*イントラテック TEC-9/Intratec TEC-9[#u5904b83]

|モデル|全長(伸長時)|重量|口径|総弾数|発射形式|製造国|h
|KG-9|355mm|1.5kg|[[9mmx19>口径]]|20/25/32/50|S|スウェーデン|
|TEC-DC9|317mm|1.4kg|[[9mmx19>口径]]|20/25/32/50|S|スウェーデン|
|AB-10|266mm|1.26kg|[[9mmx19>口径]]|20/25/32/50|S|スウェーデン|

 
 スウェーデンの銃器メーカーであるイントラテック社が1980年頭にアメリカの民間向けとして発売された自動拳銃。
 元々は軍用SMGとして設計された同社のMP-9を再設計して開発された物で本体には射出整形ポリマーの部品が多く使われており、銃口には軍用としての名残であるサイレンサーなどを装着できるネジが切られている。
 当初発売されたKG-9は精度は悪かったが非常に安価な上、フルオート改造が安易(オープンボルト形式だったため)だったためにアメリカのギャング団などの犯罪者に非常に多く使用されることとなった。
 それにより、イントラテック社はアメリカ政府からの勧告を受け、フルオート改造を不可能とするように再設計したTEC-DC9を発売する。
 しかし、同銃はその安価さから犯罪者の使用が後をたたず(99年のコロンバイン高校の銃乱射事件でも犯人の少年二名は同銃を使用していた)、94年に成立した連邦攻撃武器規制法によってTEC-DC9という銃自体の製造販売が禁止されてしまう(名前の使用も不可)。
 その後、イントラテック社は銃身の短縮などの改造を行なうことでより拳銃らしくしたAB-10を発売するが業績は振るわず、イントラテック社は倒産に追い込まれることとなった。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|重装警察|映画|ケイ|−|
|バッドボーイズ2バット|映画|タピアの手下|街中での待ち伏せで使用|

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