銃の暴発防止用に、トリガーの周りを覆っている部品。日本語では「用心金(ようじんがね)」と表記される。
銃が落下した時や、衣服等への引っかかりでトリガーが動くのを防ぐ役割がある。ほとんどの場合、トリガーを引く指が入る程度の大きさだが、手袋をした状態での操作を考慮し、グリップ全体を覆っているものもある(例:ファマス)。形状は丸型・角型など様々で、発砲時以外に指をかけておく「フィンガーレスト」と呼ばれる溝(滑り止めのためのセレーションが入っている)がトリガーガード前面部に設けられているものもある。
日本の警察官は、携行する拳銃のトリガーガードにゴム製の輪止めをはめる決まりになっている。しかし、新宿・歌舞伎町勤務の警察官は、この輪止めをはめる必要は無い。
実用性は無いが、このトリガーガードに指を引っかけてクルクル回すガンスピンという技術が存在する。フィクション作品で度々見られる、“見せる”ための技術である。
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