#author("2021-11-23T10:46:21+09:00","default:user","user")
*QCW-05【短機関銃】 [#h287d8e5]
#ref(qcw5.jpg,center,90%,nolink,qcw5)
//↑ウィキメディアコモンズからの引用でした。
//省略してしまい申し訳ありません。

|モデル|全長|重量|口径|装弾数|発射形式|発射速度|生産国|h
|~QCW-05 / QCQ-05|500mm|2.2kg|[[5.8mm×21>口径]]|50|S/F|400発/分|中国|
|~JS 9mm / CS/LS2|450mm|2.0kg|[[9mm×19>口径#AutoAmmo]]|20/30|~|~|~|

 中国人民解放軍(PLA)がそれまで使用していた79式微声冲鋒槍(消音短機関銃)や85式微声冲鋒槍を代替する目的で開発された[[短機関銃]]。2005年にPLAの次世代短機関銃として発表された。

 開発は[[中国南方工業集団公司]]が所有する建設工業(集団)公司(Jianshe Industries (Group) Corporation)及び人民解放陸軍第208研究所が行った。[[ブルパップ]]スタイルを採用し、ポリマー素材を多用した外観は突撃銃の[[QBZ-95>PRC QBZ-95]]に通ずるもので、作動方式は[[オープンボルト]]式の[[シンプル・ブローバック>ブローバック]]とされた。

 「05式微声冲鋒槍」という別名もあるが[[サプレッサー>減音器]]は内蔵式ではなく脱着可能となっている。もう一つのバリエーション「QCQ-05 (05式軽型冲鋒槍)」はサプレッサーが付属せず、弾薬にQCW-05用の5.8mm DCV05サブソニック弾に加えて[[QSZ-92-5.8>PRC QSZ-92]]用の5.8mm DAP92弾を使用できるようにしたものである。

 QCW-05/QCQ-05発表の1年後、2006年のミリポルでは警察機関・輸出向けの「JS 9mm(CS/LS2)」を出展した。その名の通り使用弾薬はポピュラーな[[9mmx19弾>口径]]に改められている。QCW-05では[[リアサイト>オープンサイト]]を兼ねた固定[[キャリングハンドル]]があるのに対し、このモデルでは上面を[[ピカティニーレール]]として光学照準器の装着を可能にしている。サプレッサーもQCW-05同様に使用できる。なお開発に[[NORINCO>中国北方工業公司]]は関わっていないが、JS 9mm(CS/LS2)の輸出には同社も関与している。

 PLAでは本銃の5.8mm×21仕様を特殊作戦部隊や偵察部隊は勿論のこと、通常は歩兵として戦闘を行わない車両搭乗員にも[[PDW]]として配備している。また、警察機関では9mm×19仕様が採用されているが、ブルパップゆえに左撃ちが不可能な事、サプレッサー装着時には銃声による威圧効果が損なわれる事、[[ボルトホールドオープン>スライドストップ]]機能が無い事((旧来の短機関銃にも共通する欠点ではある。))からあまり評価が優れないようで、開発元の建設工業ではコンベンショナルかつボルトホールドオープンを採用した新型のCS/LS7が開発され、中国軍や警察へ配備され始めている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[アーミー オブ ツー: The 40th Day>アーミー オブ ツー]]|−|−|項目参照|
|[[オペレーション・フラッシュポイント]]|−|−|項目参照|
|[[ケイン アンド リンチ2 ドッグ・デイズ>ケイン&リンチ#kanelync2]]|−|−|項目参照|
|[[ゴーストリコン フューチャーソルジャー]]|−|−|項目参照|
|[[荒野行動 -Knives Out-]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド 4]]|−|−|項目参照|
|[[マックス ペイン]]|−|−|項目参照|
|[[レインボーシックス]]|−|−|項目参照|

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CENTER:このページの画像は[[ウィキメディア・コモンズ>https://commons.wikimedia.org/wiki/File:QCW05_-_5.8mm_submachine_gun_20170919.jpg]]から転載しています。
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