*トルベロ ネオステッド2000 / Truvelo Neostead 2000 【散弾銃】 [#df45v5hy]
#ref(neostead.jpg,center,nolink,80%,ネオステッド)
|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|690mm|3.9kg|[[12ゲージ>ゲージ]]|6+6|南アフリカ|
|690mm|3.9kg|[[12ゲージ>ゲージ]]|6+6+1|南アフリカ|

 南アフリカのトルベロ・マニュファクチャラーズ社のアーモリー部門が、2001年より製造している[[ブルパップ]]・[[ポンプアクション]]式の[[散弾銃]]。
 設計は90年代初頭からで、南アフリカの技術者であるトニー・ネオフィートゥ(Tony Neophytou)とウィルモア・ステード(Wilmore Stead)により行われた。ネオステッド(Neostead)の名は、設計者2人の名に由来している。
 南アフリカのトルベロ社が、2001年より製造している[[ブルパップ]]・[[ポンプアクション]]式の[[散弾銃]]。
 設計は南アフリカの銃火器設計者であるトニー・ネオフィトウ(Tony Neophytou)とウィルモア・ステード(Wilmore Stead)により行われた。ネオステッド(Neostead)の名は、設計者2人の名に由来している。

 デュアルチューブマガジンを採用し、装弾数は片側チューブに6発ずつの計12発である。この構造から、左右のマガジンに異なる弾薬を装填して撃ち分けることもできる。装弾は上部のチューブマガジンを跳ね上げて行い、中折れ式散弾銃のように扱える。また、ポンプアクション操作の作用が通常とは逆で、フォアエンドを前方に押し出すことによって装填・排莢・[[コッキング]]が行われる。排莢は後方レシーバー下部より行われる。照準はチューブマガジン上の[[キャリングハンドル]]に付けられた大型サイトで行う。
 操作自体はポンプアクションであるが、その操作や機構はほとんどが従来的なポンプアクション散弾銃とは異なるものとなっている。
 マガジンにはデュアルチューブマガジンを採用。これにより、一本当たり6発の容量で計12発を装填可能となっている。装填時にはこのチューブ後端を上方に展開することで、中折れ式散弾銃のように装填する。
 セレクターは左右・中央の3ポジションで選択可能。左右を選択することで片方のチューブからのみ給弾、中央を選ぶことで両方から交互に給弾と状況に応じて使い分けることが可能となっている。このセレクターは装填用のセレクターを兼ねており、装填時はセレクターを左右どちらかに変更して片方ずつ装填する。

 近年ではイギリス[[SAS]]でのトライアルにも参加した経歴がある。2003年からは民間型の販売も開始され、主にヨーロッパでのセールスを狙っている。一方で北米地域では、カナダにおいては規制を通過しているがアメリカではアルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF)によって輸入を禁止されている。
 装填時はボルトではなくバレルが前後することで排莢・給弾する特殊な機構を採用しており、このためポンプ給弾動作は一般的な「引いて押す」動作ではなく、「押して引く」動作になっている。排莢は後方レシーバー下部より行われるため、左右どちらでも扱いやすい[[アンビ]]設計となっている。
 照準はチューブマガジン上の[[キャリングハンドル]]を兼ねた[[アイアンサイト>オープンサイト]]が備えられている。

 豊富な装弾数とコンパクトさを備えるものの、ポンプアクションでありながら前述のように従来と大きく異なる操作方法・動作形式のため、商業的には成功しなかった。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[Alliance of Valiant Arms]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド バッドカンパニー]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド バッドカンパニー2]]|−|−|項目参照|
***動画
#youtube(d-EiFtypUfQ)
(射撃映像は0:25〜0:33)
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***外部リンク
・[[Truvelo Manufacturers Ltd.>http://www.truvelo.com/]]
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