*US M26 MASS(Modular Accessory Shotgun System) 【散弾銃】
#ref(US M26 MASS/XM26_2_highRes.jpg,center,nolink,450x212,M4A1に装着されたXM26)
|形態|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~アンダーバレル装着時|419mm|1.22kg|[[12ゲージ>ゲージ]]|5/10|アメリカ|
|~スタンドアローン|610mm([[銃床>ストック]]伸長せず)|1.90kg|~|~|~|

 アメリカ軍の主力突撃銃である[[M16>コルト AR15A2]]/[[M4>コルト M4]]シリーズのアンダーバレル・アタッチメントとして開発された[[ボルトアクション]][[散弾銃]]。
 試作時にはXM26 LSS(Lightweight Shotgun System)と呼ばれていたが、後にXナンバーが取れ、制式名称の「M26 MASS」となった。設計は[[ダットサイト]]の製造で有名なC-More社が担当したが、製造はVertu Corporation社が行っている。

 1990年代後半、[[アメリカ陸軍]]兵士戦闘研究所(Soldier Battle Laboratory)にはM16やM4のアンダーバレル部に軽量な武器を取り付け、特殊スラッグ弾を用いたドアブリーチやバックショット弾を用いた近接戦闘、催涙弾等の非殺傷弾の使用を可能にして兵士の能力を拡張するという構想があった。なお、このアイデアの元となった1980年代のオリジナル案からは[[レミントン M870]]を使用した[[ナイツ・アーマメント社>ナイツ・アーマメント・カンパニー]]のマスターキー・システムが誕生している。

 M26はこのマスターキーを基礎に発展させて設計された。弾倉は従来のチューブ式ではなく、着脱式のボックス型とされた。これは素早いリロードと弾種の変更を容易にするためである。排莢・次弾装填に用いるボルトハンドルは左右どちらにでも組替えができ、楽に操作できるよう比較的大きめに作られた。

 アンダーマウント用として開発された本銃だが、テレスコピックストックとピストルグリップ、[[ハンドガード]]のアタッチメントを装着すればM26のみ独立して運用できる。[[アイアンサイト>オープンサイト]]の類は備えていないが、本体上部は[[ピカティニーレール]]となっているので各種照準機器の取り付けも可能である。

 2003年に、アフガニスタンに展開したアメリカ軍兵士に少数配備され、その後2008年5月に陸軍が3万5000挺の導入を発表している。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[24 -TWENTY FOUR-]]|−|−|項目参照|
|[[アイアンマン]]|−|−|項目参照|
|[[ザ・ワン]]|−|−|項目参照|
|シュガーシスター1/2|小説|ユツキ|[[M4>コルト M4]]に装着|
|[[ターミネーター4>ターミネーター]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド 3]]|−|−|項目参照|
|[[レインボーシックス]]|−|−|項目参照|
|[[ワイルドスピード MEGA MAX>ワイルドスピード]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[Wikimedia Commons>http://commons.wikimedia.org/wiki/File:XM26_2_highRes.jpg]]から転載しています。
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