現在までに3作が公開されているが、それぞれ独立した無関係のストーリー。
共通項としては、主に「敵地での戦闘」をテーマに描かれていることである。
・ストーリー
1992年から起きていた旧ユーゴスラビアの民族紛争がひとまず解決し、和平が結ばれたボスニア。
米海軍大尉クリス・バーネット(オーウェン・ウィルソン)は、平和を維持するための軍務に意味を見出せず、レイガート少将(ジーン・ハックマン)と衝突してしまう。その後、休暇中だったクリスマスにレイガートからボスニア上空からの偵察任務を命じられた。
バーネットは相棒のスタックハウスと共に、F/A-18F スーパーホーネットでUSSカール・ヴィンソン(CVN-70)から発艦しボスニア上空へ向かうが、偵察の過程で非武装地帯にセルビア軍らしき機影を確認する。撮影のために接近するも、突如として発射されたセルビア軍のSAM(地対空ミサイル)により機体は大破、墜落し、バーネットらはベイルアウトを敢行する。
降下には成功したものの、そこは敵地の真っ只中 ―エネミー・ライン― であった…
・作品備考
作中に登場するF/A-18F スーパーホーネットは撮影当時、まだ就役間もない最新鋭機であったため、アメリカ海軍全面協力の下の同機の登場は当時同作の売りの一つとなった*1。
他の演出用兵器にも力が入っており、セルビア側の使用するT-72戦車やBMP-1歩兵戦闘車両は全て実車を使用していた。
セルビア人戦闘員役の多くは、セルビア人俳優には「悪役」の引き受け手がいなかったために、言語的に近いスラブ人のクロアチア人俳優が配役されている*2。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
クリス・バーネット | ベレッタ M92SB | 装備品 |
CZE CZ75B | サシャのもの | |
USSR AKM | モール内で入手 | |
ジェレミー・スタックハウス | ベレッタ M92SB | 装備品 |
米海軍/海兵隊兵士 | ベレッタ M92FS | ブリーフィングシーンで一瞬登場 |
コルト CAR-15 | 終盤に使用 詳しい型式は不明 | |
コルト AR15 | A2ハンドガード | |
US M40A1? | − | |
サコー M60D | UH-1のドア部に搭載されている | |
GE M134 | UH-1の固定兵装として搭載 | |
NATO フランス軍救出部隊 (セイバー 6) | GIAT ファマスF1 | ヘリの中で所持 |
レミントン M700? | ||
サシャ | シグザウエル SSG-3000 | メインアーム |
CZE CZ75B | M92SBとの二挺拳銃で使用 地雷を処理する際にも使用 | |
ベレッタ M92SB | スタックハウスのもの | |
ロカー | CZE CZ75B | 死体に撃ち込む |
H&K MP5K | 序盤から所持 終盤に使用 | |
セルビア人武装勢力 | USSR AKM | 劇中全般に渡って登場 |
USSR AKMSU | ||
USSR AK47 | バーネット狩り部隊が所持 | |
ツァスタバ M70AB2 | ツァスタバ製AKMSコピー 残虐行為のフラッシュバックシーンで所持 | |
CZE Vz58V | 地雷地帯でバーネットを発見した1人が所持 | |
H&K MP5A3 | 一部のシーンで所持 | |
CZE CZ550 | 行軍時に所持 | |
CZE CZ700 | 終盤に所持 草葉で擬装を施している | |
レミントン M700? | バーネット狩り部隊が所持 | |
USSR ドラグノフ | バーネット狩り部隊が所持 | |
ブローニング M2 | ロシアUAZ社製UAZ-469ジープに搭載 | |
USSR NSVT | T-72戦車の装備 | |
USSR PK | ツァスタバM84? 特典映像内で所持 | |
民間人 | CZE CZ52 | モール内にて所持 |
USSR AKM | 「アイスキューブ」の服を着た青年が所持 |
アメリカ合衆国と北朝鮮―第二次世界大戦後から続く一触即発の緊迫した対立関係の中で、北朝鮮が秘密基地内に核ミサイルを保有しているという情報がホワイトハウスにもたらされた。
その脅威を防ぐべく、基地の破壊作戦に任命されたのは、アメリカ海軍のジェームズ大尉率いるSEALの選ばれし戦士たちだった。ところがミッション開始直後、不意に作戦中止の連絡が入り、先に降下してしまった4人のチームを敵地に残したまま海軍は撤退を余儀なくされる。
