シン・レッド・ライン / The Thin Red Line

1998年、アメリカ映画
監督:テレンス・マリック

 太平洋戦争(大東亜戦争)の”ガダルカナル島の戦い”に身を投ずるアメリカ陸軍将兵達を描いた戦争映画。ジェームズ・ジョーンズの同名小説の二度目の映画化作品となる。寡作の映画監督テレンス・マリックが20年振りにメガホンを取り、第49回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した。

 題名の「シン・レッド・ライン(The Thin Red Line)」とはクリミア戦争中の”バラクラヴァの戦い(1854年)”で、イギリス陸軍の第93歩兵連隊(赤い軍服)が二列横隊(ライン)でロシア騎兵の突撃を敗走させた故事のこと。

使用者銃器名備考
ウィット 二等兵
(よく脱走する兵士)
スプリングフィールド M1M1905銃剣付きのシーンも
US MkII手榴弾
ウェルシュ 先任曹長
(C中隊の最先任下士官)
オートオードナンス トンプソンM1928A120発マガジン
スタロス 大尉
(情に厚いC中隊の指揮官)
ウィンチェスター M1発砲なし
輸送艦のシーンでは着剣装置付き
ベル 二等兵
(妻への想いに浸る兵士)
スプリングフィールド M1掩蔽壕の掃討ではM1905銃剣付きのシーンも
US MkII手榴弾
ドール 上等兵
(艦内で拳銃を盗む兵士)
コルト M1911A1輸送艦内で盗む
南部 十四年式拳銃戦利品
発砲なし
スプリングフィールド M1
US MkII手榴弾
ガフ 大尉
(掩蔽豪の掃討を指揮する将校)
ウィンチェスター M1
コルト M1911A1発砲なし
US MkII手榴弾
デイル 上等兵
(日本兵の死体から歯を集める兵士)
オートオードナンス トンプソンM1928A120発マガジン
US MkII手榴弾
クィーン 伍長
(腕を露出させた筋骨隆々の兵士)
ウィンチェスター M1897トレンチガン
US M1918A2発砲なし
US MkII手榴弾
ファイフ 伍長
(戦場に馴れない兵士)
スプリングフィールド M1発砲なし
ケック 軍曹
(手榴弾で自爆してしまう下士官)
ウィンチェスター M1発砲なし?
US MkII手榴弾
マックロン 軍曹
(部下を全て失い、錯乱する下士官)
ウィンチェスター M1発砲なし
シコ 二等兵
(攻撃前に具合が悪くなる兵士)
US M1918A2発砲なし
ホワイト 少尉
(攻撃の序盤で撃たれる将校)
ウィンチェスター M1発砲なし
ビード 上等兵
(スタロスとファイフに見守られながら死ぬ兵士)
スプリングフィールド M1発砲なし
アッシュ 二等兵
(ウィットが出会う脱走兵)
スプリングフィールド M1発砲なし
コルト M1911A1
バンド 中尉
(スタロス中隊長の後任)
ウィンチェスター M1発砲なし
クームス 二等兵
(終盤に撃たれて負傷する兵士)
スプリングフィールド M1発砲なし
アメリカ陸軍兵士スプリングフィールド M1M1905銃剣付きも
ウィンチェスター M1
US M1918A2
US M1火炎放射器
US MkII手榴弾
ロックアイランド M101105mm榴弾砲
アメリカ海軍水兵エリコン 20mm機関砲二連装対空機銃
輸送艦に搭載
大日本帝国陸軍兵士南部 十四年式拳銃
東京砲兵工廠 三八式歩兵銃?三十年式銃剣付きも
東京砲兵工廠 九九式短小銃?
中央工業 九九式軽機関銃
南部 三年式機関銃三脚架

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