*T/C コンテンダー / Thompson Center "Contender" [#f6c880d1]
#author("2024-01-04T17:44:32+09:00","default:user","user")
*T/C コンテンダー&br;Thompson/Center "Contender" [#f6c880d1]
#ref(G2Contender.jpg,center,nolink,トンプソン・センター G2コンテンダーピストル 14in.)
|銃身長|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~12in.|394mm|1587g|[[.22LR>口径]]〜[[5.56mmx45>口径]]&br;など各種|1|アメリカ|
|~12in.|394mm|1587g|[[.22LR〜5.56mmx45>口径]]&br;など各種|1|アメリカ|
|~14in.|444mm|1700g|~|~|~|
 1967年にアメリカのトンプソン/センター・アームズ(Thompson/Center Arms)が開発した、狩猟用の[[シングルショット]]・[[ピストル>拳銃]]。小口径弾でのプリンキングから、大口径弾によるビッグ・ゲーム・ハンティング(鹿や猪などの大型獣を撃つハンティング)までをフォローするという変わり種である。
 トンプソン/センター・アームズは、当時起業されて間もなかったK.W.トンプソン・ツールズ社が、機械工ウォーレン・センター(Warren Center)によって持ち込まれた、このコンテンダー・ピストルのアイデアを実現するために設立した、銃器製造部門である。[[トンプソン短機関銃>オートオードナンス トンプソン]]とは一切関係ない。
 1967年にアメリカのトンプソン/センター・アームズ(Thompson/Center Arms)が開発した、[[狩猟用>猟銃]]の[[シングルショット]]・[[ピストル>拳銃]]。小口径弾でのプリンキングから、大口径弾によるビッグ・ゲーム・ハンティング(鹿や猪などの大型獣を撃つハンティング)までをフォローするという変わり種である。
 トンプソン/センター・アームズは、当時起業されて間もなかったK.W.トンプソン・ツールズ社が、機械工ウォーレン・センター(Warren Center)によって持ち込まれた、このコンテンダー・ピストルのアイデアを実現するために設立した、銃器製造部門である。同名の[[トンプソン短機関銃>短機関銃/オートオードナンス トンプソン]]とは一切関係ない。

 コンテンダー(競技者、競争者)・ピストルは、拳銃と言うよりは小型のライフルのようなスタイルをしているが、構造は極めてシンプルである。中折れ式のバレルとトリガー、その他発射に必要な最低限のメカニズム以外、一切ない。マガジンもなければボルトもなく、弾の装填・排莢も、一発ずつ手で行うという潔さである。そのぶん強度も高く、ライフル弾の発射にも十分耐えられるため、バレル・アッセンブリーの交換だけで、ほとんど調整も必要とせず、.22LRからライフルカートリッジまで使用可能となっている。
 コンテンダー(競技者、競争者)・ピストルは、拳銃と言うよりは小型のライフルのようなスタイルをしているが、構造は極めてシンプルである。中折れ式のバレルとトリガー、その他発射に必要な最低限のメカニズム以外、一切ない。[[マガジン]]もなければボルトもなく、弾の装填・排莢も、一発ずつ手で行うという潔さである。そのぶん強度も高く、ライフル弾の発射にも十分耐えられるため、バレル・アッセンブリーの交換だけで、ほとんど調整も必要とせず、.22LRからライフルカートリッジまで使用可能となっている。

 どちらかと言えば「色物」に近い銃で、実際、当初は売り上げがなかなか伸びなかったらしいが、アメリカで盛んなメタルシルエットハンティング競技で、思わぬ脚光を浴びることになる。動物の形(シルエット)に切り抜いた重い金属板を『弾く』この競技では、威力のある弾丸を使う方が有利となる。コンテンダーはライフル弾を発射できる上に精度も高く、シューター達の間で評判となり、一転、『売れっ子』に大化けした。
 どちらかと言えば「色物」に近い銃で、実際、当初は売り上げがなかなか伸びなかったらしいが、アメリカで盛んなメタルシルエットハンティング競技で、思わぬ脚光を浴びることになる。動物の形(シルエット)に切り抜いた重い金属板を『弾く』この競技では、威力のある弾丸を使う方が有利となる。コンテンダーはライフル弾を発射できる上に精度も高く、シューター達の間で評判となり、一転『売れっ子』に大化けした。

 1996年には、一回り大きな強化モデル「アンコール(Encore)」が発売された。これはコンテンダーでは.45-70弾や.223Remが限界だったことから、より強力な、.30-06や.308Winなどのフルサイズ・ライフルカートリッジを使用可能としたモデルである。アンコールはコンテンダーに輪をかけて懐の深いモデルで、ストックとロングバレルを有したライフルバージョンやショットガンバージョンといったバリエーションをも有している。2000年代に入ってからは、オリジナルのコンテンダーもアップデートが図られ、グリップフレームが見直された「G2(Generation 2)コンテンダー」が登場した。
 1996年には、一回り大きな強化モデル「アンコール(Encore)」が発売された。これはコンテンダーでは.45-70弾や[[.223Rem>5.56mm x45弾]]が限界だったことから、より強力な、.30-06や[[.308Win>7.62mm×51弾]]などのフルサイズ・ライフルカートリッジを使用可能としたモデルである。アンコールはコンテンダーに輪をかけて多様性に富んだモデルで、[[ストック>銃床]]とロングバレルを有したライフルバージョンや[[ショットガン>散弾銃]]バージョンといったバリエーションをも有している。2000年代に入ってからは、オリジナルのコンテンダーもアップデートが図られ、グリップフレームが見直された「G2(Generation 2)コンテンダー」が登場した。

 現在のトンプソン/センターは、2007年に[[S&W>スミス アンド ウェッソン]]ホールディングに買収され、製品に「S&W」のロゴこそ無いものの、S&Wハンティングの一部門となっている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|Fate/Zero|小説|衛宮 切嗣|14インチバレル,使用弾薬.30-06スプリングフィールド&br;(実銃にはない口径)|
|Fate/Grand Order|ゲーム|エミヤ(アサシン)|宝具|
|~|~|衛宮 切嗣|レアリティ☆5の概念礼装「起源弾」のイラストで所持|
|Fate/stay night|アニメ|衛宮 切嗣|19話&br;回想シーン|
|[[Fate/Zero]]|−|−|項目参照|
|[[グランド・セフト・オートV]]|−|−|項目参照|
|[[ゴルゴ13]]|−|−|項目参照|
|スクールランブル|漫画|烏丸大路|エアソフトガン(デジコン・ターゲット?)|
|[[スクールランブル]]|−|−|項目参照|
|[[ドールズフロントライン]]|−|−|項目参照|
|[[トライガン]]|−|−|項目参照|
|[[ハード・ターゲット]]|−|−|項目参照|
|ハードボイルド 新・男たちの挽歌|映画|ジョニーの用心棒|病院地下武器庫で使用|
|[[ペーパーマン]]|-|-|項目参照|
|[[ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌]]|−|−|項目参照|
|[[ペーパーマン]]|−|−|項目参照|
|フェイト/タイガーころしあむ アッパー|ゲーム|衛宮 切嗣|超必殺技「魔術回路断裂(コンテンダー)」&br;何故か[[スコープ]]画面の演出が入る|
|[[マチェーテ]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[Thompson/Center Arms>http://www.tcarms.com/]]から転載しています。
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