*シグザウエル P320 / SIGとSauer P320 【自動拳銃】
#ref(p320.jpg,center,50%,nolink,シグザウエル P320 Carry)
|モデル|全長|重量|装弾数|口径|製造国|h
|~P320 Full Size/RX/TACOPS|203mm|833g|[[9mm×19&br;.357 SIG .40 S&W&br;.45ACP>口径]]|17/21+1&br;14+1&br;10+1|アメリカ|
|~P320 Carry/Compact/RX Compact|183mm|737g|[[9mm×19&br;.357 SIG .40 S&W&br;.45ACP>口径]]|15+1&br;13+1&br;9+1|~|
|~P320 SubCompact|170mm|708g|[[9mm×19&br;.357 SIG .40 S&W&br;.45ACP>口径]]|12+1&br;10+1&br;6+1|~|
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*シグザウエル P320 / SIG Sauer P320 【自動拳銃】 [#l0bfd802]
#ref(P320.jpg,center,50%,nolink,シグザウエル P320 Carry)
|モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~P320 Full Size/RX/TACOPS|203mm|833g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|10/17/21/30+1|アメリカ|
|~|~|~|[[.357 SIG>口径]]&br;[[.40 S&W>.40SW弾]]|10/14+1|~|
|~|~|~|[[.45 ACP>.45ACP弾]]|10+1|~|
|~P320 Carry/TACOPS Carry|183mm|751g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|17/21/30+1|~|
|~|~|~|[[.357 SIG>口径]]&br;[[.40 S&W>.40SW弾]]|14+1|~|
|~|~|~|[[.45 ACP>.45ACP弾]]|10+1|~|
|~P320 Compact/RX Compact|183mm|737g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|10/15/30+1|~|
|~|~|~|[[.357 SIG>口径]]&br;[[.40 S&W>.40SW弾]]|10/13+1|~|
|~|~|~|[[.45ACP>.45ACP弾]]|9+1|~|
|~P320 SubCompact|170mm|708g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|12/30+1|~|
|~|~|~|[[.357 SIG>口径]]&br;[[.40 S&W>.40SW弾]]|10+1|~|
|~|~|~|[[.45 ACP>.45ACP弾]]|6+1|~|

 [[シグザウエル>シグ]]から2014年に発表された[[ストライカー式>ストライカー システム]][[ポリマーフレーム]][[自動拳銃]]。同社の[[P250>自動拳銃/P250]]をベースとしている。登場当初は注目度の低い拳銃であったが、2017年に改修モデルがアメリカ陸軍MHSトライアルを通過し、4軍全ての[[M9拳銃>ベレッタ M92]]を置換すると発表され注目を浴びた。
 [[シグザウエル>シグ]]から2014年に発表された[[ストライカー式>ストライカー システム]][[ポリマーフレーム]][[自動拳銃]]。同社の[[P250>自動拳銃/P250]]をベースとしている。
 登場当初は注目度の低い拳銃であったが、2017年に改修モデルがアメリカ陸軍MHSトライアルを通過し、[[M9拳銃>ベレッタ M92]]を置換すると発表され注目を浴びた。

 P250同様に[[グロック拳銃>グロック 17]]に近い操作感を有する。スライド・フレーム・トリガーユニットなどを交換可能なモジュール設計であり、用途に応じた様々なサイズ・口径・弾倉で構成可能である。
 スライド・フレーム・トリガーユニットなどを交換可能なモジュール設計であり、用途に応じた様々なサイズ・[[口径]]・[[マガジン]]で構成可能になっている。元となったP250とバレル、マガジン、グリップモジュール(フレーム)を共有しており、[[グロック拳銃>グロック 17]]に近い操作感((グロックやその後追い製品には[[トリガーセーフティ>安全装置]]が搭載されているが、P320には装備されていない点が異なっている。))を有する点も同様(本銃のモジュール構造は[[P250>自動拳銃/P250]]を参照)。
 フレームサイズはフルサイズ、コンパクト、サブコンパクトの他、コンパクトの全長・銃身長でフルサイズのグリップ・装弾数を持つ「キャリー」がラインナップされている。なお現在サブコンパクトモデルはサブコンパクトに特化したモジュラーピストル、[[P365>シグザウエル P365]]の登場により廃盤となっている。

