正式名称はスプリングフィールド アーモリー(Springfield Armory)でスプリングフィールド兵器工場と訳される。1777年から1968年まで運営されたアメリカ合衆国国営の銃器開発施設。
現在あるスプリングフィールド アーモリーは1974年にロバート リーセ？(Robert Reese)が、スプリングフィールド アーモリーと言うブランド名を買収して作った新会社で、アメリカではなくカナダの企業である。
上記の通り基本的には別会社なので、ただ単にスプリングフィールドと書いてある場合は注意が必要である(さらに付け加えるならば、スプリングフィールドは英語圏でありふれた地名である)。
元々、スプリングフィールド アーモリー社は、第二次大戦中から自社のライン生産だけでは需要に対応出来なかったコルト社からの委託を受けて、オリジナルのM1911A1専用スライドや各種の部品を製造していた会社であり、腕利きのガンスミス(経験豊富な銃砲工のこと)を多数擁していることでも有名。
コルト社のM1911A1に関するパテントが失効した90年代の半ばからは、オリジナルの性能はそのままに、高額で高性能なパーツを組み込んだオリジナルのカスタムビルドを施したM1911A1の自社生産を開始(コルト社製と区別するためにスライドの右側面にレーザーで社名刻印している)し、現在はこちらの方が生産体制の主流である。
スプリングフィールド M1903?
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