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*ディテクティヴスペシャル/Detective Special[#zd1b70ed]
#author("2024-03-28T09:41:30+09:00","default:user","user")
*コルト ディテクティヴスペシャル / Colt Detective Special 【回転式拳銃】 [#zd1b70ed]
#ref(detective.jpg,center,nolink,コルト ディテクティヴスペシャル 後期型)
|モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~ディテクティヴスペシャル|178mm|660g|[[.32 New Police&br;.38 New Police&br;.38Spl>口径]]|6|アメリカ|
|~コブラ|178mm|425g|[[22 LR&br;.32 New Police&br;.38 New Police&br;.38Spl>口径]]|~|~|
|~エージェント|178mm|660g|[[.38Spl>口径]]|~|~|
|~コブラ(新モデル)|184mm|708g|[[.38Spl+P>口径]]|~|~|
|全長|重量|口径|総弾数|製造国|h
|178mm|660g|[[.38Spl>口径]]|6|アメリカ|
1927年に発売された、[[コルト]]社製の小型[[回転式拳銃]]。同年に発売された[[オフィシャルポリス>回転式拳銃/コルト オフィシャルポリス]]と共に、同社製の旧モデルである[[ポリスポジティブスペシャル>回転式拳銃/コルト ポリスポジティブ]]の後継として開発されたモデルである。
その名の如く、私服の警官や探偵の護身用として設計された。コンシールドキャリー（服の下に隠して携帯すること）のため銃身が2インチと短く、スナブノーズ(短銃身の回転式拳銃)の走りである。
[[フロントサイト>照準器]]やバレル(銃身)の形状から前期型と後期型に分かれる。前期型は[[グリップ>銃把]]が木製。後期型(上記画像のモデル)は、引っ掛かりの少ない小型のフロントサイトを持ち、エジェクターロッドが完全に隠れるようになっており(バレルシュラウドと言われる)、グリップがメダリオンの入った硬質ゴムである。このデザインは、以降のコルト社製リボルバーのデザインの一つとして確立されることになる。
短銃身であるために遠距離の使用は想定されておらず、メインの銃が弾切れになった際の[[バックアップ用>サイドアーム]]として使用された。ただ、シリンダー内部の加工が[[S&W>スミス アンド ウェッソン]]社の回転式拳銃に比べて粗雑であるという欠点がある。
#ref(Cobra_450w.png,right,around,50%)
現在のアメリカでは.38Splの威力不足から、この銃を制式採用している機関や個人で所有する者は少ないようだ。しかし戦後直後のアメリカのドラマ、特に刑事・探偵関連の映画やドラマ等には多数登場し、人気も高かった。
日本では[[P230JP>自動拳銃/P230]]や[[M37エアーウエイト>SW M36]]の採用までは、[[M10>SW M10]]や[[ニューナンブ>ミネベア M60]]と並んで[[警察>警察庁]]制式のリボルバーであった。今では厚生労働省の麻薬取締官が護身用に携行することが多いらしい。
警察の他には、草創期の[[陸上自衛隊>自衛隊]]の警務隊でも一部使用されていた。自衛隊における名称は「9.65�亰�銃」であった。一般警察と同じように、[[ランヤード>スリング]]と引き金の安全ゴムが付属されていた。
[[コルト]]製回転式拳銃の中でも小型の部類に入る38口径のリボルバー。
その名の如く、私服の警官や探偵の護身用コンシールドキャリーを目的に設計されたもの。
戦後直後のアメリカのドラマ、特に刑事物や探偵物の映画やドラマ等にも多数登場し、人気も高い。フロントサイトやバレルの形状から前期型と後期型の2つの種類があり、前期型は露出型のバレルシュラウドや大型のフロントサイトを持ち、グリップは木製。
後期型は外見のデザインを一新し、より秘匿性を高めるために引っ掛かりの少ない小型のフロントサイトを装備し、バレルシュラウドも完全に隠れるようになっている。また、グリップは硬質ゴムで出来た金色のメダリオンの入ったフィンガーレスト付きのものに換装されている。
