ドニエプル攻防決戦1941 / Днепровский рубеж

2009年、ベラルーシ映画
監督:デニス・スコヴォゾウ

 独ソ戦初期の1941年7月に行われた、ベラルーシの都市モギリョフ(マヒリョウ)を巡る攻防戦を、街を守るソ連軍の視点から描いた戦争映画。原題は「ドニエプル防衛線」の意味。

 主人公である師団長のモデルは当時モギリョフの防衛にあたった第172歩兵師団長ミハイル・ロマノフ少将、「サムライ」ことシャドリン大佐のモデルは同師団の第388歩兵連隊長セミョン・クテポフ大佐である。なお作中の師団長とシャドリン大佐はノモンハン事件に従軍したことになっているが、実際のロマノフ少将とクテポフ大佐にそのような戦歴はない。

使用者銃器名備考
師団長マウザー C96銃の正確なモデルは不明
発砲なし
ゾーヤ・シンツォワロシア帝国 ナガンM1895
USSR モシンナガン M1938
ジグノフ大佐*1ロシア帝国 ナガンM1895
USSR DP
シャドリン大佐USSR PPD-40
USSR トカレフ
中尉ロシア帝国 ナガンM1895発砲なし
エルマベルケ MP40
セルゲイ・キセリョフ曹長USSR 45mm対戦車砲 M1937 (53-K)
アレクセイ・ゾロタリョフUSSR モシンナガン M1891/30発砲なし
トゥマコフUSSR トカレフ
USSR SPSh-441941年にはまだ存在しない信号銃
カチュシンUSSR トカレフ
ソ連兵ロシア帝国 ナガンM1895将校が使用
USSR トカレフ
USSR モシンナガン M1891/30スパイク型銃剣の装着もあり
USSR モシンナガン M1938
USSR SVT-40アジア系の兵士が使用
後期型マズルブレーキ
エルマベルケ MP38兵士の一人が使用
エルマベルケ MP40将校の一人が所持
発砲なし
USSR DP
USSR DS-39三脚架に搭載
発砲なし
USSR PKBA-20装甲車の銃塔に車載*2
フロントサイトなし
PM1910/30?*3ソコロフ式銃架に搭載
トーチカの機銃
冷却水用ホースが機関部に付いている
M4銃架*4
トラックに搭載されたものを将校が使用
USSR RGD-33柄付手榴弾3個束ねての投擲もあり
USSR 45mm対戦車砲 M1937 (53-K)
USSR 37mm対空機関砲 M1939 (61-K)
USSR 122mm榴弾砲 M1910/30
ボロディン少尉マウザー Kar98K発砲なし
受刑者エルマベルケ MP40
ドイツ兵マウザー Kar98K
USSR モシンナガン M1891/30Kar98Kに交じって所持
エルマベルケ MP38
エルマベルケ MP40
MAC Mle1924/29AKのマガジンを装着
ラインメタル/マウザー MG34歩兵が携行
ドイツ軍のハーフトラック、サイドカーに車載
発砲なし
三脚架に搭載
発砲はCGのエフェクト*5
USSR PKMG34のバレルに換装した改造銃
ドイツ軍のハーフトラック、サイドカーに車載
発砲シーンで使用
DE MG08
DE M24柄付手榴弾
DE シースベッヒャーKar98Kに装着
火炎放射器プロップ
ロケット砲15cmネーベルヴェルファー41のプロップ
破壊工作兵USSR トカレフ
USSR OSP-30信号銃
ドイツ軍将校ルガー P08ソ連軍将校に没収される

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*1 正確には大佐相当の政治委員(コミサール)である「連隊委員」
*2 実際の車載機銃はDT
*3 各個によってウォータージャケットのリブの有無等の違いがある
*4 1931年に採用された対空用の四連装銃架
*5 横向きに排莢されるミスがある

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