モデル | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
TAC-50 | 1448mm | 11.8kg | 12.7mm×99 | 5 | アメリカ |
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高精度のライフルで知られるアメリカのマクミラン社(McMillan Brothers Rifle Company)が開発した、.50BMG弾を用いるボルトアクション式対物ライフル。同社は1980年代にM87(R)、M88などの.50口径ライフルを開発しており、TAC-50はそれらのライフルをベースとして設計された。
5発入り箱型弾倉を使用し、銃口部には発砲時の衝撃を軽減するための巨大なマズルブレーキが備わっている。可変式のチークピースが装着されたバットストック?部は長さが調節可能で、横に折り畳んだり取り外すことも可能となっている。
マッチグレード弾薬の使用で0.5MOAの精度を保証しており、世界各国の対物ライフルの中でも高い精度を持つ。
2012年には様々な回収の施された「Tac-50-A1」モデルがリリースされた。レシーバーとバイポッド基部が5インチ延長され、安定性を増している。またバイポッドはより軽量かつ高さが調節可能に、かつストックにはモノポッドが装着可能となり、固定状態でもより柔軟に高さが調節可能となった。ピストルグリップは細く、手袋の使用時にも扱いやすくなり、マグリリースもマガジン前からマガジン後部(トリガーガード前)へと変更され、より操作しやすくなった。
同時に登場した「Tac-50-A1-R2」では更に専用の油圧式反動軽減ストック「R2システム」を装着しており、最大瞬間衝撃3.4tにも及ぶ.50BMG弾の反動を90%低減している。
どちらのモデルもA1・A1-R2シャーシが別途販売されており、旧来モデルも新シャーシに載せ替えることでアップグレードが可能となっている。
またシグザウエル社からも、「SIG-50」の名称で同仕様の製品がOEM販売されていた。
軍・法執行機関向けに開発された本銃は、2000年にはカナダ軍がLRSW(Long Range Sniper Weapon = 長距離狙撃銃)として「C15」の名称で採用している。またアメリカ軍のSEALも「Mk.15」の名称で採用している。
特にカナダ軍では、威力よりも精度を重視した米Hornady社の空力学特性に優れたA-Max弾を用いている事もあって、本銃で複数回2km以上の狙撃を成功させている。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
S.W.A.T. | − | − | 項目参照 |
ファントム オブ インフェルノ | − | − | 項目参照 |
メダル オブ オナー ウォーファイター | − | − | 項目参照 |
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