このデザインをしたモデルは、1970年代以降のディテクティヴスペシャルのスタイルとして、そしてコルト社製リボルバーのデザインの一つとして確立されることになる。
短銃身であるために遠距離の使用を想定したものではなく、実際の現場ではあくまでも護身用であったり、メインであるオートマチックが故障したり、弾切れになった際のバックアップ用として使用されることが多かったようで、シリンダー内部の加工が[[S&W>スミス アンド ウェッソン]]に比べて粗雑であるという欠点がある。
現在のアメリカ本国ではこの銃を制式採用している機関は殆ど無く、使用する.38Splの威力不足のために個人の所有する者も少ないと聞くが、太平洋の反対側である日本では後期型が公用機関向けとして今も現役で稼動中である。
[[P230JP>シグザウアー P230]]や[[SW M37エアーウエイト>SW M36]]の採用までは、[[SW M10]]や、[[ニューナンブ>ミネベア M60]]と並んで、日本警察制式のリボルバーであったが、今の時点では警官ではなく、麻薬取締官が護身用に携行することが多いらしい。
ちなみにステンレス製のモデルもあり、これは“コルト エージェント”、アルミフレームのモデルは“コルト コブラ”と呼ばれている。また、制服警官用の４インチ銃身のものをポリスポジティブと呼ぶ。
ちなみに、1950年には、アルミフレームのモデル''”コブラ”''、1962年には更にそのバリアントである廉価版''”エージェント”''が発売されている。このコブラは、ケネディ大統領暗殺犯とされるリー・ハーヴェイ・オズワルドを射殺する際に、ジャック・ルビーが使用した銃でもある。
1999年、コルト社がリボルバー製造を中止。約20年に渡り「コルト・リボルバー」の系譜が途絶えていたが、2017年に復活第一弾としてコブラが.38Spl+P弾に対応するステンレスフレームと交換可能なフロントサイトを備えて再登場している。
|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|L.Aコンフィデンシャル|映画|バド ホワイト巡査&br;エドワード“エド”エクスリー警部補|前期型モデル|
|SIREN|ゲーム|竹内多聞&br;牧野慶|前期型|
|Mafia|ゲーム|ロストゥ悒凜鷏抻ヾ|−|
|[[0011ナポレオン・ソロ]]|−|−|項目参照|
|[[007]]|−|−|項目参照|
|428 〜封鎖された渋谷で〜|ゲーム|建野京三|−|
|[[L.A. ギャング ストーリー]]|−|−|項目参照|
|[[L.A.コンフィデンシャル]]|−|−|項目参照|
|甘く危険なナンパ刑事|漫画|銀行強盗|前期型&br;鈍器としても使用|
|[[アンタッチャブル]]|−|−|項目参照|
|[[ウォーキング・デッド]]|−|−|項目参照|
|[[ウォッチメン]]|−|−|項目参照|
|[[エル・マリアッチシリーズ]]|−|−|項目参照|
|仮面ライダーBLACK|特撮|警官|前期型&br;[[ランヤードリング>スリング]]装着|
|[[グッド・バッド・ウィアード]]|−|−|項目参照|
|クリープショー|映画|リチャード・ヴィッカーズ|第3話「迫りくる潮流」&br;前期型|
|刑事コロンボ|TVドラマ|ポール・ガレスコ|「逆転の構図」&br;前期型|
|~|~|サンティーニ|『魔術師の幻想』&br;前期型&br;シルバーモデル&br;[[減音器]]装着|
|~|~|グレアム・マクベイ|『奇妙な助っ人』&br;後期型&br;クロムメッキ|
|~|~|ブルーノ・ロマーノ|『奇妙な助っ人』&br;後期型&br;クロムメッキ&br;所持のみ|
|ゲットスマート|映画|マックス・スマート&br;（エージェント86）|コントロールの展示品を拝借|
|[[ケネディ空港着陸不能>ダイ・ハード]]|−|−|項目参照|
|合法都市|漫画|ケンジの兄&br;ケンジ|−|
|ゴッドファーザー|ゲーム|主人公&br;マフィア|後期型|
|[[ゴルゴ13]]|−|−|項目参照|
|天使の爪|小説|神崎 アスカ|-|
|裸の銃を持つ男&br;裸の銃を持つ男 PART2 1/2|映画|フランク ドレビン|前期型モデル|
