*ダイ ハード/Die Hard[#v107e1e1] RIGHT:アメリカ映画 NYPD(ニューヨーク市警察)の刑事であり、世界一ついていない男、ジョン マクレーン 警部補が孤軍奮闘する大人気アクションシリーズ。ここ10年近いアクション映画の実質的な方向性を決定した、ある意味では金字塔的な作品。原作はロデリック・ソープの小説「Nothing Lasts Forever」。 実に11年ぶりとなる最新作『ダイ ハード4.0』がまもなく上映される。 #contents ***ダイ ハード(原題:Die Hard) [#ia40833e] RIGHT:1988年 RIGHT:監督 ジョン マクティアナン 高層ビルを舞台にテロリストたちと死闘を繰り広げる。かつて故・淀川長治氏が「カーアクションなしでここまで面白いアクション映画が撮れるとは素晴らしい」と絶賛した名作であり、後に『[[沈黙の戦艦>沈黙シリーズ]]』など、多くの後追い・類似作品をも生み出した。また、俳優ではブルース ウィリス、銃では[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]と[[HK MP5A3>HK MP5]]を一気にスターダムに押し上げた。 一方、内容では日本との貿易摩擦をも織り込み、日本を遠回しに批判してもいる。しかし単にあげつらうだけでなく、伏線(日本企業は既婚女性を雇いたがらない)としてしっかり生かしているあたりは心憎い。 |使用者|銃器名|備考|h |ジョン マクレーン&br;(ジョーゼフ リーランド)|[[US M9>ベレッタ M92]]|−| |~|[[HK MP5A3>HK MP5]]|トニー,マルコ,ウリから強奪| |~|[[FN ハイパワー]]|原作に登場| |~|[[US M1918]]|同上,テロリストから強奪| |リバース&br;(SWAT隊員)|[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]|−| |SWAT隊員|[[コルト AR15]]|−| |アレクサンダー|[[サコー M60E3>サコー M60]]|パウエルのパトカー,大型ライトへ銃撃| |~|[[MD SMAW]]|SWATの装甲車へ攻撃| |カール|[[ワルサー PPK/S>ワルサー PP]]|[[サプレッサー>減音器]]装着| |~|[[ステアー AUG]]|ミリタリーモデル| |~|[[US M9>ベレッタ M92]]|マクレーンから強奪| |ハンス グルーバー&br;(アントン グルーバー)|[[HK P7M13>HK P7]]|シルバーモデル&br;登場時は[[サプレッサー>減音器]]装着| |~|[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]|マクレーンから渡される| |~|[[HK MP5A3>HK MP5]]|フランコの銃を使用| |ビッグ ジョンソン|[[レミントン M24>レミントン M700]]|脱着式ボックスマガジン付モデル| |アル パウエル 巡査部長|[[SW M15]]|コンバットマスターピース&br;4インチモデル| |ハインリッヒ|[[ワルサー PPK/S>ワルサー PP]]|−| |~|[[HK MP5A3>HK MP5]]|−| |トニー|[[HK MP5A3>HK MP5]]|−| |マルコ|[[HK MP5A3>HK MP5]]|−| |ウリ|[[HK MP5A3>HK MP5]]|−| |エディ|[[HK MP5A3>HK MP5]]|−| |クリストフ|[[HK MP5A3>HK MP5]]|−| |ジェームズ|[[HK MP5A3>HK MP5]]|−| |フランコ|[[HK MP5A3>HK MP5]]|−| |フリッツ|[[HK MP5A3>HK MP5]]|−| |ヘリ狙撃兵|[[サコー M60]]|−| |テロリスト|[[US M1918]]|原作に登場| ***ダイ ハード2(原題:Die Harder) [#s0895a6b] RIGHT:1990年 RIGHT:監督 レニー ハーリン 前作から1年後のワシントン。