*ステアー TMP/STEYR TMP 【短機関銃】[#h91718d1] #ref(10.jpg,center) |全長|重量|口径|総弾数|発射形式|製造国|h |282mm|1200g|[[9mmx19>口径]]|15/20/30|S/F|オーストリア| オーストリアのステアー マンリッヒャー社が1994年に開発した、警察・特殊部隊向け小型短機関銃。[[機関拳銃]]に分類されることもある。TMPとはTactical Machine Pistolの略である。 ステアー社らしく人間工学を意識したデザインになっている上、コンポジット(複合素材:強化プラスチック)を多用しているため、それまでの短機関銃に比べてかなり軽量になっている。 しかし、1996年の[[ワッセナー協定]]発効以後、兵器の輸出が厳しくなり販売数の少なくなったTMPは、2001年に生産を停止し権利の一切合切をスイスのB&T(ブルガー&トーメ)社に売却した。B&T社はTMPを元にMP9短機関銃を開発する。 ちなみに、サブマシンガンの最高傑作とされている[[HK MP5]]より優れている点を列記すると以下のとおり。 1.同ジャンルであるMP5Kより約35%安価 2.小型かつ軽量 3.MP5のローラーロッキング(半閉鎖式)に比べ、TMPのフルロッキング(完全閉鎖式)の方が理論上弾速が上がり反動も少ない 4.水平配置メカによる銃身とグリップの上下差の減少で反動が軽減 5.ロータリーバレル、クローズボルト、長銃身による命中精度の向上 6.トリガーガード前部にある弾倉より、TMPタイプの方が、フルオート時の装弾数の減少に伴う重心の移動が少ない 7.外装全面の合成樹脂により、寒冷地での手の張り付き、炎天下での火傷の可能性が少ない 8.水深2m位なら確実に作動可能 なお、発射モードをセミオートに限定し、フォアグリップの無い民間用の[[SPP>ステアー SPP]]が存在する。[[SPP>ステアー SPP]]と[[サプレッサー>減音器]]などのオプションが共用可能。 |登場作品|ジャンル|使用者|備考|h |[[007]]|−|−|項目参照| |Dの食卓2|ゲーム|ローラ|−| |R.O.D -READ OR DIE-|アニメ|大統領警備員|−| |アンダーワールド|映画|レイズ|−| |ヴァリアンテ|漫画|東風河|−| |[[カウンターストライク]]|−|−|項目参照| |[[ガンスリンガー ガール]]|−|−|項目参照| |最終兵器彼女|漫画|敵兵|5巻&br;フォアグリップ無し| |[[スプリガン]]|−|−|項目参照| |ゾンビリベンジ|ゲーム|スティック ブライトニング&br;ゾンビ&br;毒島力也&br;リンダ ロッタ&br;|アイテムとして登場| |[[トゥームレイダー]]|−|−|項目参照| |トゥルーライズ|映画|テロリスト|トイレ襲撃時| |[[パーフェクトダーク]]|−|−|項目参照| |[[バイオハザード]]|−|−|項目参照| |マーセナリーズ|ゲーム|主人公|まったくの別物、[[サイレンサー>減音器]]つき| |ヒート|映画|ヴァン サントの刺客|−| |[[レインボーシックス]]|−|−|項目参照| ---- #pcomment