*マクミラン TAC-50 / McMillan TAC-50 【対物小銃】
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*マクミラン TAC-50 / McMillan TAC-50 【対物小銃】 [#e0c2d69d]
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|モデル|全長|銃身長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~TAC-50|1448mm|736.6mm(29in)|11.8kg|[[12.7mm×99>口径]]|5|アメリカ|

 高精度のライフルで知られるアメリカのマクミラン社(McMillan Brothers Rifle Company)が開発した、[[.50BMG弾>口径]]を用いる[[ボルトアクション]]式[[対物ライフル>対物火器]]。同社は1980年代にM87(R)、M88などの.50口径ライフルを開発しており、TAC-50はそれらのライフルをベースとして設計された。
 5発入り箱型弾倉を使用し、銃口部には発砲時の衝撃を軽減するための巨大な[[マズルブレーキ>コンペンセイター]]が備わっている。可変式のチークピースが装着された[[バットストック>ストック]]部は長さが調節可能で、横に折り畳んだり取り外すことも可能となっている。
 5発入り箱型弾倉を使用し、銃口部には発砲時の衝撃を軽減するための巨大な[[マズルブレーキ>コンペンセイター]]が備わっている。可変式のチークピースが装着された[[バットストック>銃床]]部は長さが調節可能で、横に折り畳んだり取り外すことも可能となっている。
 マッチグレード弾薬の使用で0.5[[MOA>集弾率]]の精度を保証しており、世界各国の対物ライフルの中でも高い精度を持つ。

 2012年には様々な改修の施された「Tac-50-A1」モデルがリリースされた。レシーバーとバイポッド基部が5インチ延長され、安定性を増している。またバイポッドはより軽量かつ高さが調節可能に、かつストックにはモノポッドが装着可能となり、固定状態でもより柔軟に高さが調節可能となった。ピストルグリップは細く、手袋の使用時にも扱いやすくなり、マグリリースもマガジン前からマガジン後部(トリガーガード前)へと変更され、より操作しやすくなった。
 2012年には様々な改修の施された「Tac-50-A1」モデルがリリースされた。レシーバーとバイポッド基部が5インチ延長され、安定性を増している。また[[バイポッド]]はより軽量かつ高さが調節可能に、かつストックにはモノポッドが装着可能となり、固定状態でもより柔軟に高さが調節可能となった。ピストルグリップは細く、手袋の使用時にも扱いやすくなり、マグリリースもマガジン前からマガジン後部(トリガーガード前)へと変更され、より操作しやすくなった。
 同時に登場した「Tac-50-A1-R2」では更に専用の油圧式反動軽減ストック「R2システム」を装着しており、最大瞬間衝撃3.4tにも及ぶ.50BMG弾の反動を90%低減している。
 どちらのモデルもA1・A1-R2シャーシが別途販売されており、旧来モデルも新シャーシに載せ替えることでアップグレードが可能となっている。

 また[[シグザウエル>シグ#sigarms]]社からも、「SIG-50」の名称で同仕様の製品がOEM販売されていた。

 軍・法執行機関向けに開発された本銃は、2000年にはカナダ軍がLRSW(Long Range Sniper Weapon = 長距離狙撃銃)として「C15」の名称で採用している。またアメリカ軍の[[SEAL]]も「Mk.15」の名称で採用している。
 特にカナダ軍では、威力よりも精度を重視した米Hornady社の空力学特性に優れたA-Max弾を用いている事もあって、本銃で複数回2km以上の狙撃を成功させている。

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|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[S.W.A.T.>特別狙撃隊 S.W.A.T.]]|−|−|項目参照|
|[[チャッピー]]|−|−|項目参照|
|[[ディビジョン2>ディビジョン]]|−|−|項目参照|
|[[ドールズフロントライン]]|−|−|項目参照|
|[[ファントム オブ インフェルノ]]|−|−|項目参照|
|[[メダル オブ オナー ウォーファイター]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[マクミラン>http://www.mcmfamily.com/]]社から転載しています。
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