モデル | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
6インチ | 275mm | 1350g | .357Magnum .44Magnum 454Casull | 6 | イタリア |
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1997年にマテバ社が開発した半自動回転式拳銃。別名オートリボルバー。
バレルがシリンダーの一番下にあるという構造はマテバ 2006Mと同じだが、この銃は更にオートマチックの機構を備えた世にも珍しいリボルバーである(ただしオートマチックリボルバー自体は以前から少数存在している)。
初弾は通常のダブルアクションリボルバーと同じくダブルアクションで発射するが、その発射の反動でバレルからシリンダーまでが1.5cmほど後退することによって、オートマチックのようにハンマーをコッキングされシリンダーが回転する仕組みになっており、次弾からはシングルアクションで発射できる。これによってリボルバーの信頼性をそのままに、トリガープルを軽くすることで連射時の命中精度を上げることができる。
ただ、いくらオートの性質を兼ね備えているとは言え、シリンダーには何の仕掛けもないため装弾数6発という制約から逃れることができず、さらに2006Mの欠点もまるごと全部受け継いでいたために、ただの「珍しい銃」として終わってしまったようである。
バレルの長さは3,4,5,8インチがあり、その他18インチでストックを装備したライフルタイプのものはグリフォンと呼ばれる。
なお.357Magnumを使用するリボルバーは.38Specialも撃てるのが当たり前だが、この銃に限っては.38Splではスライドの後退に必要な反動が得られないため、.38Spl用の弱いリコイルスプリングに交換するか一発一発ダブルアクションで撃つ必要がある。
余談だが、モデル名の「6Unica」。イタリア語で6はSei(セイ)と発音し、Seiは「You」、Unicaは「Only-one」――つまりは「あなただけのもの」といった意味になる。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
攻殻機動隊 | − | − | 項目参照 |
デビル17 | − | − | 項目参照 |
デモンベインシリーズ | − | − | 項目参照 |
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