ロウマン/Lawman

lawman.jpg
全長重量口径総弾数製造国
213mm983g.357Magnum
.38spl
6アメリカ

 コルト社が1960年末から1980年代初頭にかけて生産していたリボルバー式拳銃。
 その中でこの「ロウマン」は従来のモデルと比べ安全性などを向上させたMK-IIIモデルの中で、いざという時に強力な.357Magnum弾にも耐えうる様に銃身の肉厚を増やして耐久性を向上させたタイプである。特にスナブノーズ(獅子鼻:『短銃身』の意)タイプのモデルはその火力の高さとコンパクトさ、そして突起が少ないため素早く確実に取り出せる利点から護身用として重宝された。

 このロウマンという銃は、現在でこそ製造は行われていないようだが、オートマチック全盛期である以前のアメリカ本国においては制服警官よりも私服の警官が携行するケースが多かったようだ。外見・使用する弾薬に関して共通のコルト ディテクティヴスペシャルと並んでコルト社の官給リボルバーの中核を成していた時期もあるようだ。

 1970年代の中頃から80年代の中頃にかけて作られた数々の邦画やTVドラマのうち、刑事物アクションでは必ずと言ってよい程に登場する銃だったが、使われ方は画面での存在感を重視した所為なのか非常に粗雑で現実性を無視してリアル感がないとしか言えない。

登場作品ジャンル使用者備考
あぶない刑事項目参照
コータローまかりとおる!漫画渡瀬 大造千葉流編
ゴルゴ13項目参照
サイコメトラーEIJI漫画近藤
長尾
単行本25巻
シティーハンター項目参照
西部警察項目参照
ゼロイン項目参照
特攻野郎Aチームドラマ項目参照
フレンチ コネクション?項目参照
リボルバー 青い春映画

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