|[[フレンチ コネクション]]|−|−|項目参照|
|[[サイレン]]|−|−|項目参照|
|[[さばげぶっ!]]|−|−|項目参照|
|[[ザ・マジックアワー]]|−|−|項目参照|
|サムライin1930|漫画|雷のジョーの手下&br;警官&br;市警本部長|前期型|
|[[ザ・メキシカン]]|−|−|項目参照|
|[[猿の惑星]]|−|−|項目参照|
|ショーシャンクの空に|映画|アンディ・デュフレーン|前期型&br;発砲シーン無し&br;木製のグリップパネルが経年使用による摩耗した状態になっている|
|親愛なる殺し屋様|漫画|麻田真友(まだ まとも)|後期型&br;発砲なし|
|[[スーパーマン]]|−|−|項目参照|
|[[スワガー・サーガ]]|−|−|項目参照|
|[[西部警察]]|−|−|項目参照|
|[[蒼天の拳>北斗の拳#b07bbb00]]|−|−|項目参照|
|[[ゾンビーノ]]|−|−|項目参照|
|[[ダーティハリー]]|−|−|項目参照|
|[[タクシードライバー]]|−|−|項目参照|
|[[ディア・ハンター]]|−|−|項目参照|
|[[デスノート]]|−|−|項目参照|
|テルマ&ルイーズ|映画|テルマ&br;ルイーズ|後期型&br;ニッケルフィニッシュ|
|天使の爪|小説|神崎 アスカ|−|
|[[トゥルー・クライム>トゥルー・クライム（ゲーム）]]|−|−|項目参照|
|[[特捜刑事マイアミヴァイス]]|−|−|項目参照|
|[[逃亡者（1993年）]]|−|−|項目参照|
|[[ドライバー パラレルラインズ>ドライバー]]|−|−|項目参照|
|ナイトメア・ファンク|漫画|来栖日和|前期型|
|泣く男|映画|刑事|発砲無し|
|~|~|チン・ゴン|病院で刑事から奪う&br;弾を抜くだけ|
|ナショナル・セキュリティ|映画|アール・モンゴメリー|−|
|蠅男の逆襲|映画|アラン・ハインズ(ロニー)|前期型&br;エバンスから奪う&br;鈍器としても使用|
|~|~|デュボワ巡査部長&br;警官|前期型|
|バオー来訪者|漫画|若い女|後期型|
|[[バキシリーズ]]|−|−|項目参照|
|裸の銃を持つ男&br;裸の銃を持つ男 PART2 1/2|映画|フランク・ドレビン|前期型モデル|
|[[バッカーノ!]]|−|−|項目参照|
|[[バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2>バック・トゥ・ザ・フューチャー#v16c5582]]|−|−|項目参照|
|[[パブリック・エネミーズ]]|−|−|項目参照|
|[[ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝>ハムナプトラシリーズ#oe10f513]]|−|−|項目参照|
|[[ぴことぴけ]]|−|−|項目参照|
|美女と液体人間|映画|富永課長&br;坂田刑事&br;岡刑事&br;田口刑事&br;小川刑事|全て前期型&br;富永部長はラストの下水道探索で所持&br;坂田刑事は鈍器としても使用|
|人狩り|小説|戸川|−|
|[[ビバリーヒルズ・コップ]]|−|−|項目参照|
|[[フィアー・ザ・ウォーキング・デッド]]|−|−|項目参照|
|古畑任三郎|TVドラマ|小暮音次郎|発砲無し|
|[[フレンチ・コネクション]]|−|−|項目参照|
|[[マイ・ボディガード]]|−|−|項目参照|
|魔少年ビーティー(読切版)|漫画|刑事|後期型&br;発砲なし&br;[[ハンマー]]が描かれていない|
|[[マックス ペイン]]|−|−|項目参照|
|[[マフィア（ゲーム）]]|−|−|項目参照|
|ミスト|映画|アマンダ・ダンフリー|護身用に所持&br;コルトSF VI-DS II|
|~|~|オリー・ウィークス|アマンダから借りる|
|~|~|デビッド・ドレイソン|オリーの遺品|
|[[ユージュアル・サスペクツ]]|−|−|項目参照|
|[[遊星からの物体X]]|−|−|項目参照|
|[[蘇える金狼]]|−|−|項目参照|
|[[ラストマン・スタンディング]]|−|−|項目参照|
|[[レザボアドッグス]]|−|−|項目参照|
|[[ワイルド7]]|−|−|項目参照|
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