功する。
そして、いよいよリストをマックスに引き渡すという段になって、突然、意外な人物がイーサンの前に現れた―――
・作品解説
フェルプスの意外な役回りなどにTVシリーズのファンからは批判も出たものの、冒頭から予断を許さぬ展開が好評を博した一編。しかし、制作・主演のトム・クルーズとソリ（作風）が合わなかったのか、デ・パルマ監督はこれ1作で降板。以降はアクション路線に大きくシフトすることとなる。
そのため、かえってこの1作目だけ浮き上がっている感もあるが、最後の「大どんでん返し」などミステリー仕立ての筋書きは、いかにもデ・パルマ流。銃撃戦は少ないが、正統派のスパイアクション（化かし合い）を楽しみたいならこちらの方がよいかも。
| 使用者 | 銃器名 | 備考 |
| イーサン・ハント | ベレッタ M8000 | − |
| CIA本部の警備員 | H&K MP5A3 | フラッシュライト装着型ハンドガード |
・ストーリー
フェルプス亡き後、IMFのチームリーダーとなったイーサンは、休暇中にも関わらず例によって指令を受け取る。シドニー空港を飛び立ったある旅客機が原因不明の墜落事故を起こし、搭乗者の中に知人の細菌学者ネロルヴィッチ（レイド・シェルヴェッチア）が含まれていたからだ。彼は製薬会社≪バイオサイト≫のマクロイ（ブレンダン・グリーソン）社長の命を受け、殺人ウイルス「キメラ」と解毒剤「ベレロフォン」を完成させたものの、罪の意識から外部への持ち出しを試みようとする。
しかし、その動きを察知した元IMF局員でテロリストのショーン・アンブローズ（ダグレイ・スコット）一味の罠にはまり、ウイルスを奪われたあげく殺害されたのだった。
イーサンは上司スワンベック（アンソニー・ホプキンス）の指示でセビリアへ飛び、かつてアンブローズの恋人だった女泥棒ナイア・ノードフ・ホール（サンディ・ニュートン）に接触する。アンブローズの動向を探るべく、その隠れ家に向かったナイアだったが、まもなく本心を見破られてしまう。
一方イーサンは、天才ハッカーのルーサー・スティッケル（ヴィング・レイムス）とヘリのパイロットであるビリー・ベアード（ジョン・ポルソン）の助力を得て、残ったウイルスを処分するために研究所へ潜入するが、もう一息のところで失敗、ナイアは最後のキメラを自らに感染させてしまう。
任務を完了させナイアの命を救うために、イーサンは決死の闘いを挑むのだった―――
| 使用者 | 銃器名 | 備考 |
| イーサン・ハント | ベレッタ M92FS ブリガディア | ホーグ製フィンガーグルーブ付きラバーグリップ装着 サイドアーム(ショルダーホルスターに携行) バイオサイト社ではM92FS コンパクトとの二挺拳銃 |
| ベレッタ M92FS コンパクト | ホーグ製フィンガーグルーブ付きラバーグリップ装着 サイドアーム(SOBホルスターに携行) バイオサイト社ではM92FS ブリガディアとの二挺拳銃 | |
| M26/M61手榴弾 | 取引現場で使用 | |
| H&K USP コンパクト | 終盤、アンブローズの銃を使用 | |
| ショーン・アンブローズ | スフィンクス AT2000S | Cz75のスイス製クローン銃 サイドアーム |
| H&K USP コンパクト | バックアップガン 終盤の格闘で落とす | |
| ベレッタ M92FS ブリガディア | 終盤でイーサンの銃を使用 | |
| ルーサー・スティッケル | ベレッタ M92FS Inox | バンが爆破された時に使用 発砲無し |
| コルト M635 | レッドダットサイト装着 発砲無し | |
| グレネードランチャー | 中折れ式シングルショットランチャー AR15のロアレシーバーを流用したプロップガン レッドダットサイト装着 終盤で使用 | |
| ヒュー・スタンプ | ベクター CP1 | サイドアーム |
| ウォリス | ブローニング BDM | 研究所の銃撃戦で使用 |
| ウルリッヒ | ステアー GB | − |
| マイケル | 1911 | 取引現場で使用 発砲無し |
| 屋敷の警備員 | グロック 17 | セビリアの屋敷内で使用 発砲無し |
| アンブローズの部下 | H&K USP | − |
| S&W M559 | − | |
| シグザウエル P228 | − | |
| CZE Vz61 | − | |
| H&K MP5A2 H&K MP5A3 | ダブルマガジン装着モデルもあり フラッシュライト装着モデルもあり | |
| H&K MP5K | − | |
| モスバーグ M590 | ||
| バイオサイト社の警備員 | グロック 17 | 研究所の銃撃戦で使用 |
| H&K MP5A3 | ||
| H&K MP5K | ||
| イサカ M37 | ||
| モスバーグ M590 |
・ストーリー
第一線から退いて、諜報機関≪IMF≫の指導教官になったイーサンは、婚約者のジュリア（ミシェル・モナハン）と幸せな日々を過ごしていた。
だが教え子であるリンジー（ケリー・ラッセル）が拉致されたことで、彼は現役復帰を決意する。
その後、一連の事件の裏に国際的武器商人オーウェン・ディヴィアン（フィリップ・シーモア・ホフマン）が関係していることが発覚。ディヴィアンを秘密裏に確保すべく、そして彼が狙う｢ラビットフット｣の正体を探るため、再びチームを結成し一路バチカンへと向かうのだった―――。
| 使用者 | 銃器名 | 備考 |
| イーサン・ハント | バレット M82A1 | ベルリンで廃工場の周囲に設置する |
| H&K MP5K-PDW | ベルリンの廃工場で使用 | |
