ファイヤリングピンを叩く為の部品。ハンマーがファイヤリングピンを叩き、ファイヤリングピンがプライマーを突くことで撃発される。
一昔前のリボルバーではハンマーにファイヤリングピンが装着されている物が多かったが、最近はフレーム内にファイヤリングピンを内蔵している場合が多い。
リボルバーのハンマーには、それを起こすために親指をかける突起が付いているが、これは鳥類の蹴爪に似ているので、スパーと呼ばれる。このスパーを金鋸などで切り落としてしまえば指がかけれなくなり、ハンマーが起こせない。つまり、DAでしか撃てなくなる。
しかし、場合によってはスパーがなにかに引っかかり、邪魔になったりすることもあるので。実際にこれを切り落としてしまう人たちもいた。こうした状態のハンマーのことをスパーレス・ハンマーというが、S&W社では、はじめからハンマーをフレームに収納してDAでしか打てないモデルも作った。このようなハンマーはシュラウデッド・ハンマーといい、SW M49などがある。
また、ストライカー式の自動拳銃の場合はストライカー=ファイヤリングピン=ハンマーと言えないこともない。
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