残された4人の運命は、そして、北朝鮮の核ミサイル発射を止めることはできるのか―。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ロバート・ジェームズ大尉 | ベレッタ M92FS | サプレッサー装着シーンも有 |
ベレッタ M84F | ステンレススライド装備 | |
H&K MP5 | PPs43から作ったプロップガン | |
USSR AKS74 | AKS-47から作ったプロップガン | |
キャラハン | USSR AKS74 | AKS-47から作ったプロップガン |
SEAL隊員 | H&K MP5 | PPs43から作ったプロップガン |
USSR AKS74 | AKS-47から作ったプロップガン | |
ファング(北朝鮮側司令官) | ベレッタ M92FS Inox | − |
北朝鮮軍兵士 | アーセナル AR | 56式自動歩槍風に製作したプロップガン |
アーセナル AR-F | 56-1式自動歩槍風に製作したプロップガン | |
USSR RPG-22 | − | |
北朝鮮国家警備員 | M1911A1 | − |
囚人 | ベレッタ M92FS | ジェームズから渡されたもの |
コロンビアのテロ組織FARCの施設が数カ月のうちに増強されていることを知ったアメリカは、ショーン大尉率いる海軍特殊部隊SEALsを偵察任務へと向かわせる。彼らが施設へ侵入すると、コロンビア軍とFARCとの間で和平交渉が行われていた。
その時、突然、謎の部隊が施設へ押し入りコロンビア軍、FARC問わず襲撃を始める。戦闘に巻き込まれたショーンは、部下二名を失い、一人を捕虜となりながらも部下のカーターと共に脱出する。しかしながら襲撃の汚名を着せられ、仲間からの救出も中止された二人は、捕虜となった仲間を救出し、汚名を晴らすべく行動する。そして襲撃者の正体と目的とは?
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ショーン・マックリン大尉 | シグザウエル P226? | − |
US M4A1 | タクティカルライト、フォアグリップ、AN/PEQ-2レーザーサイト、ACOGスコープ装着 | |
カーター | FN M249 | PARAモデル |
US M4A1 | タクティカルライト、フォアグリップ、AN/PEQ-2レーザーサイト、ACOGスコープ装着 ケビンから渡されたもの | |
ケビン | US M4A1 | タクティカルライト、フォアグリップ、AN/PEQ-2レーザーサイト、ACOGスコープ装着 |
グロック 17 | 敵から奪ったもの 発砲なし | |
M16A2 | 敵看守から奪ったもの | |
H&K G3A3 | 捕虜収容所にて敵から奪ったもの | |
SEAL隊員 | US M4A1 | タクティカルライト、フォアグリップ、AN/PEQ-2レーザーサイト、ACOGスコープ装着 |
バレット M82CQ | ウッドランド迷彩に塗装 | |
シグザウエル P226? | サイドアーム | |
アルバロ | DSA SA58? | レイルハンドガード仕様 一部ダットサイト付 |
グロック 17 | サイドアーム | |
PRC Type69 | 中国製RPG7コピー | |
襲撃部隊 | DSA SA58? | レイルハンドガード仕様 一部ダットサイト付 |
H&K G3A3 | − | |
H&K SR9(T) | スコープ装着 | |
アーマライト AR18 | − | |
M16A2 | − | |
M4A1 | 一部R.A.S仕様、ダットサイト付 SEAL隊員より鹵獲したもの? | |
FN ミニミ パラトルーパー | − | |
FN MAG | − | |
PRC Type69 | 中国製RPG7コピー | |
グロック 17 | サイドアーム | |
FARC兵士 | M16A2 | − |
コロンビア軍兵士 | H&K G3A3 | − |
M16A2 | − | |
PRC Type69 | 中国製RPG7コピー |
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