頭を保護するために着用する防具の一種。
原型である兜自体は古代のシュメール文明から既に存在していたが、現在の物である歩兵用の軍用ヘルメットは、第一次世界大戦で砲弾や手榴弾の破片から頭を保護するために開発された。
当初は鋼鉄製だったが、1970年代に歩兵の負担を軽減するためにケブラー繊維を何層も重ね樹脂加工し軽量化した物が登場し、現在では更に改良されたドイツ軍のフリッツヘルメット型のPASGTヘルメットが主流になっている。これには後頭部を破片などから保護できるメリットがある。
防弾性能に関しては従来の物は拳銃弾を防ぐのが限界だったが、現在ではライフル弾を防ぐことが可能なACHヘルメットも開発されている。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照