記録的な猛吹雪に見舞われたダレス国際空港を舞台に、NYPDからLAPD(ロサンゼルス市警察)に職場を移したマクレーン警部補が、テロリストたちと死闘を繰り広げる。 ロバート パトリック、フランコ ネロなど後のスター、先のスターが共演した。 |使用者|銃器名|備考|h |ジョン マクレーン|[[US M9>ベレッタ M92]]|−| |~|[[HK MP5]]|[[スコープ]]装着&br;ガーバーから強奪| |SWAT|[[コルト M16A1>コルト AR15]]|−| |~|[[レミントン M870]]|−| |オズワルド コクラン|[[グロック 17]]|−| |オライリー|[[グロック 17]]|[[二挺拳銃]](右手)| |~|[[HK MP5K]]|[[二挺拳銃]](左手)| |ガーバー|[[HK MP5]]|[[スコープ]]装着| |カーマイン ロレンゾ|[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]|−| |グラント|[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]|−| |ラモン エスペランザ|[[コルト M1911>コルト ガバメント]]|−| |スチュアート|[[グロック 17]]|−| |~|[[HK MP5A5>HK MP5]]|−| |ミラー|[[グロック 17]]|−| |~|[[HK MP5K]]|−| |カーン|[[HK MP5K]]|−| |シェルドン|[[HK MP5K]]|−| |ショックリー|[[HK MP5K]]|−| |トンプソン|[[HK MP5K]]|−| |バーク|[[HK MP5K]]|−| |マルキー|[[HK MP5K]]|−| |警官|[[グロック 17]]|−| |空港警察官|[[SW M19]]|4インチモデル| |テロリスト|[[USSR AK47]]|−| |米軍特殊部隊|[[コルト M16A1>コルト AR15]]|−| |~|[[コルト AR15A2]]|−| ***ダイ ハード3(原題:Die Hard/With A Vengeance) [#h608c8fb] RIGHT:1995年 RIGHT:監督 ジョン マクティアナン ニューヨークを舞台にテロリストたちと死闘を繰り広げる。 サミュエル L ジャクソン、ジェレミー アイアンズら有名俳優の活躍が目立った。 何故か、マクレーンはLAPDからNYPDに戻っており、いつものように事件に巻き込まれる。 |使用者|銃器名|備考|h |ジョン マクレーン|[[US M9>ベレッタ M92]]|−| |~|[[SW M60>SW M36]]|−| |~|[[MAC M11]]|ステンレスモデル&br;テロリストから強奪| |ゼウス カーバー|[[SW M60>SW M36]]|マクレーンの銃を使用| |~|[[HK MP5K]]|テロリストから強奪| |地下鉄の警官|[[グロック 17]]|−| |エリック|[[HK MP5K]]|−| |オットー|[[グロック 19]]|−| |交通警察官|[[グロック 17]]|−| |カート|[[HK MP5K]]|−| |カティア|[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]|−| |~|[[ワルサー PPK/S>ワルサー PP]]|シルバーモデル| |サイモン ペーター グルーバー&br;(ピーター クリーク)|[[ワルサー PPK/S>ワルサー PP]]|−| |~|[[HK MP5K]]|ゼウスの銃を使用| |~|[[サコー M60]]|ヘリから狙撃| |テロリスト|[[グロック 19]]|−| |~|[[HK MP5K]]|−| |~|[[IMI ミニウージー]]|−| |~|[[MAC M11]]|−| |~|[[コルトM16A1>コルト AR15]]|−| |ヘリのパイロット|[[SW M10]]|−| |連邦準備銀行&br;の警備員|[[モスバーグ M590>モスバーグ M500]]|−| |連邦保安官|[[グロック 17]]|−| ***ダイ ハード4.0(原題:Die Hard4.0(全米ではLive Free or Die Hard)) [#ia40833e] RIGHT:2007年 RIGHT:監督 レン ワイズマン 3作目から12年を経て作られたシリーズ4作目。 