弾丸を2列以上に並べて収め、弾倉の全長を抑えつつ装弾数を増す収納方式。
伏せ撃ちの際、ネックとなる銃の全高を抑えつつ、装弾数を倍ほどに増やせるため、自動拳銃、短機関銃、自動小銃など、箱型弾倉を使用する殆どの銃器に採用されている。弾倉が太くなるのが難点と云えば難点。
2列に並べるダブルカラム(もしくはダブルスタッガード)式が一般的だが、スペクトラ短機関銃?やスオミ短機関銃?の4列といった、俗に「複々列」とも呼ばれる珍しいタイプもある。ただし、弾倉の太さがダブルカラムを遥かに上回るため、グリップ内にマガジンを収める方式の銃では使われていない。
なお、FN ハイパワーは「ダブルカラムマガジンを初めて採用した銃」と紹介されることがあるが、それはあくまで「拳銃として」。かつ着脱式の、グリップ内に収める方式のマガジンとしてである。
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