*イントラテック TEC-9 / Intratec TEC-9 【自動拳銃】 [#u5904b83] #ref(TEC9.jpg,center,nolink,イントラテック AB-10) |外見|モデル|全長(伸長時)|重量|口径|装弾数|製造国|h |−|~KG-9|355mm|1.5kg|[[9mm×19>口径]]|10/20/32/50|スウェーデン| |#ref(intec9s.gif,center,nolink,TEC-9S)|~TEC-(DC)9|317mm|1.4kg|[[9mm×19>口径]]|10/20/32/50|アメリカ| |#ref(intec9m.gif,center,nolink,TEC-9M)|~TEC-(DC)9M|241mm|1.23kg|~|~|~| |−|~AB-10|266mm|1.26kg|~|~|~| TEC-9は、イントラテック社がアメリカで発売した[[自動拳銃]]で、同社の前身であるスウェーデンの銃器メーカー・インターダイナミック社(InterdynamicAB)が設計した軍用[[短機関銃]]「MP-9」を祖とする。本体には射出整形[[ポリマー>ポリマーフレーム]]の部品が多く使われており、銃口には軍用としての名残である[[サイレンサー>減音器]]などを装着できるネジが切られている。 MP-9自体は不採用に終わって生産されることもなかったが、本銃の設計を棄てきれなかったインターダイナミック社は、アメリカ向けの民間ピストルとしての活路に賭けた。アメリカに子会社を設け、銃器デザイナーのジョージ・チェルグレンに再設計を依頼し、[[セミオートマチック>セミオート]]オンリーの「KG-9((KG-9の名はデザイナーのジョージ・チェルグレン（George Kellgren）及び、カルロス・ガルシア（Carlos Garcia）から。))」として生まれ変わらせたのである。 当初発売されたKG-9は、元となった短機関銃そのままの[[オープンボルト]]方式で精度は悪かったが、それゆえに安価で、[[フルオート]]への改造が容易だった。そのため、ギャング団のドライブバイシューティングなど、凶悪犯罪で頻繁に使用されることとなってしまい、インターダイナミック社はアメリカ政府からの勧告を受けることとなる。 そこでインターダイナミック社はイントラテック社へと社名を変え、フルオート改造が不可能なように[[クローズドボルト]]で再設計した「KG-99」を開発。これを「TEC-9」として発売したが、1989年のカリフォルニア攻撃武器規制でTEC-9の販売と名前の使用が禁じられた為、「TEC-DC9」と改名してこれを回避する。 しかし、同銃はその安価さから犯罪者の使用が後をたたず、1994年に成立した[[AWB(連邦攻撃武器規制法)>AWB]]によってTEC-DC9という銃自体の製造販売が禁止されてしまう。AWBの制定も、1993年に起きたサンフランシスコ弁護士事務所乱射事件でTEC-DC9が使用されたことが契機となったのだから、いわば自らの首を絞めた格好になってしまったのである。 その後、イントラテック社は銃身の短縮などの改造を行なうことでより[[拳銃]]らしくしたAB-10(写真)を発売するが、業績は振るわず倒産に追い込まれることとなった。 なお、1999年に起きた[[コロンバイン高校銃乱射事件]]で犯人の少年二名のうち一人はAB-10を使用していた。とうとう最後まで『犯罪がらみ』の汚名を払拭しきれなかった、不運な銃である。 |登場作品|ジャンル|使用者|備考|h |CSIマイアミ-科学捜査班-|TVドラマ|マイアミ銀行襲撃グループ|第4シリーズ&br;『名前のない奴ら』に登場| |F.R.A.T./戦慄の武装警察|映画|レイフ・ディード|ステンレスモデル&br;自身の車のトランクに収納&br;未使用| |RECON 2020&br;-バイオ・モンスターズ侵略-|映画|アンドロイド|−| |[[アドレナリン]]|−|−|項目参照| |[[アルティメット]]|−|−|項目参照| |[[今そこにある危機]]|−|−|項目参照| |[[エル・マリアッチシリーズ]]|−|−|項目参照| |エレファント|映画|エリック|−| |[[エンド オブ エタニティ]]|−|−|項目参照| |[[オペレーションG.G.]]