独立記念日に全米に仕掛けられたサイバーテロ。マクレーンは偶然テロの片棒を担いでしまった若きハッカー・マットの護送を命ぜられた為に、否応無しにマットの口封じを図るテロ集団と戦いを繰り広げる羽目になる・・・・・・ テロ・アクションの規模がシリーズ最高の本作。今作からマクレーンの使用する銃はベレッタからSIGの45口径(詳細はパンフレットに記載)へと変更。 また映画では初めてF35戦闘機が登場、その高性能振りを発揮している。 |使用者|銃器名|備考|h |ジョン マクレーン|[[シグザウアー P220]]|45口径モデル&br;レールドフレーム| |~|[[HK UMP]]|[[ダットサイト]]&br;フラッシュライト&br;[[フォアグリップ]]&br;襲撃部隊から奪う(発砲無)| |~|[[グロック 17]]|形式不明&br;ルッソから奪った物を使用| |~|[[ベレッタ M8000]]|シルバーモデル?&br;ランドから奪った物を使用| |マット(マシュー) ファレル|[[ベレッタ M8000]]|ラストに使用&br;マクレーンが落とした物を拾う| |トーマス ガブリエル|[[IMI ジェリコ941]]|シルバーモデル| |マイ リーン|[[USPコンパクト>HK USP]]|[[サイレンサー>減音器]]付| |ランド|[[Mk12 Mod0>コルト AR15A2]]|[[サイレンサー>減音器]]&br;[[スコープ]]&br;駐車場からの狙撃では2脚も使用| |~|[[ベレッタ M8000]]|シルバーモデル?&br;冷却塔での戦いで使用| |ルッソ|[[グロック 17]]|形式不明| |暗殺部隊|[[HK UMP]]|[[ダットサイト]]&br;フラッシュライト&br;[[フォアグリップ]]| |~|[[G36C>HK G36]]|[[ダットサイト]]&br;[[フォアグリップ]]| |~|[[コルト M4]]|[[サイレンサー>減音器]]&br;フラッシュライト&br;[[フォアグリップ]]&br;[[レーザーサイト]]&br;[[スコープ]]| |FBI捜査官|[[コルト M4]]|フラッシュライト&br;[[フォアグリップ]]&br;[[レーザーサイト]]| |~|[[HK MP5A3>HK MP5]]|発砲無| |HRT隊員|[[コルト M4]]|フラッシュライト&br;[[フォアグリップ]]&br;[[レーザーサイト]]&br;発砲無| *決めゼリフ [#u09487ec] 第1作。無線交信で"Do you really think you have a chance against us, Mr. Cowboy?(勝ち目があると思っているのかね、カウボーイ君?)"とあざ笑うハンスに向かって; ''“Yipee-yi-yea... mother-fucker.”'' ''(イピカイエ、くそったれめ)'' シリーズを通じた決め台詞。"Yipee-yi-yea"とは特に意味ある言葉ではなく、"Yahoo(ヤッホー)"、"Yeah(イエーイ)"などと同じ『掛け声(雄叫び?)』の様なもの。ちなみに"Yipee-yi-yea""Yipee-yi-oh"とつなげて合いの手を入れることもある。 元々はカウボーイ用語(?)で、ウェスタンショーなどで飛び出すこともあるらしい。ハンスに(時代遅れの)カウボーイと揶揄されて、即座にカウボーイ言葉で切り返すあたり、いかにも人を食ったマクレーンらしい。 なお公式には"Yipee-yi-yea"だが、マクレーンはなまっているのか、"Yipee-ki-yea"と発音している。 余談だが、このあと最上階でマクレーンと鉢合わせしたハンスは、正体を隠すため、アクセントや発音などをそれまでの『英語』から、とっさに『米語』に切り替えている。 #hr CENTER:上記の台詞(原文)はFOX映画『ダイ・ハード』からの引用です。 CENTER:引用・転載に関しては、版元の転載規約に従って行ってください。 #hr ---- #pcomment