小銃などで銃床と機関部を一体化し、バレル長を確保しつつ全体をコンパクトにした構造。全長が短いため軽量で取り回しが良く、その割に命中精度が高い。主に突撃銃に採用されている。
欠点は、保持スタイルが従来と一変する上に、射撃体勢のままの弾倉交換が難しいので取り扱いに熟練を要すること。また、肩付けで撃つ場合、機関部が顔の横に来るので難聴気味になることもある。
左利きの射手の場合、銃によっては空薬莢が顔面に飛んでくるため、排莢口を変更する部品を別に取り付けるか、右利きに矯正する必要がある*1。また、全長が短いゆえに照門と照星の間隔が短くなりオープンサイトでの命中率が低く、これを補うためにスコープを標準装備する物が多くコストが掛かる。
革新的な機構ではあるが、これらの欠点から全体的な普及率はまだまだ低い。
GIAT ファマス、ステアー AUG、エンフィールド L85あたりが有名どころ。
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