・概要
車や飛行機などから変形する、トランスフォーマーと呼ばれるロボット生命体を主役としたアニメ及び映画のシリーズ。米国・ハスブロ社の同名の玩具が原作。タカラやトミーなど日本の玩具メーカーとの提携により、玩具の金型やデザインは日本の『ミクロマン』『ダイアクロン』『マクロス』などを流用している。2007年にはマイケル・ベイ監督のもと、実写映画化されて話題となる。
シリーズごとに細かい設定などは異なるが、基本的には正義のサイバトロン(原語ではオートボット)と悪のデストロン(ディセプティコン)の戦争が中心となっている。
トランスフォーマーシリーズの始まりとなったアニメ。
ロボット生命体トランスフォーマーが住んでいるセイバートロン星(米国ではサイバトロン星)では、平和を愛するサイバトロン(オートボット)と宇宙支配をたくらむデストロン(ディセプティコン)の二大軍団が戦っていた。
資源が枯渇した両軍は宇宙探索に出るが、400万年前の地球に墜落、ショックで機能を停止する。そして400万年後、目覚めたサイバトロンとデストロンは現代の地球で戦いを再開する。
ワルサー P38へと変形(トランスフォーム)する当シリーズのメガトロンは、元はといえば『ミクロマン』のガンロボ・ワルサーロボである。が、この変形したワルサーの姿も元はといえば、アメリカのスパイものTVドラマ「0011ナポレオン・ソロ」で登場したアンクルカスタムが元ネタである。
オリジンのメガトロンは拳銃がモデルの玩具ということで、国によっては販売されなかったりバレルの先端が着色されていたりした。なおミクロマンのガンロボシリーズには、他にS&W 44マグナムとブローニングがあったが、ブローニングは『超神マスターフォース』にてガンマン・ブローニングとして登場している。
使用者 | 銃種 | 銃器名 | 備考 |
コンボイ | 拳銃 | ワルサー P38 | スコープ、エクステンションバレル、 フォールディングストック?装着 メガトロンの変型 |
スタースクリーム、その他デストロン兵士 | |||
米兵 | 突撃銃 | コルト AR15 | 作中に登場する米兵の基本装備 |
ソビエト兵 | 短機関銃 | USSR PPSh41? | − |
日本オリジナルのトランスフォーマー第4弾。人間や伝説上の魔物に変身したトランスフォーマーが多く登場し、従来のシリーズよりも人間キャラクターの活躍が前面に押し出されている。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
キャンサー | ブローニング M1920 | ガンマン ブローニングの変形 |
アメリカのアニメだが、アニメーションはスタジオ4℃やムークなど日本のスタジオが製作している。用語や登場人物名の多くは実写映画版に準拠している(コンボイ→オプティマスプライムなど)。また、番組の最後に玩具販促と見られる実写パート「音仏一家のトランスフォーマー生活」が挿入されている。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
マスターソン | US MK2手榴弾 | ヘッドマスターのランチャー部から射出 |
・ストーリー
2003年、火星に送り出した探査機ビーグル2号の謎の事故。公には着陸失敗とされていたその事故の原因は、ビーグル2号が記録していた最後の映像に映っていた存在によるものであった。
そして現代、中東カタールのアメリカ空軍基地に数ヶ月前に撃墜されたはずのMH-53 ペイブロウが飛来。そのヘリは突如ロボットに変形し基地を攻撃し壊滅させ、さらにアメリカの国家機密データにハッキングを試みようとする事件が起きる。
その数日後、アメリカのロサンゼルスに住む16歳の少年サム(シャイア・ラブーフ)が購入した中古車が真夜中に勝手に動き出し、それを追ったサムは自分の車が生きており、ロボットに変形するところを目撃する。驚愕し逃げようとするサム。しかし今度はロボットに変形するパトカーに襲われてしまい、未知なる存在である自分の車に助けられることとなる。
何とか逃げ遂せた後、地球に次々と隕石に擬態した金属生命体が飛来。各々近くにあった車を解析し変形した彼らはサムの前に現れる。
彼らは「機械惑星サイバトロン」出身の変形能力を持った金属生命体であること、先ほどの「パトカー」のように地球に潜伏している「ディセプティコン」と呼ばれる悪の金属生命体達の一派から地球と宇宙を守るために現れた「オートボット」と呼ばれる一派であること、「ディセプティコン」が狙う地球を滅ぼしかねない力を持つ「オールスパーク」と呼ばれる物の在り処の鍵をサムが持っていることを告げ助けを求めてきた。
人類を巻き込んだ、地球と宇宙の未来を賭けたオートボットとディセプティコンの戦いが始まる事となる…
