コルトガバメントバリエーションのバックアップの現在との差分(No.66)

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*コルト M1911 バリエーションモデル / Colt M1911 Variation Model [#i19d4b5f]
#author("2024-01-22T16:53:14+09:00","default:user","user")
*コルト ガバメント バリエーションモデル / Colt M1911 Variation Model [#i19d4b5f]

#contents

***アメリカ軍採用モデル [#n276c29e]
|外見|モデル|説明|製造国|h
|#ref(m1911.gif,center,nolink,M1911)|~M1911|[[原型>コルト ガバメント]]。1911年採用。|アメリカ|
|#ref(m1911a1.gif,center,nolink,M1911A1)|~M1911A1|1926年採用。メインスプリングハウジング・グリップセフティ・フレーム等の形状を改良。以後の基本モデル。&br;第二次大戦中はイサカなどだけでなく、全く銃に関係のない民間工場でも生産された。|~|
|#ref(comder.gif,center,nolink,combatcommander)|~M15|1972年採用。銃身長4.3インチのショートモデル。コルト・コンバットコマンダーに類似した仕様だが、コルトではなく米陸軍のロックアイランド造兵廠によって、将官用に在庫のM1911から改修・製造されたもの。|~|
|－|~MEUピストル(M45)|[[アメリカ海兵隊]]遠征ユニット(MEU)向け。&br;[[US M9>ベレッタ M92]]と交代・回収されたM1911A1の中から、程度の良いフレームを選び、新たにスライドやカスタムパーツを組み込んだもの。リサイクル品ゆえに改造の時期によって個体差がある。&br;多くは[[スプリングフィールド]]製のスライドを組み込んでいるため、良く同社製と誤解されるが、組み立てはMEU本部で行われている。&br;現在はスプリングフィールド社100%純正品であるトラストモデルが主であり、価格は3000ドルと超高額。&br;近年、この「MEUピストル」が制式採用化されたことで「M45」の名が冠された。|~|
|－|~キンバー&br;MARSOC|アメリカ海兵隊｢[[DET-1>フォース リーコン]]｣向けに生産された特別仕様。&br;MARSOC(マーサック)とは「Marine Special Operations Command」の略。メディアによって「MEUSOC」や「キンバーDET1」などさまざまな名称で紹介されており、また本銃の民生モデルは「Warrior」の名称で販売されている。&br;スライド前方の[[セレーション]]、ナローサイズの[[マウントレール]]、ランヤードリングなどを装備。|~|
|-|~M45A1 CQBP|2012年に採用されたMEUピストルに代わるCQB用ピストル。&br;コルトが自社製M1911のピカティニー規格レール搭載モデル「レールガン」をベースに、デザートカラーのフレームを持ち、ナショナルマッチバレル、G10グリップ、ノバックサイトなどを装備。AFPBも追加されている。信頼性や旧来モデルとのマガジン共用性の観点から、マガジンは新しい8連発タイプではなく従来通りの7連発のものを使用する。|~|
|－|~M45A1|2012年に採用されたMEUピストルの後継銃。([[項目参照>コルト M45A1]])|~|

