*ミッション:インポッシブル / Mission:Impossible [#b5808b47] アメリカの人気TVドラマ『スパイ大作戦』を映画化した作品。現在、3作品が製作されている。 ***ミッション:インポッシブル (原題 Mission:Impossible) [#pa67c1e5] RIGHT:1996年,アメリカ映画 RIGHT:監督 ブライアン デ パルマ #br #ref(m%20i%20SPLASH.jpg,center,nolink,M:i) &size(20){''・ストーリー''}; ジム フェルプス(ジョン ヴォイト)率いるIMFチームは、チェコで新たな作戦につく。今回の任務は、CIAエージェントのリスト流出の阻止。 ところが、作戦はいずこからか外部に漏れていた。チームは罠にはめられ、リーダーのフェルプスも含めて壊滅。生き残ったイーサン マシュー ハント(トム クルーズ)は本部に救援を求めるが、実は今度の作戦自体が、IMF内部の二重スパイ「ヨブ」をいぶり出すための陽動だったと知る。なまじ生き残ってしまったがためにスパイと疑われてしまったイーサンは、濡れ衣をはらすため、まず「ヨブ」の背後にいる武器商人「マックス」に接触。ヨブを出し抜きマックスの信用を勝ち取るべく、自ら新たなチームを立ち上げ、CIA本部に逆潜入。まんまとリストの奪取に成功する。 そして、いよいよリストをマックスに引き渡すという段になって、突然、意外な人物がイーサンの前に現れた。それは死んだと思われていたフェルプスだったのだ。フェルプスは自らつかんだという「ヨブ」の正体をイーサンに告げたのだが―――。 &size(20){''・ミステリー重視''}; フェルプスの意外な役回りなどにTVシリーズのファンからは批判も出たものの、冒頭からチームが壊滅するなど予断を許さぬ展開が好評を博した一編。しかし、制作・主演のトム クルーズとソリ(作風)が合わなかったのか、デ パルマ監督はこれ1作で降板。以降はアクション路線に大きくシフトすることとなる。 そのため、かえってこの1作目だけ浮き上がっている感もあるが、最後の「大どんでん返し」などミステリー仕立ての筋書きは、いかにもデ パルマ流。銃撃戦は少ないが、正統派のスパイアクション(化かし合い)を楽しみたいならこちらの方がよいかも。 |使用者|銃器名|備考|h |イーサン M ハント|[[ベレッタ M8000]]|−| ***ミッション:インポッシブル 2((M:i-2とも表記)) (原題 Mission:Impossible II) [#ldef4cd7] RIGHT:2000年,アメリカ映画 RIGHT:監督 ジョン ウー #br #ref(Mission_Impossible_II.jpg,center,nolink,M:i-2) &size(20){''・ストーリー''}; ジム フェルプス(ジョン ヴォイト)亡き後、IMFのチームリーダーとなったイーサン(トム クルーズ)は、休暇中にも関わらず例によって指令を受け取る。シドニー空港を飛び立ったある旅客機が原因不明の墜落事故を起こし、搭乗者の中に知人の細菌学者ネロルヴィッチ(レイド シェルヴェッチア)が含まれていたからだ。彼は製薬会社《バイオサイト》のマクロイ(ブレンダン グリーソン)社長の命を受け、殺人ウイルス「キメラ」と解毒剤「ベレロフォン」を完成させたものの、罪の意識から外部への持ち出しを試みようとする。 しかし、その動きを察知した元IMF局員でテロリストのショーン アンブローズ(ダグレイ スコット)一味の罠にはまり、ウイルスを奪われたあげく殺害されたのだった。 イーサンは上司スワンベック(アンソニー ホプキンス)の指示でセビリアへ飛び、かつてアンブローズの恋人だった女泥棒ナイア ノードフ ホール(サンディ ニュートン)に接触する。アンブローズの動向を探るべく、その隠れ家に向かったナイアだったが、まもなく本心を見破られてしまう。 一方イーサンは、天才ハッカーのルーサー スティッケル(ヴィング レイムス)とヘリのパイロットであるビリー ベアード(ジョン ポルソン)の助力を得て、残ったウイルスを処分するために研究所へ潜入するが、もう一息のところで失敗、ナイアは最後のキメラを自らに感染させてしまう。 任務を完了させナイアの命を救うために、イーサンは決死の闘いを挑むのだった―――。 &size(20){''・スパイ映画?''}; 「本来チームプレイを重視する作品なのにイーサンの単独行動が目立つ」、「アクションシーンだけに力を入れ過ぎだ」、との批判的意見があるが、監督が"あの"ジョン ウーなので、致し方ないだろう(とはいえ前半は追跡・潜入・ハッキング、と結構真っ当なスパイサスペンス調だったりする)。 しかし、純粋にガンアクション映画として見れば、むしろシリーズ中で最高の出来と言えよう。華麗な[[二挺拳銃]]プレイを披露したり、バイクに乗りながらの銃撃戦を繰り広げたり…… 前作を遙かに凌ぐアクションを創造しつつ、大スターを相手にしながら一歩も引かない「ジョン ウー ワールド」を垣間見ることができる、貴重な作品である。 |使用者|銃器名|備考|h |イーサン M ハント|[[ベレッタ M92FS ブリガディア>ベレッタ M92]]|フィンガーチャンネル付グリップ&br;センチュリオンとの[[二挺拳銃]]| |~|[[ベレッタ M92F センチュリオン>ベレッタ M92]]|ブリガディアとの[[二挺拳銃]]| |~|[[HK USP コンパクト>HK USP]]|アンブローズの銃を終盤で使用| |ルーサー スティッケル|[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]|バンが爆破された時に使用&br;発砲無し| |~|[[コルト M635 9mm>コルト XM177]]|9mmSMG仕様&br;[[ダットサイト]]装着&br;発砲無し| |~|グレネードランチャー|[[ダットサイト]]装着&br;ラストで使用| |ショーン アンブローズ|[[スフィンクス AT2000S>CZE Cz75]]|[[Cz75>CZE Cz75]]のスイス製クローン銃| |~|[[HK USP コンパクト>HK USP]]|バックアップガン&br;発砲無し&br;ラストの格闘で落とす| |~|[[ベレッタ M92FS ブリガディア>ベレッタ M92]]|イーサンの銃を終盤で使用&br;発砲無し| |ヒュー スタンプ|[[シグザウアー P230]]|[[P232>シグザウアー P232]]かも?