Mikhail Timofeevich Kalashnikov(1919〜)

 資料によってはミハイル ティモフェビッチ カラシニコフ。ソ連を代表する銃工でAK47の設計者。
 大祖国戦争では戦車兵として赤星勲章(ソ連の戦功勲章)を受賞されるほどの活躍をしていたが、ブリャンスクの戦いで負傷し後方に配属され銃器開発者となる。戦後ドイツのStG44(アメリカのM1ガーランド説もあり)を参考に自国に適した突撃銃を開発。これがAK47の名前でSKSの後継として採用された事を皮切りにPK、RPK、AKMなどソ連軍主力小火器の開発に関わった。最終階級は中将。

 余談ながらM16を開発したユージン ストーナー?はそのパテントで億万長者となったが、ソ連は社会主義国家で個人資産の概念は無いのでカラシニコフが貰ったのは勲章のみで彼個人には一銭も入らなかった。近年、エリツィン元ロシア大統領が彼のためにAK47のパテント料を徴収してみせると演説したそうだが、はてさてどうなる事やら。


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