*ジャッジ・ドレッド / Judge Dredd 原作はイギリスの同名コミック。2013年には、老いたジャッジが主人公のファンメイドムービー『Judge Minty』が制作された。 Rebellion Developments社からは、FPSゲーム『Judge Dredd: Dredd Vs. Death』が発売されている。 #contents **実写映画 ***ジャッジ・ドレッド (1995年版) (原題:Judge Dredd) RIGHT:1995年、アメリカ映画 RIGHT:監督:ダニー・キャノン &size(20){''・ストーリー''}; 21世紀に入ると世界情勢は激変した。気候変動や国家の崩壊、土壌汚染による砂漠化の進行・・・いつしか地球は“呪われた地”と呼ばれるようになった。 生き残った人々は各地に建造された巨大都市・メガシティー((アメリカ東海岸に「メガシティー1」、カリフォルニア州西海岸に「メガシティー2」が存在する。))で暮らしていたが、そこは上層区域と下層区域の格差が激しい、まさに天国と地獄が並存するような世界。加えて暴動や凶悪犯罪が蔓延り、従来の法システムでは対処しきれないという問題も抱えていた。 そこで、より攻撃的な法システム「ジャッジ・システム」が構築される。司法権と刑罰権、両方の行使能力を備えたエリート集団を編成し、日常的に発生する犯罪に即時刑執行で対処しようと考えたのだ。警察官であり、裁判官であり、死刑執行人である彼らは・・・''ジャッジ''と呼ばれた。 |使用者|銃器名|備考|h |ジャッジ・ジョセフ・ドレッド|[[ローギバー MkII>ベレッタ M92]]|機能の詳細は欄外参照| |~|[[レミントン M870]]|近未来風に改造した[[プロップガン]]&br;ファーゴ長官の銃を借用| |ジャッジ・リコ・ドレッド|[[ローギバー MkII>ベレッタ M92]]|機能の詳細は欄外参照&br;ハモンド夫妻の殺害時に使用| |ジャッジ・バーバラ・ハーシー|[[ローギバー MkII>ベレッタ M92]]|機能の詳細は欄外参照| |チーフジャッジ・ユースタス・ファーゴ|[[レミントン M870]]|近未来風に改造した[[プロップガン]]&br;エンジェル一家のアジトで使用| |ジャッジ・グリフィン|[[S&W 5906>SW M39]]|近未来風に改造した[[プロップガン]]&br;自分の腕を撃つ| |ブロック・ウォーロード|[[レミントン M870]]|近未来風に改造した[[プロップガン]]| |~|[[シグザウエル P228>自動拳銃/P228]]|~| |エルマー・“Pa”・エンジェル|[[CZE Cz75]]|近未来風に改造した[[プロップガン]]&br;[[コンペンセイター]]装着&br;[[スコープ]]装着| |ジュニア・エンジェル|[[RPG7>USSR RPG7]]|近未来風に改造した[[プロップガン]]&br;囚人輸送艇を撃ち落とす際に使用| |暴動者|[[AKS47>USSR AK47]]|−| |~|[[レミントン M870]]|近未来風に改造した[[プロップガン]]| |ジャッジ(その他)|[[ローギバー MkII>ベレッタ M92]]|機能の詳細は欄外参照| |−|[[ルガー P08]]|ガイガーズ・バザールの商品| |~|[[MAT モデル1949>短機関銃/MAT M49]]|~| |~|[[スプリングフィールド M1903>小銃/スプリングフィールド M1903]]|~| |~|[[AK47>USSR AK47]]|~| |~|[[M16>コルト AR15]]|~| ***ジャッジ・ドレッド (2012年版) (原題:Dredd) RIGHT:2012年、イギリス映画 RIGHT:監督:ピート・トラヴィス &size(20){''・作品解説''}; 原作コミックの世界観を忠実に描くため、1995年版の続編ではなく、リブート作として製作された。主演は『[[ボーン・スプレマシー>ボーン・アイデンティティー]]』、『[[RED/レッド]]』のカール・アーバン。物語途中でジャッジの制服を脱いでしまうスタローンと違い、全編通してヘルメットを被ったままの演技という徹底ぶりだ。 ストーリーは、ギャングが巣食う高層マンションに、たった2人のジャッジで乗り込むという内容で、どことなく『[[ザ・レイド]]』に似ている部分がある。主な撮影地が南アフリカなので、同国のベクター社の銃が多く登場するのも見所。 |使用者|銃器名|備考|h |ジャッジ・ジョセフ・ドレッド|[[ローギバー>グロック 17]]|機能の詳細は欄外を参照&br;[[レッグホルスター>ホルスター]]に携行| |~|[[ブローニング M1919>重機関銃/ブローニング M1917]]|ローマスターの機銃(2門装備)&br;[[ダブルドラムマガジン>ドラムマガジン]]| |ジャッジ・カサンドラ・アンダーソン|[[ローギバー>グロック 17]]|機能の詳細は欄外を参照&br;[[レッグホルスター>ホルスター]]に携行| |~|[[ブローニング M1919>重機関銃/ブローニング M1917]]|ローマスターの機銃(2門装備)&br;[[ダブルドラムマガジン>ドラムマガジン]]| |~|[[H&K MP5A3>短機関銃/HK MP5]]|ギャングから強奪| |マデリン・“ママ”・マデリガル|[[ガトリングガン]]|銃架に設置して使用| |ケイ|[[ローギバー>グロック 17]]|精神世界で使用&br;現実世界では、アンダーソンから強奪| |ケイレブ|[[ベクター CP1]]|−| |ビッグ・ジョー|[[M249 パラトルーパー>FN ミニミ]]|−| |ヤフェット|[[ワルサー P38]]|−| |イーサン・ズウィナー|[[メカム BXP>短機関銃/メカム BXP]]|冒頭で使用| |ギャング&br;(ピーチツリーの住人)|[[1911>コルト ガバメント]]|−| |~|[[グロック 17]]|[[ダットサイト]]装着モデルもあり| |~|[[ベクター SP1]]|−| |~|[[ベレッタ 92FS Inox>ベレッタ M92]]|−| |~|[[H&K MP5A3>短機関銃/HK MP5]]|−| |~|[[メカム BXP>短機関銃/メカム BXP]]|−| |~|[[ベクター R4>IMI ガリル]]|−| |~|[[ベクター R5>IMI ガリル]]|[[レールハンドガード>マウントレール]]&br;[[ダットサイト]]装着モデルもあり| |~|[[モスバーグ M500]]|−| |~|[[ガトリングガン]]|銃架に設置して使用| |ジャッジ・レックス|[[ローギバー>グロック 17]]|機能の詳細は欄外を参照&br;[[レッグホルスター>ホルスター]]に携行| |ジャッジ・アルヴァレス|[[フランキ スパス12]]|近未来風に改造した[[プロップガン]]&br;箱型弾倉&br;[[セミオート]]で使用| |ジャッジ・チャン|[[ローギバー>グロック 17]]|機能の詳細は欄外を参照&br;[[レッグホルスター>ホルスター]]に携行| |ジャッジ・キャプラン|[[ローギバー>グロック 17]]|機能の詳細は欄外を参照&br;[[レッグホルスター>ホルスター]]に携行| |裁判所の警備員|[[ベクター CR21]]|−| |−|[[H&K MP5A3>短機関銃/HK MP5]]|ピーチツリー内の映画館のポスター| |~|[[IMI マイクロウージー>短機関銃/IMI マイクロウージー]]|ママの部屋のガンラックに掛けてある| |~|[[メカム BXP>短機関銃/メカム BXP]]|~| |~|[[ステアー AUG A1>ステアー AUG]]|~| |~|[[ベクター R4>IMI ガリル]]|~| **その他設定 ***ローギバー (Lawgiver) ジャッジに支給されている[[制式拳銃>自動拳銃]]。1995年版に登場するモデルは「ローギバー MkII」と呼ばれ、撮影では[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]を改造して製作された[[プロップガン]]が使用された。 最大の特徴は、音声認識により複数の発射モードが使用可能であること(使用者の声を内蔵コンピュータが認識し、機械音声で復唱される)。ローギバーの使用者はジャッジに限定され、それ以外の人間が触れると強力な電気ショックが流れる。そのため、万が一犯罪者の手に渡ってしまった場合でも、悪用される危険性は無い。 また、発射された弾丸の一つ一つには、使用者のDNA情報が記録され、誰が発砲したか分かる仕組みになっている(劇中、発射された弾丸を証拠品として扱うシーンがある)。各発射モードの説明は下記の通り。 ''・[[セミオート]]/[[フルオート]]の切り替えが可能(フルオート時の名称は、字幕・吹き替え版では「連射モード」、原文では「Rapid Fire」)'' ''・炸裂弾(原文では「Grenade」だが、おそらく[[エキスプロッシブ カートリッジ]]のこと?)'' ''・[[徹甲弾>アーマーピアシング弾]]'' ''・照明弾(原文では「Signal Flare」)'' ''・ダブルショット(2発の弾丸を異なる方向に同時発射。原文では「Double Whammy」)'' 2012年版のローギバーは、[[グロック 17]]を改造して製作されたプロップガンが使用された。1995年版のローギバーとの違いは、新たな発射モードの追加、発射モードのデジタル表示(音声認識で発射モードを選択する点は変わらないが、機械音声による復唱機能は無い)である。 また、ジャッジ以外の人間がローギバーを使用すると、防犯対策として銃が暴発するようになっている(トリガーを引かなければ、銃に触れること自体は可能)。各発射モードの説明は下記の通り。 ''・速射モードと徹甲弾は1995年版と同様'' ''・白熱弾(過熱した弾丸を発射し、対象を溶解させる。原文では「Hotshot」)'' ''・焼夷弾(発射された弾丸は、対象に到達する前に飛散する。原文では「Incendiary」)'' ''・破壊弾(おそらくエキスプロッシブ カートリッジのこと? 原文では「HI-EX = High Explosive」)'' ''・スタン(電気ショックを与える弾丸を発射する)'' ''・[[サイレンサーモード>減音器]](銃本体からサプレッサーからせり出してくる)'' ---- #pcomment