アメリカ・フロリダ州タイタスビル(Titusville)に社を持つ、銃器及び銃器関連パーツ製造メーカー。
RIS/RASを開発したことが特に有名である。
KACは1982年にM16の父、ユージン・ストーナーとその愛弟子リード・ナイツによって設立された。設立後ストーナーはM16をベースにした銃の設計に携わっていたが、その完成を見ることなく1997年に癌で亡くなってしまう。リード・ナイツはストーナーの死に意気消沈してしまい、一時は会社の売却して引退する事まで考えていた。その後思い直した彼は「亡き師に捧げる」一大プロジェクトを立ち上げた。それこそが後の「SR=Stoner Rifle」シリーズであった。
その後、前述のRISを生み出しKACの名を世界中に知らしめた。RISはさらに改良/強化され「RAS」にアップグレード、M4/M16用以外にMP5用も製造するなどその規模を拡大していき、近年ではアメリカ特殊作戦司令本部(U.S.SOCOM)の要請で開発されたSOPMOD-1(=Special Operations Peculiar Modification-1,特殊作戦用装備-1)M4用キットに組み込まれて軍に納入されるなど、アメリカ銃器産業界の中でも重要な会社の1つに成長した。
現在ではレール装着用の各種アクセサリーのほか、小火器用サプレッサーや、UNS(Universal Night Sight)ナイトビジョンスコープなども製造している。
SOPMOD-1の後継で開発中のSOPMOD-2用レイルシステムの入札にも参加している模様。
また、民間市場向け商品はKACの一部門であるナイツ・マニュファクチャリング・カンパニー(KMC)が担当している。
名称 | 備考 |
KAC SR-15 | セミオートオンリー、民間向け |
KAC SR-16 | 軍/法執行機関向け |
KAC SR-47 | 7.62mm x39弾仕様に改修したモデル AK47シリーズのマガジンをそのまま使用可能な特製レシーバーを有する 量産はされず、わずかに7挺が製造されたのみ |
名称 | 備考 |
KAC SR-25 | − |
US M110 SASS | SASS=Semi-Automatic Sniper rifle System SR-25の発展型で、レバー類がアンビ化されたアメリカ陸軍制式採用モデル |
Mk.11 Mod 0 | SR-25のアメリカ海軍/アメリカ海兵隊納入モデル |
名称 | 備考 |
KAC LMG | − |
名称 | 備考 |
KAC マスターキー | レミントン M870を使用したアンダーバレル・ショットガン・モジュール |
名称 | 備考 |
KAC M203 | − |
名称 | 備考 |
SR-50 | 試作モデルが製造されたのみで開発中止 |
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