狩猟やターゲット競技用などの民生ライフルとは対照的に、はじめから対人戦闘を目的に設計された軍用ライフルのこと。
5.56mmNATO弾のような小口径弾、或いは7.62mm×39弾のような短小弾を用いる本格的アサルトライフル以前の、7.62mmNATO弾や.30-06弾などのフルサイズ・ライフル弾を用いた軍用ライフルを区分する比較的新しい用語である。イラク戦争以降、西側第1世代のアサルトライフル、すなわち7.62mmNATO弾を用いる大口径自動小銃の再評価と共に、近年この用語が使われるようになった。
その経緯あってか、大口径のフルサイズ弾を用いる「自動小銃を指す用語」と捉えられがちだが、本来、手動式・自動式の別は問わない。Gew98?やリー・エンフィールド?といったボルトアクション式の軍用小銃もバトルライフルに含まれる。ただし、ライフリングが施される以前の滑腔小銃は除かれる。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照