*キメル AP-9 / Kimel AP-9 【自動拳銃】 [#w4d72f12]
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*AAアームズ/キメル AP-9 / AAarms/Kimel AP-9 【自動拳銃】 [#w4d72f12]
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|全長|重量|口径|装弾数|発射形式|製造国|h
|不明|1.59kg|[[9mmx19>口径]]|10/20/32/50|S|アメリカ|


 AP-9は、アメリカ・ノースカロライナ州のAAアームズ社によって製造され、インドのキメルインダストリーズ社によって販売されていた大柄な[[自動拳銃]]。外観や開発思想などから、[[イントラテック TEC-9]]を意識していると思われる部分が多く、一種のクローンともとれるが、TEC-9シリーズがアルミ合金製のロアレシーバーであったのに対し、AP-9は[[ポリマーフレーム]]を使用していた。
 AP-9は、アメリカのAAアームズ社が製造、同国キメルインダストリーズ社から販売されていた大柄な[[自動拳銃]]である。
 [[イントラテック TEC-9]]の市場にそのまま乗っかる前提のあからさまなコピーピストルで、外観も酷似しており、TEC-9のマガジンすら使用可能だった。ただ、TEC-9シリーズが[[ポリマーフレーム]]を使用していたのに対し、AP-9はアルミ合金製のフレームで、[[フロントサイト>オープンサイト]]とフレームの形状から見分けることが可能である((AP-9はフロントサイトが円筒型であり、マガジンハウジングが斜めに切り落とされたような形状になっている。))。
 TEC-9同様安価なピストルとして1990年代には民間に広く普及し、その後1994年に発効した[[AWB]]のあおりを受けて売り上げが減少したものの、最終的に2001年頃まで生産が続けられていた。
 バリエーションとしてはフルサイズのもののほか、TEC-9におけるAB-10のようなミニサイズのもの(上図)も存在した。
 バリエーションとしてはフルサイズのもののほか、TEC-9におけるTEC9ミニのようなミニサイズのもの(上図)も存在した。

 なお、本銃はその外観や設計思想ゆえ、メディア上では特にTEC-9と混同されることが多い。加えて、TEC-9とマガジンが共用出来たため本銃の一見したフォルムの印象がTEC-9と似てしまったばかりでなく、おまけに、TEC-9同様本銃は本来セミオートであるにも関わらずスクリーン上では往々にしてフルオートに改造されて使用されたため、両者は視聴者から『悪役が使う安価で粗悪な機関銃』というイメージを以って同一視されてしまったのである((使っているのが往々にして敵集団の一人で、銃がクローズアップされることが少ないという作劇上の理由によるものも大きい。))。
 本銃はその外観ゆえ、メディア上では特にTEC-9と混同されることが多い。おまけに、TEC-9同様、本来[[セミオート]]であるにも関わらず、スクリーン上では往々にして[[フルオート]]に改造されて使用されたため、両者は視聴者から『悪役が使う安価で粗悪な機関銃』というイメージを以って同一視されてしまったのである((使っているのが往々にして敵集団の一人で、銃がクローズアップされることが少ないという作劇上の理由によるものも大きい。))。
 結果として、本銃は映画や報道などのメディアにおいて''「最も誤認された銃」''という、不名誉な烙印を押されてしまった。
 しかし、実際には細かな違いがあり、フロントサイトとレシーバーの形状から見分けることが可能である((AP-9はフロントサイトが円筒型であり、マガジンハウジングが斜めに切り落とされたような形状になっている。))。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[アイアンマン2>アイアンマン]]|−|−|項目参照|
|[[アイ・スパイ]]|−|−|項目参照|
|[[オースティン・パワーズシリーズ]]|−|−|項目参照|
|ハウスオブザデッド|映画|ルディ|[[スコープ]]装着|
|ハウス・オブ・ザ・デッド|映画|ルディ|[[スコープ]]装着|
|[[パリより愛をこめて]]|−|−|項目参照|
|[[ブレイドシリーズ]]|−|−|項目参照|
|[[レオン]]|−|−|項目参照|
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