***[[コルト]]社製品（民間モデル） [#xf51e10c]
|外見|モデル|説明|製造国|h
|#ref(cltgvmt7.gif,center,nolink,series70)|~ガバメントモデル Mk IV&br;シリーズ70|1970年から83年に市販された民間型。日本の"ガバメント"の通称はこの民間モデルをエアソフト化した製品の名称から来ている。最も人気があり、後継のシリーズ80が不評を買っていた頃はプレミアム価格で取引されていた。|アメリカ|
|－|~ガバメントモデル Mk IV&br;シリーズ80|1983年から市販されたモデル。[[AFPB]]を組み込んだが、トリガーの感触が悪化し評価を下げてしまった。|~|
|#ref(cltgvmt7.gif,center,nolink,series70)|~ガバメントモデル Mk IV&br;シリーズ70|1970年から83年に製造・販売された民間型。日本の"ガバメント"の通称はこの市販モデルの名称から来ている。|アメリカ|
|－|~ガバメントモデル Mk IV&br;シリーズ80|1983年から市販されたモデル。[[AFPB]]を追加。&br;トリガー連動解除のAFPBはトリガーの感触を悪化させ、保守派競技シューターの評判は悪かった。|~|
|#ref(cltm1991.gif,center,nolink,M1991A1)|~M1991A1|1991年発売のメモリアルモデル。軍制式の様な型番がついているが、市販モデル。&br;ブルーイング仕上げをパーカライジングとし、刻印やグリップパネルを新たにしているものの、上記のMk IV シリーズ80とほぼ同一の製品。|~|
|－|~XSE|モダンカスタム。[[フロントセレーション>セレーション]]の追加。3ホールトリガー。[[スケルトンハンマー>ハンマー]]。サムセイフティの延長及び[[アンビ]]化。ノバックタイプの[[リアサイト>オープンサイト]]。ハイグリップ可能なグルーブをフレームに追加。装弾数8+1|~|
|－|~コマンダー|1949年発表。銃身長4.3インチのショートモデル。&br;アルミフレームが使用されていたが、耐久性に難があった。|~|
|#ref(comder.gif,center,nolink,CombatCommander)|~コンバットコマンダー|1971年発表。『コマンダー』のスチールフレーム版。|~|
|#ref(cltofis.gif,center,nolink,Officers)|~オフィサーズ|銃身長3.5インチのコンパクトモデル。|~|
|#ref(cltdifdr.gif,center,nolink,Difender)|~ディフェンダー|銃身長3インチのサブコンパクトモデル。|~|
|#ref(deltelit.gif,center,nolink,DeltaElite)|~デルタエリート|1911の10mmオート弾モデル([[項目参照>コルト デルタエリート]])|~|
|#ref(deltelit.gif,center,nolink,DeltaElite)|~デルタエリート|1911の[[10mmオート弾]]モデル([[項目参照>コルト デルタエリート]])|~|
|#ref(cltweag.gif,center,nolink,Double eagle)|~ダブルイーグル|1911の[[ダブルアクション]]モデル([[項目参照>自動拳銃/コルト ダブルイーグル]])|~|
|-|~M1070 CQBP|M45A1の民間販売名|~|
|-|~レールガン|XSEをベースにアンダーマウントレールを追加したモデル。M45A1の原型となった。電磁加速式銃とは無関係。|~|
|-|~M1070 CQBP|[[M45A1>コルト M45A1]]の民間販売名。現在は軍用モデルと同じM45A1の名前で販売されている。|~|

