19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した天才銃器デザイナー。
近代銃と云える銃の設計思想は彼のアイディアから端を発し、今なおその枠を抜けきっていない。20世紀初頭に彼が設計したコルト ガバメントやFN ハイパワー、Cal.50?が未だ現役であり、世界各国で使用されているのは、その証左と云える。
また彼は熱心なモルモン教信者であり、彼が銃器を設計した理由も『強力な兵器が沢山作られれば、それが抑止力となって戦争は少なくなる』と云う物であった。しかしそれら銃器によって現代戦と云う大量殺戮手段の扉が開かれたのは大いなる皮肉である。