*ウルトラヴァイオレット / Ultraviolet [#la2e4454] RIGHT:2006年、アメリカ映画 RIGHT:監督:カート・ウィマー &size(20){''・ストーリー''}; 21世紀末の近未来。アメリカ政府が発見した新種のウイルスは瞬く間に広まり、世界を変えてしまった。 感染した超人間≪ファージ≫は、体力・知力ともに驚異的な能力を備えている反面、感染後12年で命を落とす運命を背負うことになった。 この驚異的なパワーを秘めたファージに恐れを抱いた人間政府は、彼らの抹殺を企てる。 一方、生き残ったファージも反政府組織を結成、ファージと人間政府の激しい戦い≪血の戦争 -the Blood Wars- ≫が勃発した。 その戦争の最中、政府は彼らを一瞬で絶滅させる最終兵器を開発する。対してファージ側は、その兵器を奪取すべく最強の殺し屋を送り込んだ。 彼女の名はヴァイオレット・ソン・ジャート・シャリフ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。ウイルス感染をきっかけに、最愛の夫と子供を政府に奪われた彼女の生きる目的は、もはや復讐しかなかった―――。 &size(20){''・作品解説''}; 本作の監督は、『[[リベリオン -反逆者-]]』でガンアクションの新機軸「[[ガン=カタ]]」を生み出したカート・ウィマー。主演は映画『[[バイオハザード>バイオハザード(映画)]]』シリーズでヒロインを演じたミラ・ジョヴォヴィッチ。 本作のアクションは、東洋武術の型を参考にしていながらあくまで銃を主体としている『リベリオン -反逆者-』のガン=カタとはやや異なっている。戦闘の主体は銃ではなく、(新体操の優雅な動きを取り入れた)剣術や蹴り技、そして昨今の格闘術のトレンドになりつつある[[CQC]]……といったように格闘戦を重視している。 銃主体のガン=カタを期待していた人には物足りなさを感じるかもしれないが、しなやかな体躯から繰り出されるアクロバティックなアクションは、見る者を圧倒することだろう。 本作のガン=カタに関しては、[[ガン=カタ]]項目を参照。 #br ***ファージ |使用者|銃器名|備考|h |ヴァイオレット・ソン・ジャート・シャリフ|[[スクウェアガン>グロック 18]]|近未来カスタムモデル&br;[[二挺拳銃]]時もあり| |~|[[ガンブレード>短機関銃/MAC M11]]|近未来カスタムモデル&br;グリップエンドにブレード内蔵&br;[[二挺撃ち>二挺拳銃]]時もあり&br;統合省での戦闘で使用| |~|[[コルト M4A1>コルト M4]]|研究所で戦闘員から強奪(発砲無し)&br;二つに分解し、打撃武器として使用| |~|[[ベレッタ M92FS>ベレッタ M92]]|自殺用(発砲無し)| |~|[[シグ SG552]]|統合省で兵士から強奪| |~|小型火炎放射器|ダクサスの銃を使用| |ナーヴァ|[[ベレッタ M92FS>ベレッタ M92]]|手下の銃を使用| |ナーヴァの手下|[[ベレッタ M92FS>ベレッタ M92]]|−| |~|[[シグ SG552]]|ニードルタワーで使用| |ファージの強襲部隊|[[H&K G36C>HK G36]]|ストックレス&br;血液バンクの襲撃時に使用| ***政府関係者 |使用者|銃器名|備考|h |フェルディナンド・ダクサス卿|[[ベレッタ M93R 1st>ベレッタ M93R]]|衛生用アルミパック包装時もあり&br;ファージ射殺時と”1対700”の戦闘で使用| |~|小型火炎放射器|ラストバトルで使用| |政府(統合省)の兵士|[[シグ SG552]]|全編通して使用| |~|[[H&K G36C>HK G36]]|~| |~|[[ガトリングガン]]|近未来カスタムモデル&br;ヘリ搭載型&br;チェイスシーンで使用| |ウイルス研究所の警備隊長|[[H&K G36C>HK G36]]|公園のシーンで所持(発砲無し)| |ウイルス研究所の警備兵|[[シグ SG552]]|ホワイトカラーモデル&br;検査ルームで所持(発砲無し)| |ウイルス研究所の戦闘員|[[コルト M4A1>コルト M4]]|近未来カスタムモデル| |血液バンクの警備員|[[ベレッタ M92FS>ベレッタ M92]]|感染した同僚の射殺に使用| |警察官|[[コルト パイソン]]|4インチのシルバーモデル&br;[[ノンフルートシリンダー]]&br;回想シーンで使用| |~|[[ベネリ M3]]|チェイスシーンで使用| ***ブラッド・シノワ |使用者|銃器名|備考|h |カーウァイ|[[ベレッタ M92FS>ベレッタ M92]]|ニードルタワーで使用&br;撃たれた際に1発撃つ| |ブラッド・シノワ構成員|[[ベレッタ M92FS>ベレッタ M92]]|ニードルタワーで使用| #br *決めゼリフ ■タイトルロールやトレーラー(予告編)でのヴァイオレットのモノローグ: ''"Hello, my name is Violet...and I was born into a world you may not understand."'' ''(私はヴァイオレット…そして私が生まれたのは、あなたの理解を超えた世界)'' 決めゼリフではないが、ウイルス感染に怯える世界、次元圧縮テクノロジーや重力レベラーといったオーバーテクノロジーが存在する近未来観を象徴している効果的なセリフである。 ■「1対700」のシーンで、"Give me what I want.(私から奪ったモノを返してもらおうか)"と激怒するダクサスに向かって: ''"Come and get it."'' ''(力ずくで奪い取ってみれば?)'' ちなみに映画『[[エスケープ フロム L.A.>ニューヨーク1997]]』には、この「1対700」と酷似するシーンがある。(一部分とはいえ)全く同じセリフ、動き、状況…まるでデジャヴを見ているようで興味深い。本作品の「1対700」シーンは、『エスケープ フロム L.A.』へのオマージュだろうか? #hr CENTER:このページに掲載されている画像・台詞の著作権等、一切の権利は、 CENTER:[[Sony Pictures Entertainment>http://www.sonypictures.com/]]が有しています #hr ---- #pcomment