***他メーカー製品（マスプロダクションモデル、メーカーカスタム） [#v2e22732]
|外見|モデル|説明|製造国|h
|#ref(amthadbl.gif,center,nolink,HardBaller)|~AMT&br;ハードボーラー|初のステンレス1911として知られる、AMT社製クローン([[項目参照>AMT ハードボーラー]])|アメリカ|
|#ref(larguriz.gif,center,nolink,Grizzly)|~LAR&br;グリズリー・ウィンマグ|大口径マグナム弾仕様の1911クローン([[項目参照>自動拳銃/LAR グリズリー・ウィンマグ]])|~|
|#ref(swm945.gif,center,nolink,M945)|~S&W PC&br;M945|S&Wのカスタム部門が自社製ピストルのスライドとパーツで作り上げた異色の1911コピー([[項目参照>SW M945]])|~|
|#ref(sw1911.gif,center,nolink,S&W1911)|~S&W&br;SW1911|因縁のライバルメーカーによる1911クローン。上記と異なり、オリジナルとの部品互換性もある([[項目参照>SW SW1911]])|~|
|#ref(stieggi.gif,center,nolink,エッジ)|~STI&br;2011|ダブルカラムのマガジンと、ハイブリッド素材のフレームを持つ、競技用1911クローン([[項目参照>自動拳銃/STI 2011]])|~|
|－|~SV&br;インフィニティ|上記STIから独立したガンスミスによってデザインされた競技用1911クローン([[項目参照>SV インフィニティ]])|~|
|－|~ウィルソン&br;M1996A2CQB|カスタムメーカーとして著名なウィルソンコンバットが、[[CQB]]向けに設計したコンバットピストル。&br;大型ノバックサイトや軽量のトリガーなど贅を尽くしたパーツを数多く組み込んでいる。&br;性能は文句なしだが、価格も破格の1800ドル。|~|
|－|~キンバー&br;カスタムII|1911カスタムメーカーによる、コンプリートモデル([[項目参照>キンバー カスタムII]])|~|
|#ref(coonanb.gif,center,nolink,Coonan357)|~クーナン&br;.357マグナムオート|[[リボルバー>回転式拳銃]]用の.357マグナム弾に特化した1911クローン([[項目参照>自動拳銃/クーナン .357マグナムオート]])|~|
|－|~サファリアームズ&br;マッチマスター|カスタムメーカーによる、競技用1911クローン([[項目参照>サファリアームズ マッチマスター]])|~|
|#ref(siggsr.gif,center,nolink,GSR)|~シグアームズ&br;GSR|高性能な[[ダブルアクション]][[ピストル>自動拳銃]]で知られる[[シグ]]が開発した1911クローン([[項目参照>シグアームズ GSR]])|~|
|－|~スプリングフィールド&br;M1911A1|1911カスタムメーカーによる、コンプリートモデル([[項目参照>スプリングフィールド M1911A1]])|~|
|－|~スプリングフィールド&br;オメガ|[[スプリングフィールド アーモリー>スプリングフィールド]]製。『マグナポート』と呼ばれる[[コンペンセイター]]とロングスライドを装備した射撃用モデル。&br;[[10mmAuto>口径]]版もあり、日本でも[[トイガン>遊戯銃]]化されていた。現在は製造中止。|~|
|－|~スプリングフィールド&br;オメガ|[[スプリングフィールド アーモリー>スプリングフィールド]]製。『マグナポート』と呼ばれる[[コンペンセイター]]とロングスライドを装備した射撃用モデル。&br;[[10mmAuto>10mmオート弾]]版もあり、日本でも[[トイガン>遊戯銃]]化されていた。現在は製造中止。|~|
|－|~ナイトホーク|スプリングフィールドモデルと並ぶ、超高額で豪華な内容のカスタムを施されたモデル&br;ウィルソン社の熟練ガンスミスによって2005年に設立された企業のフラグシップモデルで価格帯は2500ドル以上が主流&br;実戦での使用を念頭において開発されているため、確実に撃てるための即応性を重視する。|~|
|#ref(detonic.gif,center,nolink,CombatMaster)|~デトニクス&br;コンバットマスター|サブコンパクトサイズ1911の先駆者の一つとして著名な1911クローン([[項目参照>自動拳銃/デトニクス コンバットマスター]])|~|
|－|~デトニクス&br;サービスマスター|銃身長4.25インチのミドルサイズモデル|~|
|#ref(detoscmt.gif,center,nolink,ScoreMaster)|~デトニクス&br;スコアマスター|デトニクス製1911クローンのフルサイズモデル([[項目参照>自動拳銃/デトニクス スコアマスター]])|~|
|#ref(sism1927.gif,center,nolink,M1927)|~システマ・コルト&br;M1927|アルゼンチン軍の元制式拳銃。ほぼオリジナルのままのライセンス生産品。&br;『[[ジオブリーダーズ]]』ではバッタもの呼ばわり、『[[ブラック・ラグーン>BLACK LAGOON]]』ではインベル M911と混同されるなど、メディア上ではいまいち冴えない扱い。|アルゼンチン|
|#ref(balmoli.gif,center,nolink,モリナ)|~バジェスター&br;モリナ|グリップセフティなどを省略し、生産性を高めたモデル。これもアルゼンチン軍の元制式。&br;既に制式解除となっているが、[[フォークランド戦争]]では相当数がイギリス軍に鹵獲された。|~|
|－|~デザートイーグル1911|アメリカのマグナムリサーチ社が販売する1911クローン。製造はイスラエルの[[IWI>IMI]]。装弾数は8発&br;銃身長5インチのフルサイズモデルはDE1911G(GはGovernment)。銃身長4.33インチのコマンダーモデルはDE1911C(CはCompact)。|イスラエル|
|－|~AF2011-A1|イタリアのアーセナル・ファイアームズ製ダブルバレル1911([[項目参照>自動拳銃/AF AF2011]])|イタリア|
|－|~パラ・オーディナンス&br;1911|カナダ産1911クローン([[項目参照>パラ・オーディナンス 1911]])|カナダ&br;アメリカ|
|－|~パラ・オーディナンス&br;P14|[[ダブルカラム]]1911の先駆者的モデル([[項目参照>パラ・オーディナンス P14]])|~|
|－|~レス・ベアー|パラ・オーディナンスのP14シリーズをベースに、実際の撃ち合いで勝てるための更なるカスタムを施したモデル&br;ドーブテール型フロントサイト、ビーバーテールグリップ&ナロータイプの[[アンビ]]セフティー、フロント[[セレーション]]などを多数装備&br;FBIの特殊部隊であるHRT(人質奪還部隊)に75挺が納入された|~|
|－|~スター&br;M1922/モデルA|スペイン国境警備隊(グアルディア・シビル)向けに作られたスペイン産1911クローン。モデルAはその市販モデル。&br;外装式に変更されたエキストラクターと、グリップセフティが省略された点が特徴で、スター1911シリーズの共通点ともなっている。&br;使用弾は9mmラルゴー弾で、輸出用に7mmマウザー弾仕様も作られた。|スペイン|
|#ref(starmm.gif,center,nolink,ModelB)|~スター&br;モデルB|上記の[[9mmパラベラム弾]]仕様。撮影のライブファイア用空包としても好まれる口径であることから、&br;60年代から現在に至るまで、ハリウッド映画における1911の替え玉[[プロップガン]]として活躍している。|~|
|－|~スター&br;モデルMD/PD|少数生産されたスター1911の[[フルオート]]モデル。モデルMDは9mmパラベラム、モデルPDは.45ACP仕様。&br;モデルA及びBに比べやや大型なモデルM及びPをベースに作られており、スライド右側にセレクターが追加されたほか、&br;[[マウザー C96]]に似た[[ホルスター]]兼用の[[ショルダーストック>ストック]]も付属。|~|
|#ref(inbm911.gif,center,nolink,ImbelM911)|~インベル&br;M911|ブラジル軍の元制式拳銃。&br;後期型では[[セレーション]]が斜めになり、[[サイト>オープンサイト]]が大型化するなどの改良が加えられている。[[9mmx19>口径]]版もあり。|ブラジル|
|#ref(m1914.gif,center,nolink,ImbelM911)|~M/1914|ノルウェー軍の元制式。別名〝コングスベルク・モデル〟。ヨーロッパの拳銃では珍しい[[.45ACP>口径]]仕様で、オリジナルとほぼ同一だが、スライドストップの形状にアレンジが加えられている。&br;第2次大戦でノルウェーがナチス・ドイツに占領された後は、”P657(n)”の名称で準制式とされた。&br;1919～1947年まで32854挺が生産された（”P657(n)”仕様は920挺）。|ノルウェー|
|－|~スター&br;モデルMD/PD|少数生産されたスター1911の[[フルオート]]モデル。モデルMDは[[9mmパラベラム>9mmパラベラム弾]]、モデルPDは[[.45ACP>.45ACP弾]]仕様。&br;モデルA及びBに比べやや大型なモデルM及びPをベースに作られており、スライド右側にセレクターが追加されたほか、&br;[[マウザー C96]]に似た[[ホルスター]]兼用の[[ショルダーストック>銃床]]も付属。|~|
|#ref(inbm911.gif,center,nolink,ImbelM911)|~インベル&br;M911|ブラジル軍の元制式拳銃。&br;後期型では[[セレーション]]が斜めになり、[[サイト>オープンサイト]]が大型化するなどの改良が加えられている。[[9mmx19>9mmパラベラム弾]]版もあり。|ブラジル|
|#ref(m1914.gif,center,nolink,ImbelM911)|~M/1914|ノルウェー軍の元制式。別名〝コングスベルク・モデル〟。ヨーロッパの拳銃では珍しい[[.45ACP>.45ACP弾]]仕様で、オリジナルとほぼ同一だが、スライドストップの形状にアレンジが加えられている。&br;第2次大戦でノルウェーがナチス・ドイツに占領された後は、”P657(n)”の名称で準制式とされた。&br;1919～1947年まで32854挺が生産された（”P657(n)”仕様は920挺）。|ノルウェー|
|#ref(radom.gif,center,nolink,VIS-wz1935)|~ラドム&br;VIS-wz1935|[[デコッカー>デコッキング]]とグリップデザインが特徴的な、ポーランド産1911クローン([[項目参照>ラドム VIS-wz1935]])|ポーランド|
|#ref(tokarev.gif,center,nolink,tokarev)|~TT33|旧ソ連で1911を参考に作られた軍用自動拳銃([[項目参照>USSR トカレフ]])|旧ソ連|

