・ストーリー
コロンビア反政府ゲリラの爆破テロにより、目の前で愛する妻子を殺されてしまったLA消防庁勤務のゴーディー(アーノルド・シュワルツェネッガー)。犯人の大物テロリスト、クラウディオ・ペッリーニこと“ウルフ”の逮捕を望んでいたゴーディーだったが、事件の捜査は一向に進展しない。和平交渉を優先する方針から、妻子の死は、政府とゲリラの双方から『コラテラル・ダメージ』として切り捨てられようとしていたのだ。
政府に無視され業を煮やしたゴーディーは、自らの手で妻子の仇を討つべく、“ウルフ”が潜伏するコロンビアへ、単身乗り込む決意を固めた。
・作品解説
『ターミネーター』シリーズを除けば、現在のところ、シュワルツェネッガー最後の主演作品。公開直前に『9.11』の悲劇が起きてしまったため、公開延期を余儀なくされたが、かえって注目を浴びる作品ともなった。
なお、『コラテラル・ダメージ』とは、「大局のためには、巻き添えにしてもやむを得ない(目をつむれるほど取るに足らない)犠牲」の意味。
余談ながら、敵役の”ウルフ”(スペイン語では”ロボ”)ことクリフ・カーティスは、本作以外にも『ザ・グリード(傭兵)』、『スリー・キングス(難民)』、『ダイ・ハード4.0(ボウマンFBI副局長)』などに出演。アクション映画ファンには、今やおなじみの顔である。
褐色の肌を持つことからアラブ系やヒスパニック系の役が多いが、実はニュージーランド・マオリ族の出身。本来のマオリ役としての出演作には『ヴァイラス』がある。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
セリーナ・ペッリーニ | ベレッタ M92FS INOX | − |
グロック 19 | 終盤で女性刑事から強奪 | |
ピーター・ブラント | ベレッタ M92FS | 警察署で使用 |
FBI捜査官 | グロック 17 | 発砲無し |
CIA特殊部隊 | GE M134 | UH-1に搭載 |
サコー M60D | UH-1のドアガン | |
クラウディオ・ペッリーニ “ウルフ” | コルト XM177 | 刑務所襲撃時に使用 |
ゲリラ兵士 | USSR AKM | − |
コルト XM177 | ||
サコー M60 | ||
TDS M72 | 刑務所襲撃時に使用 |
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