#author("2023-09-15T16:50:49+09:00","default:user","user")
*アンビ(アンビデクストラス)/ Ambidextrous [#i1309714]
 射撃時に操作する部品が「銃の両側で操作可能」という意味の言葉。
 主にマガジンキャッチ、セーフティーレバー、[[デコッキング]]レバー、セレクターレバーなどに使われる言葉で「○○○(銃器名)のマガジンキャッチはアンビである」といった使い方をする。また、アンビのセーフティーレバーをアンビセーフティと言う。
 セーフティーレバー等がアンビである、すなわち両側から操作可能であると、同じ銃を右利きの射手と左利きの射手(または、右手で構えた時と左手で構えた時)どちらの場合でも違和感無く使用できる。
 具体的には[[スプリングフィールドXD]]のマガジンキャッチ、[[H&K MP7A1>HK MP7]]のセレクターレバー、MEUピストルなどのカスタム[[ガバメント>コルト ガバメント]]のセーフティーレバーがアンビである。
 アンビデクストラスの略。射撃時に操作する部品が「''銃の両側で操作可能''」という意味の言葉。
 主に[[セイフティ>安全装置]]レバー、セレクターレバー、[[デコッキング]]レバー、[[マガジンリリースボタン>マガジンキャッチ]]などに使われる言葉で「○○○(銃器名)のセイフティレバーはアンビである」といった使い方をする。特にアンビのセイフティレバーは“アンビセイフティ”とも呼ばれる。
 「ある部品をユーザーが左右に入れ替えできる」ケースも、広義のアンビ構造として捉えられる場合がある。

 代表例を挙げると、[[スプリングフィールドXD]]のマガジンリリースボタン、[[H&K MP7A1>短機関銃/HK MP7]]のセレクターレバーなどがアンビである。
 初登場時は非アンビだったシリーズにおいても、改修型ではアンビ化を行ったり([[ベレッタ 92SB>ベレッタ M92]]以降のセイフティレバーなど)、サードパーティからアンビ化カスタムパーツが販売される(民生型[[AR15>コルト AR15]]の各パーツなど)ことも多い。

 アンビ化された銃は、右手と左手どちらで構えても操作が変わらず、射手の利き腕を問わない。また、状況に応じた[[持ち替え>トランジション]]を行うことができる。
 人間は右利きが多いため、道具は基本的に右利きを想定して作られることになり、銃器も例外ではなかった。しかし90年代以降はそうした風潮に変化が生じ、新たに設計された銃器のほとんどがアンビ化を採り入れている。

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