*ジャッジ・ドレッド / Judge Dredd
RIGHT:1995年、アメリカ映画
RIGHT:監督:ダニー・キャノン

&size(20){''・ストーリー''};
 21世紀に入ると世界情勢は激変した。気候変動や国家の崩壊、土壌汚染による砂漠化の進行・・・いつしか地球は“呪われた地”と呼ばれるようになった。
 生き残ったわずかな人々は巨大都市・メガシティー((アメリカ東海岸に「メガシティー1」、カリフォルニア州西海岸に「メガシティー2」が存在する。))で暮らしていたが、そこは上層区域と下層区域の格差が激しい、まさに天国と地獄が並存するような世界。加えて暴動や凶悪犯罪が蔓延り、従来の法システムでは対処しきれないという問題も抱えていた。
 そこで、より攻撃的な法システム「ジャッジ・システム」が構築される。司法権と刑罰権、両方の行使能力を備えたエリート集団を編成し、日常的に発生する犯罪に即時刑執行で対処しようと考えたのだ。警察官であり、裁判官であり、死刑執行人である彼らは・・・''ジャッジ''と呼ばれた。

&size(20){''・作品解説''};
 原作はイギリスの同名コミック。Rebellion Developments社からは、FPSゲーム『Judge Dredd: Dredd Vs. Death』が発売されている。
 2012年には、新作3D映画『Dredd(邦題未定)』(監督:ピート・トラヴィス、主演:カール・アーバン)が公開予定である。続編((『Judge Dredd: Dredd Reckoning』、『Judge Dredd: Possession』という2つの続編が企画されていたが、こちらは没になったようだ。))ではなく、新ストーリーとして展開される模様。

&size(20){''・ローギバー (Lawgiver)''};
 劇中登場するジャッジに支給されている[[制式拳銃>自動拳銃]]。映画に登場するモデルは「ローギバー MkII」である。
 [[セミオート]]/[[フルオート]]の切り替えが可能で、通常弾の他にも様々な弾丸が使用できる。連射モード(ラピッドファイア)、炸裂弾、[[徹甲弾>アーマーピアシング弾]]、照明弾、ダブルワーミー(2発の弾丸を、異なる方向に同時発射)といった各発射モードは内蔵コンピュータで管理され、音声認識で発射モードを選択する。
 発射された弾丸の一つ一つには、使用者のDNA情報が記録され、誰が発砲したかが分かる仕組みになっている(劇中、発射された弾丸を証拠品として扱うシーンがある)。ローギバーの使用者はジャッジに限定され、ジャッジ以外の人間が触れると強力な電気ショックが流れる。そのため、万が一犯罪者の手に渡ってしまった場合でも、悪用される危険性は無い。

|使用者|銃器名|備考|h
|ジャッジ・ジョセフ・ドレッド|ローギバー MkII|機能の詳細は欄外参照|
|~|[[レミントン M870]]|近未来カスタムモデル&br;ファーゴ長官の銃を借用|
|ジャッジ・リコ・ドレッド|ローギバー MkII|ハモンド夫妻の殺害時に使用|
|ジャッジ・バーバラ・ハーシー|ローギバー MkII|機能の詳細は欄外参照|
|ユースタス・ファーゴ長官|[[レミントン M870]]|近未来カスタムモデル&br;エンジェル一家のアジトで使用|
|ジャッジ・グリフィン|[[S&W M5906>SW M39]]|近未来カスタムモデル&br;自分の腕を撃つ|
|ジャッジ(その他)|ローギバー MkII|機能の詳細は欄外参照|
|ブロック・ウォーロード|[[レミントン M870]]|近未来カスタムモデル|
|~|[[シグザウアー P228]]|~|
|暴動者|[[AKS47>USSR AK47]]|−|
|~|[[レミントン M870]]|近未来カスタムモデル|
|エルマー・“Pa”・エンジェル|[[CZE Cz75]]|近未来カスタムモデル&br;[[コンペンセイター]]装着&br;[[スコープ]]装着|
|ジュニア・エンジェル|[[RPG7>USSR RPG7]]|近未来カスタムモデル&br;囚人輸送艇を撃ち落とす際に使用|
|−|[[ルガー P08]]|ガイガーズ・バザールの商品|
|~|[[MAT モデル1949]]|~|
|~|[[スプリングフィールド M1903]]|~|
|~|[[AK47>USSR AK47]]|~|
|~|[[コルト AR15]]|~|
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