ベネリ/H&K M4 スーパー90(US M1014)

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全長1041.4mm重量3.82kg口径12ゲージ総弾数6発射形式セミオート製造国イタリア

 1999年にベネリ社が開発した軍用向けの次世代散弾銃。
 これまで軍用散弾銃はポンプ式などの手動式が長らく使われていたが、1998年にアメリカ軍の兵器研究機関ピカティニー・アーセナルが 『アメリカ軍は新たに.12ゲージの半自動散弾銃を欲している』との要望を発表。 この要望に対して散弾銃の製造には定評のあるベネリ社が手を挙げ、自動式散弾銃の開発に着手する。 散弾銃特有の問題であった散弾発射時の燃焼塵による回転不良の解決には、燃焼時のガス圧を調節して確実に次弾を装弾させるA.R.G.Oシステム(Auto Regulating Gas Operated-System:ガス圧自動調節器)を開発し、 後にアメリカ軍が発表した次世代散弾銃に対する要望書JSCSにも適応した散弾銃を作り上げた。 これが『M4スーパー90』である。
 ベネリ社は本銃を、業務提携先であるH&K社と共同でアメリカ軍の次世代散弾銃トライアルに提出。 1999年4月にXM1014の名前でアメリカ軍に仮採用され、導入試験の結果、2001年11月にはテストコードの"X"が取れM1014の名前で本採用。 現在2万挺ほどが海兵隊に導入されている。


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