| ベレッタ M92G エリートIA | サイドアーム リンジー救出時はフラッシュライト装着 | |
| IMI デザートイーグル MK.XIX | 架空設定のプロップガン*3 シルバーフレーム ヴァチカン侵入時に使用 | |
| グロック 19 | 麻酔銃仕様に改造したプロップガン | |
| H&K G36K | ケース内のパーツを組み立てる 橋での銃撃戦で使用 | |
| グロック 17 | 上海で負傷したゼーンの銃を借用 | |
| ベレッタ M92FS | 上海でディヴィアンの手下から強奪 台詞では「ベレッタ M92F」と呼称 | |
| オーウェン・ディヴィアン | シグザウエル P228 スポーツ | コンペンセイター装着 イーサンへの尋問時に使用 |
| ベレッタ M92FS | 上海の診療所(?)で所持 | |
| ジュリア・“ジュールス”・ミード | ベレッタ M92FS | 上海の診療所(?)で使用 イーサンがディヴィアンの手下から強奪した銃 |
| ルーサー・スティッケル | バレット M82A1 | フルオート機能搭載 三脚装着 ドラムマガジン装着 端末で遠隔操作する |
| H&K P2A1 | ヘリでのチェイス時に使用 | |
| ゼーン・リー | H&K UMP | ベルリンの廃工場で使用 |
| グロック 17 | サイドアーム | |
| デクラン・ゴームリー | グロック 19 | 麻酔銃仕様に改造したプロップガン ヴァチカンでイーサンの銃を所持 |
| ベレッタ M92G エリートIA | 橋での銃撃戦で所持 | |
| リンジー・ファリス | ベレッタ M92G エリートIA | フラッシュライト装着 イーサンの銃を借用 |
| M4A1 | RISハンドガード ACOGスコープ装着 目隠し状態で銃を組み立てる訓練で使用 | |
| マスグレイヴ | ベレッタ M92FS | 上海の診療所(?)で使用 |
| ピート | スタームルガー MkI | テーザー銃仕様に製作したプロップガン 病院の駐車場で使用 |
| ディヴィアンの手下 | AKMSU | 橋での銃撃戦ではブラックモデル |
| ドラグノフ | 橋での銃撃戦でヘリ搭乗員が所持 | |
| ベレッタ M92FS | 上海の診療所(?)で使用 | |
| IMF局員 | H&K G36C | 発砲無し |
| スタームルガー MkI | テーザー銃仕様に製作したプロップガン 病院の駐車場で使用 | |
| ヘンシャン・ルービルの警備員 | H&K MP5A3 | 上海で使用 |
・ストーリー
ロシアで極秘任務にあたっていたイーサン（トム・クルーズ）率いるIMFメンバー。ところがクレムリンにて爆弾テロが発生。イーサンを含めたメンバーに爆弾テロの容疑がかけられ、更にIMFからも存在を抹消されてしまう。汚名を晴らすためにIMF長官（トム・ウィルキンソン）と極秘接触したイーサンは長官からとあるミッションを引き受けるが、何者かの襲撃によって長官が死亡してしまう。
辛くもこの場を脱したイーサンは、同行していたエージェントのブラント（ジェレミー・レナー）、前回の任務でサポートをしてくれたベンジー（サイモン・ペッグ）、そして新たにこの任務に参加したジェーン（ポーラ・パットン）と共に、黒幕が取引現場を行うとされるドバイの「ブルジュ・ハリファ」へと向かう。
| 使用者 | 銃器名 | 備考 |
| イーサン・ハント | シグザウエル P226R? | 隠れ家でブラントに向ける 発砲無し |
| ウィリアム・ブラント | シグザウエル P226R? | − |
| グロック 17 | ブルジュ・ハリファにて所持 発砲無し | |
| ジェーン・カーター | USSR マカロフ | − |
| シグザウエル P226R? | − | |
| シグ SG552 | 貨物列車内で所持 発砲無し | |
| ベンジー・ダン | シグザウエル P226R? | P228かも 終盤で使用 |
| H&K G36C | 貨物列車内で所持 発砲無し | |
| トレヴァー・ハナウェイ | グロック 17 | 冒頭で使用 |
| サビーヌ・モロー | スタームルガー MkI | これを使用していたと思われる 冒頭で使用 |
| ヘンドリクスの手下 | H&K P7 | サプレッサー装着 終盤で使用 |
| モローのボディーガード | ベレッタ M8000 | ブルジュ・ハリファにて所持 発砲無し |
| シディロフの部下 | AKM | RIS仕様 フォアグリップ装着 ダットサイト装着もあり |
| AKS74U | RIS仕様 終盤で所持 発砲無し | |
| クレムリン警備員 | USSR マカロフ | 発砲無し |
| USSR シモノフSKS |
■任務中に生じるIMFエージェントの処遇について流れるメッセージガジェットの音声：
"As always, should any member of your team be caught or killed, the Secretary will disavow all knowledge of your actions."
（例により、君やチームメンバーの誰かが敵に捕えられ殺されても、当局は一切関知しない）
ちなみに引用したのは、2作目のスワンベック指令からのメッセージである。
■IMFのメッセージガジェットが自己消滅する時の音声：
"This message will self-destruct in five seconds."
（このメッセージは5秒後に自己消滅します）
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