| |ウォリス|[[FN ブラウニングBDM]]|研究所の銃撃戦で使用| |ウルリッヒ|[[ステアー GB]]|−| |マイケル|[[コルト M1911>コルト ガバメント]]|取引現場で使用&br;発砲無し| |アンブローズの部下|[[シグザウアー P228]]|−| |~|[[SW M559>SW M39]]|−| |~|[[HK MP5A5>HK MP5]]|ダブルマガジン仕様もあり| |~|[[HK MP5K]]|−| |~|[[CZE Vz61]]|−| |アンブローズの私兵部隊|[[HK USP]]|−| |~|[[HK MP5A4>HK MP5]]|フラッシュライト装着型もあり| |~|[[レミントン M1100]]|ショートモデル| |バイオサイトの警備員|[[グロック 17]]|研究所の銃撃戦で使用| |~|[[HK MP5A5>HK MP5]]|~| |~|[[HK MP5K]]|~| |~|[[レミントン M870]]|~| |屋敷の警備員|[[グロック 17]]|セビリアの屋敷内で使用&br;発砲無し| ***ミッション:インポッシブル 3((M:i:IIIとも表記)) (原題 Mission:Impossible III) [#vc49d743] RIGHT:2006年,アメリカ映画 RIGHT:監督 J J エイブラムス #br #ref(Mission%20impossible.jpg,center,nolink,M:i:III) &size(20){''・ストーリー''}; 第一線から退いて、諜報機関《IMF》の指導教官になったイーサン(トム クルーズ)は、婚約者のジュリア(ミシェル モナハン)と幸せな日々を過ごしていた。 だが教え子であるリンジー(ケリー ラッセル)が拉致されたことで、彼は現役復帰を決意する。 その後、一連の事件の裏に国際的武器商人オーウェン ディヴィアン(フィリップ シーモア ホフマン)が関係していることが発覚。ディヴィアンを秘密裏に確保すべく、そして彼が狙う「ラビットフット」の正体を探るため、再びチームを結成し一路バチカンへと向かうのだった―――。 |使用者|銃器名|備考|h |イーサン M ハント|[[バレット M82 AUTO>バレット M82]]|設置担当のため発砲無し| |~|[[HK MP5K]]|折り畳みストック装着&br;リンジー救出時に使用| |~|[[ベレッタ M92F エリート>ベレッタ M92]]|フラッシュライト装着時もあり| |~|[[マルチイーグル>IMI デザートイーグル]]|マルチパーパスカスタム((電子機器妨害弾やグラッピリングフックが使用可能))&br;ヴァチカン侵入作戦で使用| |~|[[HK G36K>HK G36]]|ケース内のパーツを組み立てる&br;橋での銃撃戦で使用| |~|[[IMI ジェリコ941]]|[[サプレッサー?>減音器]]装着&br;ヘンシャン ルー ビル屋上で使用&br;麻酔銃?| |~|[[グロック 17]]|上海で負傷したゼーンの銃を使用| |~|[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]|ディヴィアンから強奪| |ジュリア A ミード|[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]|ディヴィアンの銃を使用| |ルーサー スティッケル|[[バレット M82 AUTO>バレット M82]]|[[ドラムマガジン]]仕様&br;[[フルオート]]改造仕様&br;[[三脚>バイポッド]]に乗せて遠隔操作可能| |ゼーン リー|[[HK UMP]]|リンジー救出時に使用,発砲無し| |~|[[グロック 17]]|−| |デクラン ゴームリー|[[ベレッタ M92F エリート>ベレッタ M92]]|橋での襲撃シーンで登場&br;発砲無し| |リンジー ファリス|[[ベレッタ M92F エリート>ベレッタ M92]]|フラッシュライト装着&br;イーサンの銃を使用| |マスグレイヴ|[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]|死に際に一発発砲| |ピート&br;(IMFエージェント)|麻酔銃?|病院の駐車場で使用| |IMF局員|[[HK G36C>HK G36]]|発砲無し| |~|麻酔銃|病院の駐車場で使用| |オーウェン ディヴィアン|[[シグザウアー P228 スポーツ>シグザウアー P228]]|[[コンペンセイター]]装着&br;ラストのイーサンへの尋問時に使用| |~|[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]|発砲無し&br;ラストで登場| |ディヴィアンの手下&br;(at ドイツ ベルリン)|[[USSR AKS74U]]|廃墟内での銃撃戦で使用| |強襲部隊|[[USSR AKS74U]]|UH-1から発砲&br;ブラックモデル| |~|[[USSR ドラグノフ]]|改良型[[スコープ]]装着&br;発砲無し| |ヘンシャン ルー ビル&br;の警備員|[[HK MP5A5>HK MP5]]|上海のシーンで使用| #hr CENTER:このページに掲載されている画像の著作権等、一切の権利は、 CENTER:[[Paramount Pictures>http://www.paramount.com/index.php]]が有しています。 #hr ---- #pcomment