他に、フィリピン、中国([[ノリンコ>中国北方工業公司]])、ベトナム、イタリア、ドイツなどでも、様々なコピー、アレンジモデルが生産されている。

***カスタムモデル [#zb681aaa]
|外見|モデル|説明|製造国|h
|－|~ストライクガン|Z-Mウェポンズの銃器デザイナーであるアラン・ズィッタが製作した[[CQC]]用のカスタムガン([[項目参照>自動拳銃/Z-Mウェポンズ ストライクガン]])|アメリカ|
|－|~ピンガン|アメリカ人ガンスミス、ジム・クラークがピンバスター(何本かのボーリングのピンを全て倒すまでの時間を競う射撃競技)のためにカスタムしたモデル。&br;バレル先端に大型のバレルウエイトでマズルジャンプを押さえて、連射性能を高めている。[[アンビ]]セーフティーとスクエアタイプの[[トリガーガード]]を装備、スキッドチェッカータイプのグリップが特徴的。|~|
|#ref(bchow.gif,center,nolink,BobChow)|~ボブチャウ スペシャル|中国系アメリカ人のガンスミス、ボブ・チャウ(Bob Chow)氏制作のカスタムガン。&br;携帯性・コンシールド性(秘匿性)を追求しており、服などに引っかけないよう角という角が徹底的に削られている。&br;ズボンのベルトに引っかけて携帯するためのクリップも装備。|~|

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