17世紀後期にスナップハンス・ロック(燧発)式銃とミケレーテ銃の長所を組み合わせて完成した前装銃の点火方式の一つで、火打石(フリント)の原理を応用しハンマーに挟まれた燧石をバッテリーと呼ばれる鋼鉄の部品に叩きつけ、火花を起こして発射薬に点火する。
それまでの方式に比べ安価に製造できる上に湿気や悪天候にも強いため爆発的に普及し、銃の主力となった。
また兵隊同士で密集形態を執ることが可能になり、戦術が大きく変更されることになった。
日本では『燧石』式や『火打石』式とも呼ばれる。
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