*ゴリラ / Raw Deal
RIGHT:1986年、アメリカ映画
RIGHT:監督：ジョン・アーヴィン
&size(20){''・ストーリー''};
FBI捜査官時代のトラブルで、田舎の保安官事務所に左遷されたマーク（アーノルド・シュワルツネッガー）。ある日、元上司からFBI復帰を条件に、シカゴマフィアに潜入捜査をしてほしいと頼まれる。
依頼を承諾したマークは、偽装事故で自らの存在を抹消。ジョセフ・P・ブレナーという別の人物になりすまして、暗黒社会に身を投じるのだった―――
&size(20){''・解説''};
『[[ターミネーター]]』でブレイクを果たしたとはいえ、シュワルツネッガーがまだ、シルベスター･スタローンの後塵を拝していた頃の一作。原題の“Raw Deal”とは、日本語では「やくざ者」に相当する隠語だが、邦題はおそらく、同時期に公開された『[[コブラ>コブラ（映画）]]』を意識したものと思われる。
ただし、本作はいわゆる「潜入捜査官」を扱っており、作風は大きく異なる。まだ駆け出しで演技はぎこちないものの、暗黒街に潜入したシュワルツネッガーのダーティな振る舞いも、他ではなかなか目にかかれない。
なお、シカゴマフィアのドン、パトロヴィータを演じるサム･ワナメイカーは、奇しくも(?)シカゴの出身だが、1950年代、映画界にも吹き荒れた“赤狩り”の嵐に追われて英国に脱出。アメリカ出身でありながら、キャリアの大部分を英国で過ごしたという逸話を持つ。
1980年代に入って、TVムービーを主に徐々にアメリカ映画にも復帰し始めていたが、本作はワナメイカー晩年の代表作の一つとなった。（1993年、英国･ロンドンで死去）
|使用者|銃器名|備考|h
|マーク・カミンスキー|[[ダン・ウェッソン M15>回転式拳銃/DW ダン・ウェッソンリボルバー]]|採石場への殴り込みで使用|
|~|[[S&W M27>SW M27]]|スナブノーズモデル&br;ラマンスキーの運転手、情婦を脅す|
|~|[[S&W M15>SW M15]]|スナブノーズモデル&br;元はマフィアの銃&br;ラストでバクスター検事に渡し、自決を迫る|
|~|インターナショナル･オードナンス MP2&br;(International Ordnance MP2)|車のフロントガラスを破るのに使用|
|~|[[H&K HK94>短機関銃/HK MP5]]|[[サプレッサー>減音器]]装着&br;[[フォアグリップ]]装着|
|~|[[ウージー>短機関銃/IMI ウージー]]風[[M10 サブマシンガン>短機関銃/AAI M10]]|ウージー風に改造した、通称“ウジグラム”&br;ラストの殴り込みで使用&br;元はマフィアの武器?|
|~|[[コルト XM177]]|ラストの殴り込みで使用&br;元はマフィアの武器?|
|~|[[モスバーグ M500]]|ラストの殴り込みで使用|
|ハリー・シャノン|[[S&W M586>SW M686]]|スナブノーズモデル&br;墓地での銃撃戦で使用|
|ベイカー|[[S&W M15>SW M15]]|スナブノーズモデル&br;麻薬取引の強制捜査時に使用&br;発砲なし|
|シカゴ市警女性捜査官|[[チャーターアームズ オフデューティー]]|旧型,スナブノーズモデル&br;（[[アンダーカバー>チャーターアームズ アンダーカバー]]かも?）&br;麻薬取引の強制捜査時に使用&br;発砲なし|
|ルイジ･パトロヴィータ|[[S&W M64>SW M10]]|スナブノーズ|
|マフィア構成員|[[S&W M10>SW M10]]|−|
|~|[[ダン・ウェッソン M15>回転式拳銃/DW ダン・ウェッソンリボルバー]]|−|
|~|[[M10 サブマシンガン>短機関銃/AAI M10]]|−|
|~|[[ウージー>短機関銃/IMI ウージー]]風[[M10 サブマシンガン>短機関銃/AAI M10]]|ウージー風に改造した、通称“ウジグラム”|
|~|[[スプリングフィールド M14]]|序盤のFBI襲撃、中盤のラマンスキー狙撃（未遂）で使用&br;[[サプレッサー>減音器]]、[[スコープ]]装着|
|~|[[M16A1>コルト AR15]]|−|
|~|[[コルト XM177]]|−|
|~|[[水平二連式散弾銃>二連式散弾銃]]|−|
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