|−|−|項目参照| |[[カウボーイビバップ]]|−|−|項目参照| |[[カオス]]|−|−|項目参照| |ガリレイドンナ|アニメ|ルドガー・バーホーベン|第5話| |~|~|テオ・エッシャー|~| |[[グラインドハウス]]|−|−|項目参照| |[[グランド・セフト・オート・サンアンドレアス]]|−|−|項目参照| |[[グランド・セフト・オートシリーズ]]|−|−|項目参照| |[[グランド・セフト・オート・バイスシティ]]|−|−|項目参照| |[[グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ]]|−|−|項目参照| |[[グリーン・ホーネット]]|−|−|項目参照| |ゴースト・ハンターズ|映画|ジャック・バートン|KG9| |コップクラフト|小説|ナイアス・メイベル|TEC9&br;第3巻| |[[ザ・スピリット]]|−|−|項目参照| |[[ザ・タウン]]|−|−|項目参照| |[[ザ・ヒットマン!]]|−|−|項目参照| |サブウェイ123 -激突-|映画|ライダーの部下|地下鉄坑道内部での銃撃戦で使用| |シティ・オブ・ブラッド|映画|チャモロの手下|−| |重装警察|映画|ケイ|高速道路下での銃撃戦で使用| |[[シン・シティ]]|−|−|項目参照| |スマグラー|映画|丈|−| |デッドマン・ダウン|映画|ヴィクター|麻薬密売組織から奪う| |~|~|アルフォンス・ホイト|ラストの銃撃戦で使用| |~|~|麻薬密売組織構成員|−| |特捜ロボ・ジャンパーソン|特撮|暗殺ロボット&br;大崎の手下&br;ジェフ権藤の手下&br;ロボット刑務所の看守&br;ネオギルドのロボット&br;マヤ|−| |~|~|ギルブラッカー|鈍器としても使用| |~|~|ロイド&br;ブラボータウンのロボット&br;ブラボータウンの人間|−| |[[トレマーズ]]|−|−|項目参照| |[[ノーカントリー]]|−|−|項目参照| |[[バッドボーイズ]]|−|−|項目参照| |[[パニッシャー(2004年)>パニッシャー]]|−|−|項目参照| |[[バビロンA.D.]]|−|−|項目参照| |[[パリより愛をこめて]]|−|−|項目参照| |[[ハンニバル・レクター・シリーズ]]|−|−|項目参照| |フォーリング・ダウン|映画|D-フェンス|チンピラから強奪| |~|~|チンピラ|KG9| |[[ブラック・ラグーン>BLACK LAGOON]]|−|−|項目参照| |[[ブレイキング・バッド]]|−|−|項目参照| |[[ブレイドシリーズ]]|−|−|項目参照| |[[ボール・ブレット・ガン]]|−|−|項目参照| |ボビーZ|映画|ワテロの手下|夜の国境での銃撃戦で使用| |[[マスク]]|−|−|項目参照| |[[マチェーテ]]|−|−|項目参照| |[[ラスト・アクション・ヒーロー]]|−|−|項目参照| |[[リプレイスメント・キラー]]|−|−|項目参照| |[[レッド・ドーン>若き勇者たち]]|−|−|項目参照| |[[ロボコップ2>ロボコップ]]|−|−|項目参照| |[[ワイルダネス]]|−|−|項目参照| |[[ワイルド7]]|−|−|項目参照| #hr CENTER:このページの画像は[[Tactical Innovations Inc.>http://www.tacticalinc.com/]]および[[ENDOの部屋>http://www1.ocn.ne.jp/~avro504/]]から転載しています。 CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。 #hr ---- #pcomment
