*マニューリン MR73 / Manurhin MR73 【回転式拳銃】
#ref(MR73Sport_mini.jpg,center,nolink,MR73Sport 5-1/4in)
|モデル|銃身長|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~Sport|~5-1/4in|264mm|1,050g|[[.357Magnum>口径]]|6|フランス|
|~Gendarmerie|~4in|233mm|1,000g|~|~|~|

 1973年にフランスのマニューリン社がフランス警察の要請で開発した[[回転式拳銃]]。マグナムリボルバーらしい、銃身いっぱいに伸びたフルレングス・アンダーラグとソリッドリブを持つ力強いシルエットながらも、どこかフランス的なエレガントさを合わせ持つスマートな銃である。
 各部品は手間のかかる[[削り出し加工]]で製造され、仕上げと精度の高さには定評がある。その分コストも高く、警察用としては機動警察やジャンダルム(国境警備隊)など少数の採用にとどまったが、高い命中精度を買われて射撃競技用のマッチモデル((.38スペシャル弾仕様、[[シングルアクション]]。))「MR38」なども追加された。また、フランスの対テロ特殊部隊[[GIGN]]が採用していたことでも有名(飛行機ハイジャックなどの人質がいる場合、排莢された薬莢で二次被害を起こさないため)で、同部隊のシンボル的存在でもあった(ある写真には[[バイポッド]]と[[スコープ]]をつけた近〜中距離[[狙撃銃]]モデルが存在する)。
 既に登場から30年以上経過した古顔で、シリンダーとフレームとのニッチが非常にタイトに作られている点を見てもレトロなモデル(1970年代に生産されたリボルバーはこうしたたものが多かった)。結構な年代物に聞こえるが、現在もマニューリン社のカタログにラインアップされ続ける、堂々たる現役のモデルである。
 長寿なところといい、仕上げの良さといい、フランス版の[[コルト パイソン]]とでも言えそうな高級リボルバーである。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[スペシャルフォース]]|−|−|項目参照|
|[[ダイナマイト刑事(PS2版)>ダイナマイト刑事]]|−|−|項目参照|
|[[ニキータ]]|−|−|項目参照|
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