 米軍への採用が決定したM17(フルサイズ)・M18(コンパクト)モデルは以下のような仕様が追加されている。
 米軍への採用が決定したM17(フルサイズ)・M18(キャリー)モデルは以下のような仕様が追加されている。
 ・フレーム・スライド共にFDEカラー
 ・[[リフレックスサイト>ダットサイト]]用スライドカット
 ・[[アンビ]]サムセイフティ
 ・ローデッドチャンバー・インジケーター
 ・分解時に小さなパーツを脱落しにくいモジュール構造スライド
 ・砂塵や泥の侵入を防ぎやすいトリガーユニット
 また、米軍にはシグザウエル社からこの拳銃用に使用される2種の9mm弾薬、XM1152 FMJ弾、及びXM1153特殊用途弾も新しく供給される事が決定している。
 
 米軍以外では2015年にタイ警察に15万挺の調達があったほか、アメリカ移民・関税執行局(ICE)の新制式拳銃としても採用予定である。
 ・薄肉・軽量となったトリガー

 また、米軍にはシグザウエル社からこの拳銃用に使用される二種類の9mm弾薬(XM1152 FMJ弾、XM1153特殊用途弾)も新しく供給される事が決定している。

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 その他、2015年にタイ警察に15万挺の調達があったほか、アメリカ移民・関税執行局(ICE)の新制式拳銃としても採用予定である。

 2017年には、落下時の暴発問題が取り沙汰されている。これはテキサス州ダラス市警が落下時の暴発対策に疑問を持ち、一時的な使用を停止したことに始まる((http://news.militaryblog.jp/web/SIG-Sauer-P320-recall/issued-by-Dallas-Police-Department.html))。
 この事実が流出し、有志によって検証実験が行われ、ごく特定の条件で暴発する結果が示された。シグ社はP320は世界各国のあらゆるテストに合格しており、安全性に問題はないと見解を示した((http://news.militaryblog.jp/web/Is-SIG-P320-safe_Some-people-conduct/drop-test-under-DPD-announcement.html))ものの、旧型の肉厚トリガーを持つモデル(トップ画像のもの)を対象にM17と同じ軽量トリガーへの改装とディスコネクターの追加を無償でユーザーへ提供するアップグレードプログラムを実施している。((http://news.militaryblog.jp/web/SIG-began-offering-voluntary-update/to-improve-safety-for-P320-dropping.html))。

 従来のフレームに当たるグリップモジュールはメカ自体をトリガーモジュールに収めているため、サードパーティーによるグリップモジュールの設計自由度は非常に高いものとなっている((グリップモジュール自体はマガジンキャッチを除いて一体のプラスチックであるため。))。その自由度からFire Control Unit(FCU)社のX-01やFLUX Defense社のMP17のような[[ピストルカービン>騎兵銃]]タイプのグリップモジュールも登場している。特にFCU社は本銃のトリガーユニットを使う[[AR15>コルト AR15]]も開発中であり、プロトタイプがショットショーに展示された。

 近年では日本国内にもP320シリーズの[[遊戯銃]]が出回って来ているが、実銃用グリップモジュールの所持で逮捕者が出ている。グリップモジュールが銃刀法で部品を組み込めば実銃が組み上がる「フレーム」として見なされるためだ。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|APB ハイテク捜査網|連続ドラマ||ツートーン&br;大型の[[コンペンセイター]]とフラッシュライトを装備&br;作中企業の新開発テーザー・ピストルという設定|

|APB ハイテク捜査網|TVドラマ|−|ツートーン&br;大型の[[コンペンセイター]]とフラッシュライトを装備&br;作中企業の新開発テーザー・ピストルという設定|
|ROPPEN -六 篇-|漫画|佐和田 太一|M18&br;バイク搭乗時&br;[[横撃ち]]で発砲|
|[[グレイマン]]|−|−|項目参照|
|[[ゴーストリコン ブレイクポイント]]|−|−|項目参照|
|[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア]]|−|−|項目参照|
|[[ジョン・ウィック チャプター2>ジョン・ウィック]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド 2042]]|−|−|項目参照|
|[[名探偵コナン]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[SIG SAUER社>https://www.sigsauer.com/]]から転載しています。
CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。
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