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ウィリアム・レノックス | コルト M933 | RAS仕様 ダットサイト装着 ナイトビジョン装着 AN/PEQ-7レーザーサイト装着 Surefire社製M900ヴァーチカルグリップライト装着 |
ミルコウ M32? | セクター7施設で調達 専用光学サイト装着 AN/PEQ-7レーザーサイト装着 | |
Ramo RT-37 | 終盤の戦闘で使用 | |
US M1911A1 | カスタムモデル | |
マギー・マドセン | モスバーグ M590 | ソードオフモデル マグプルM93Aストック EO-Tech社製ホロサイト装着 フレンジーとの戦闘時に使用 |
ジョン・ケラー国防長官 | ウィンチェスター M1912 | バレルジャケット装着 フレンジーとの戦闘で使用 |
エプス | US M4A1 | RAS仕様 M203装着 スコープ装着 |
L6ロータリー・ランチャー | セクター7施設で調達 | |
シモンズ | モスバーグ M590 | ソードオフモデル マグプルM93Aストック EO-Tech社製ホロサイト装着 フレンジーとの戦闘で使用 |
米軍カタール基地兵士 | US M240G | − |
ブローニング M2 | ハンヴィーの車載銃 | |
サコー M60D | UH-60に搭載 | |
US M16A2 | − | |
レノックスの部下 | US M4A1 | RAS*1仕様 M203装着 ダットサイト装着 AN/PEQ-7レーザーサイト(AN/PEQ-2レーザーサイトもあり)装着 |
US M249PARA | ダットサイト装着 | |
ミルコウ M32? | セクター7施設で調達 専用光学サイト装着 | |
Ramo RT-37 | ブッシュネル社製ホロサイト装着 | |
シークレットサービス | シグザウアー P226? | − |
H&K MP5K? | ||
セクター7所属部隊 | ミルコウ M32? | 専用光学サイト装着 |
DefTech 37mmランチャー | セクター7施設で調達 | |
H&K G36C | − | |
SIG SG552 | ||
H&K UMP? | ||
H&K MP5A5? | 制服組 | |
A-10パイロット | GE GAU-8 | A-10の固定兵装 中東での戦闘時に使用 |
警察官 | ベレッタ M92FS | − |
デバステーター | ブローニング M2 | 戦車形態時に2基搭載 |
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ウィリアム・レノックス少佐 | US M4A1 | マグプルCTRストック ポリマーマガジン ハンドガードから先は映画オリジナル仕様 EO-Tech社製ホロサイト装着 |
US M1911A1 | ナイロン製タクティカルホルスターに携帯 | |
ロバート・エップス曹長 | US M4A1 | ハンドガードから先は映画オリジナル仕様 フラッシュライト装着 ダットサイト装着 フォアグリップ装着 |
シグザウアー P226? | ブラックホーク製タクティカルホルスターに携帯 | |
NEST隊員 | H&K HK416 | 上海での捜索作戦時に所持 |
H&K G36K/AG36 | − | |
US M4A1 | RAS部から先は映画オリジナル仕様 EO-Tech社製ホロサイト、EO-Tech社製4倍ブースター装着 | |
L85A2 | RAS部から先は映画オリジナル仕様 SUSAT 4倍照準器、EO-Tech社製ホロサイト装着 | |
Bushmaster ACR | RAS仕様 EO-Tech社製ホロサイト装着 | |
US M249E2 SAW | エジプトでの戦闘時に使用 ダットサイト装着 | |
US M141 SMAW-D | ナイトビジョンスコープ装着 | |
US M240 | NEST車両に搭載 | |
GE M197 | NEST車両に搭載 | |
GE M134 | 携行用改造モデル | |
シグザウアー P226? | サファリランド製タクティカルホルスターに携帯 | |
アメリカ陸軍兵士 | US M4A1 | RAS仕様 AN/PEQ-2レーザーサイト装着 ダットサイト装着 フォアグリップ装着 |
US M16A2 | − | |
US Mk.46 Mod 0 | − | |
ミルコウ M32? | − | |
ブローニング M2 | M1A2エイブラムスに搭載 | |
アメリカ空軍 A-10 | GE GAU-8 | 固定兵装 エジプトでの戦闘で使用 |
エジプト軍兵士 | USSR AKM | エジプト・ヨルダン国境で所持 |
ヨルダン軍特殊部隊員 | M16A2 | − |
ラヴィッジ | GE M134 | − |
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