全長 | 重量 | 口径 | 総弾数 | 発射形態 | 製造国 |
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213mm | 1093g | 10mmAuto | 9+1 | S | アメリカ |
強力な10mmAuto弾を使用する、グリップの赤三角のメダリオンが特徴的なコルト社製の自動拳銃。その名の如く、アメリカ政府が誇りに掛けて送り出す、対テロ作戦における最精鋭部隊である陸軍対テロ作戦分遣隊、通称・デルタフォースをターゲットにして開発された。
基本的なシステムや操作方法は、M1911A1と大差はない。ただ、スプリングやスライドなどが10mmAuto弾のプレッシャーに対応しきっていないせいで、ベレッタ M92の様にスライドが破損したり、オートマグ?の様にジャムが頻発したため、発売後の評価はさほどは良くなかったらしい(カスタムチューンしたら使い勝手が良くなった話もあるみたいだが)。
結局は.45ACPへの固執と、M1911A1という伝統にしがみ付き、時代の流れから取り残されることになるコルト社の変遷の1ページを飾る銃であり、銃そのものの知名度も高いとは言えないのが実情で、10mm弾と言う弾丸そのものも現在は知名度が低くなっていることは間違いない。
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